12年前に読んだ本を読み返し、理解の深まりと自分の方向性を確認。『ノマドライフ』(2012年・本田直之著)【読書レビュー】

目次

12年前にも読んだライフスタイル本

今回ご紹介する本はこちらです。

著者の本田直之さんは実業家で、レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長。
ハワイ、東京に拠点を構え、ハワイ、東京だけでなく、日本の地方やヨーロッパ、オセアニア、アジア等の国々を旅しながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送っている方です。

私が調子が不安定な夫のケアと未就学児の世話をしながら、正社員編集者として仕事にも打ち込みてんてこまいだったころ、少しの労力で最大の成果を出そうという「レバレッジシリーズ」を読んで感銘を受けました。

本田さんのたくさんの著書は以下からごらんいただけます。

本田さんはトライアスリートでもあり、「こんなに大きな仕事をする人にも、トライアスロンをする時間があるなら、私にもきっとできるはず!」と、トレーニング時間の捻出の原動力になりました。

今回手にした『ノマドライフ』は2012年の発行です。当時私は、在宅勤務・フレックスOKの会社員で、他社の方々に比べれば場所と時間に自由な働き方をしていましたが、コロナ後の今と違ってこの働き方はとても珍しいものでした。

そんなときに読んだ同書。12年前の本なので、テクノロジーの部分には「ガラケーをやめてスマホにしよう」のように古い記述もありますが、考え方自体は今見ても参考になります。それどころか、今読んでも一歩先を行っています。

本田さんの先見性はほかの書籍でも感じられます。こちらも当時はすごく斬新でした。

2009年発刊。「100年に1度の大不況に常識も過去の成功体験もリセットされた。今こそ無名の個人に開かれた最大のチャンスだ」という前提で書かれたこの本の内容は、コロナや風の時代と言われる今にも通用します。

『ノマドライフ』を読み返してみて、今から思えば12年前に理解できていなかった部分が、今は理解できるところが増え、今の自分の立ち位置に自信を持つことができました。

セルフメディアをもち自分ブランドを強化する

まず「ノマドライフ」とは何か。本田さんは以下のように定義します。

仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2か所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性を向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。

6P

一般的な勤め人にとっては、なんのこっちゃと現実離れしているかもしれません。

しかし、20年前から在宅コピーライターをしていて家族の転勤でも同じように仕事を続けたり、地元Uターン後もサラリーマンながら在宅勤務や直行直帰、カフェやコワーキングなどでの仕事などを普通にしていた私にとっては、自分の先をいく、すごく自由でかっこいいスタイルに見えたものです。

私も今モットーとしている「仕事と遊びの垣根をなくす」というのも、「時間の効率を最大限に高める方法」として本田さんが提唱されていたことです。

今、読み返して、ああ、このころからこんなことをおっしゃっていたか……と特に感服したのは、情報発信について部分です。

ノマドライフを実践していると、つながるひとたちと「あまり会っていなくても、なんとなく知っている感」が必要。

そのためには、「セルフメディアで意味のある発信をして、自分というブランドを強化する」ことが必要といっています。

これ、今まさに注目されているセルフブランディングであり、私がサポートしているオウンドメディア(自社媒体)による情報発信のことです。

SNSについても「セルフメディアである」という認識で意味ある発信をしようという提案も今に通じます。

ノマドライフにいたる6つのフェーズ

本田さんは冒頭で、ノマドライフには6つのフェーズがあることを示しています。それは以下のとおりです。

第1フェーズ「べースをつくる時期」

社会に出て5年程度。何かに集中して、ベースとなる仕事のノウハウを学ぶ。

私の場合
新聞記者、コピーライター、WEBサイト編集、紙媒体編集、雑誌・書籍編集編集、自分史・社史などオウンドメディア編集など編集者として技術をつけた時期。子育てとも並行したので、本田さん5年に対して、私は15年くらいかかりました。

