文章に自信がもてないなら「編集者」に相談しよう。編集者の「原稿整理」は、より伝わり、より成果を出すための工程です。

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作家に締切の催促をしているイメージの強い編集者。
ですが、催促以外にも、いろんな仕事をしています。
例えば、「原稿整理」は、制作物の質と効果を左右する大事なお仕事です。

「原稿整理」は調理前の下ごしらえ

媒体の企画意図に沿って、著者やライターなどが書いた文章を整える工程です。

具体的には、以下のようなことを行います。

  • 分かりにくい部分はリライト
  • 不足部分を補う
  • 余分な情報をカット
  • 文法の間違いや誤字を正す
  • 事実確認

著者やライターが書いた文章が、買ってきたばかりのじゃがいもだとしましょう。

原稿整理は芽を取り除き、皮を向き、調理方法に合わせて切りそろえるようなイメージです。

ポイントは「企画意図に沿って」というところ。

文字量の調整は、主となる情報は何か、何を一番伝えたいかを意識して初めて可能になります。

分かりにくかったり、曖昧だったりする箇所は、理由とともに指摘しないと修正できません。

編集者のスキルや個性が現れる工程です。それだけに面白いといえますね!

おばけと完全原稿は見たことがない?!

「完全原稿で渡しますから」

とお客さまから言われることが時々あります。

「完全原稿」とは、そのままデザイナーに渡してレイアウトできる状態の原稿です。

「自分の原稿は完全原稿なので、原稿整理や校正は、必要ありません(その分、値引きしてね)」と。

しかし、失礼ながら、この言葉ほどあてにならないものはありません(失礼!)。

大抵の場合、お客さまが書かれた原稿は、そのまま使えず、原稿整理の必要があります。

プロのライターの原稿でも、原稿整理を施すことを考えれば、当然といえば当然ですよね。

それだけ、一人で書いた文章は、独りよがりだということです。(私は、自分が書いた文章を原稿整理なしにブログにアップすることに対して、当初は猛烈な抵抗感がありました)

制作物の企画意図にあわせた原稿整理

例えば、先日は、とある小学校の広報誌の原稿をお預かりしました。

原稿を読ませていただき、こんな感じで原稿を整えていきます。

表記の統一なら例えば……

  • 「こどもたち」は「子ども」か「子供」か「達」か「たち」か
  • 「YouTuber」「ユーチューバー」どちら(「将来の夢」のコーナーです<笑>)?
  • 姓と名の間は、一字開ける
  • 数字の表記は、漢数字、アラビア数字のどちらか。漢字なら「百二十九」か「一ニ九」か。アラビア数字なら全角or半角は?
  • 副詞をひらがなに
  • ワードで自動的に入っていた番号は、テキストに置き換え
  • 6年生が書いた文章で、6年までに習う漢字が使われているか(参考:文部科学省 学年別漢字配当表 

などなど。

誤字脱字のチェックは……

  • 人名の間違い
  • 写真の説明が写真と適合しているか
  • 用語の抜け
  • 「」の位置のずれ
  • コミニュケーション→コミュニケーション
  • 指示の間違い
  • 役物(記述記号)の使い方
  • 文法的な間違い
  • ら抜き言葉
  • 句読点の位置、抜け

などなど。

また、広報誌に記載するにあたり、「大丈夫?」と思われる表現に疑問だししたり、極端にわかりづらい文章があれば指摘して、情報を追加することもあります。

そのほか、文章が入り切らない場合は、文字数合わせのために冗長な部分をカットしたり、表現を変えたりします。

編集者の原稿整理でより伝わりやすい広報ツールを

「日本語は誰でも書ける」とおっしゃる方は多いことでしょう。確かにそのとおりです。

ただし、「文法的に正しく、正確な内容を、分かりやすく、狙いに合わせて書ける」となると、誰でもというわけにはいかないのではないでしょうか。

そんなところをチェックするプロが編集者です。

もしも、ご自身の文章や広報ツールに対して

「これで恥ずかしくないのか、ちょっと自信がない」

とか

「部下が作る広報誌のチェックのポイントを教えてほしい」

という場合は、フリーランス編集者や編集プロダクションに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

より、伝わりやすく、効果の出やすい、広報ツールが完成しますよ!

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