第2フェーズ「方向性を模索する時期」

サラリーマンをしつつ、どこを目指そうか模索した時期。ビジネスの種をまく時期。3年

私の場合
育児情報誌の編集長にもなりお会いする人の幅と視野が広がった。コーチングを学んだり、トライアスロンを再開したりと、仕事以外の知識や人づきあいも増加。この本を初めて読んだのはこの時期ですね。

第3フェーズ「未来につながる実績を残す時期」

身に付けたさまざまなスキルを実践、構築し、濃密に働く時期。5年

私の場合
家族の健康状態悪化や子供の不登校など問題に対応するなか、独立・会社設立。家族対応のための勉強、会社運営にまつわる知識が一気に増えた。お仕事の依頼も増加し、寝る時間がとれない「ひとりブラック」も経験。サービスメニューや価格設定を見直し、ブランディングを強化することでワークスタイルを改善した。9年くらいかかってます

第4フェーズ「転換期」

新たなライフスタイルをブラッシュアップして作っていく時期。本田さんの場合、拠点をハワイと東京のふたつにするディアルライフのリサーチや趣味のワインを再開した。2年

私の場合
子供たちの独立と子育て終了に向けて、海老江にシェアハウスの準備をスタート。トライアスロン関係の情報発信やイベントにも取り組もうと、海老江・七尾の2拠点活動に向かっています。(そんな矢先の能登半島地震)
また、オーストラリアのライフスタイルにも興味を持っており、大好きなビールに関する勉強したいと考えていました。私は今、ここですね。

第5フェーズ「実践期」

デュアルライフ(2拠点生活)で働き方、暮らし方のノウハウが蓄積。ノマドライフへ移行。本の執筆(まさにどこでもできますね)に取り組まれたのもこの時期です。5年

私の場合
今年まはまさに、この段階に進む予定。富山(海老江)と石川(七尾)をベースに、得た知見をお伝えします!

第6フェーズ「シェアの時期」

ノマドライフを増やす仲間を増やす時期。同じようなライフスタイルを目指す人をサポートしていくとのこと。本田さんは2012年以降をこの時期に位置づけ

私の場合
再現性の高いノウハウや思考&行動法としてまとめ、こうした活動もゆくゆくは!

自分らしい働き方、暮らし方を追求

12年前には自分に置き換えることが少し難しく感じながら読んだ本でしたが、今回は今の自分に合っていると感じながら読み進めました。

あらためてそうだよなあと共感したフレーズには以下のようなものがあります。

  • 自分の力をまずつけて選ばれる人になる。そのうえで、個と個、個と企業で、依存も拘束もなくゆるくコラボレーションしていく
  • 仕事と遊びの垣根をなくす
  • お金があるだけでは、ノマドライフは実現しない
  • クレジットカードを徹底活用
  • 所有物を半分にする。さらに、引っ越す
  • 移動(旅)を増やす
  • 拘束される時間をできるだけつくらない
  • 思考の柔軟性を高める
  • 自由を楽しむために、効率化すべきところは効率化
  • 世代の違う人と付き合う
  • 趣味など言葉以外の共通言語をもつ
  • 自己ブランド強化のためのセルフメディアをもつ

今までも意識していましたが、改めてこれでいいんだと自信がつきました。

特に今回、印象に残ったのはこの言葉。

  • 不安は受け入れる。そのうえで不安に支配されないために行動する

私も不安になることがあり、その不安に押しつぶされそうになったこともあります。

しかし、本田さんくらい活躍していても不安は感じるのなら、不安はどうしたってなくならない、付き合うべき仲間のようなものなのかもしれません。

最後に本田さんは、ノマドライフを以下のようにもう一度まとめています。

いつも自由で、とらわれず、何にも依存せず、慣れ合わない心のあり方。仕事と遊びの区別をつけず、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになる人生。

172P

安定しているか?というと不安定ですが、そもそも人生に「安定」なんてないわけで。

どこにいても不安で不安定なら、自分らしく楽しく、クリエイティブな人生がいいと思います。私も精進します!

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