スタートからゴールまで・2022佐渡国際トライアスロン大会Bタイプ参戦レポート3 バトルの避け方・補給食の取り方・ボトルのキャッチの仕方など

2022年9月4日(日)に新潟県佐渡市で開催された佐渡国際トライアスロン大会のBタイプに参加しました。参戦レポートを数回に分けてご紹介します。3回目はスタートからゴールまで!

従来のコースについては2018年レポートをご覧ください。

目次

スイムは「腰抜き」でバトルを乗り切る!

佐渡国際トライアスロンタイプBは、7:30に参加者800人で一斉にスイムスタートします。

スタート前には予想タイムの早いごとに前に並ぶよう案内がありました。「~40分」「40~50分」「50分~」だったと思います。

私は前回スイムのタイムは、51分54秒。しかし、今回は前回より上達している自信があります。「40~50分」の列にそっと並びました。

前回すごく泳ぎやすかったのでスイムは安心していたのですが、意外なことに今回はそれなりにバトルがありました。

「バトル」とは、混雑して泳ぐ中、「近くの選手の腕でガンガン叩かれる」「蹴られる」「脚をつかまれる」といったことが起こることです。

意外だったのは、私が周囲より速かったことです。前回のように追い抜かれるばかりではなく、私が追い抜きたい感じの速度です。

そのため、追い抜きたのに追い抜けない。ぶつかられるから空いている場所に移りたい……こんなストレスがありました。

こんなことを考えていると、気持ちは落ち着きませんし、体力もの無駄に消耗します。

しかーし、今回は海練習のときに、秘技を練習しておきました。それは、「腰抜き」という技術です。

正しい「腰抜き」とそれをできるようになっておく意義については、こちらの投稿をご覧ください。

混み合った場所を抜けたり、技術の低い人や進行方向がおかしな人から離れたりするのにとても有効です。

今回はこの投稿を参考に、仲間と練習をしてのぞみました。2kmの間に4回、腰抜きを使いました。すっごい楽ちんでした!

また800人のスイムは、相変わらず水流で流れるプール状態。ライフセーバーさんの間隔も近く、安心して泳ぐことができました。

その結果、スイムのタイムは、44分10秒。前回より8分くらい速くなりました! 完走者約750人中、326位(前回564位)でした。

スイムはやっぱり上達していました。次回はもう少し前からスタートしようと思います!

トランジッションは要改善余地たっぷり

海から上がるとこのゲートをくぐり、トランジッションへ向かいます。

1回めのスイムからバイクトランジッション「T1」と6分46秒。

2回目バイクからランは手元の時計で7分11秒でした。

実は目標タイムを5分オーバーしてゴールしたので、終わってタイムを見てからトランジッションで2分半ずつ縮めておけばよかった~と後悔しました……こちらも練習します。

では、次は苦手意識の強いバイクパートです!

バイクは去年より速くなりました!

バイクはルールを守りましょう

バイクは佐渡島の下半分をぐるりと回る108kmです。

バイクも前回よりはまともに練習していますし、バイクのポジションも見直しました。

この日は晴天で、海は青く透き通っていてほんとうにきれいです。

ただし、私のバイクは遅い。速そう(=高そう)なバイクの方にどんどん抜かれていきます。

バイクパートでちょっと嫌なのは、私くらいの遅さ(初心者なのでしょうか?)のあたりは特に、ルールを知らない?人が多いことです。

キープレフトが基本。ドラフティングは禁止っていってるじゃん!

ということが何度かありました。

それと、コースに自動車が走っているため、危ない!とドキドキするシーンもいくつかありました。

道路を完全閉鎖してあるわけではありません。強引な走行で事故を起こさないようくれぐれも気をつけましょう。

バイクは補給食の計画もポイント!

今回は補給食のエイドで提供される食べ物がおにぎりだけと伺っていました。それもラップで個包装。食べるときのタイムロスもきになりました。

私は運動中に固形物をとるのが苦手なこともあり、明治のピットインゼリーを持っていきました。

バイク中の補給食とドリンクのもと

これをボトルに詰め替えて、背中のポケットにいれておきました。

150mlのボトルに3本のジェルが入ります。

消化や水分吸収のスピードに合わせた補給で胃腸の負担を最小限に

人間の消化吸収機能は、1時間あたり120~240kcalと言われています。

がつがつたくさん食べても吸収されないわりに、胃腸に血流が向かい負担がかかり、パフォーマンス低下に繋がります。

このバランスを気にして、エネルギーを補給します。

ピットインジェルは1本170kcalなので、これを1時間ごとに1本分とる作戦にしました。

また水分は、熱中症対策にはハイポトニック(低浸透圧)が有効ということで、自分で用意したのはハイポトニックのヴァームウォーターです。

エイドではスポーツドリンクはアイソトニック(高浸透圧)のアクエリアスだったので、バイクに2本つけられるボトルのうち1本は水をもらって、甘くて飲みづらいときは薄めつつ飲むようにしていました。

この水は途中から痛んできた腰を冷やすためにも役立ちました。

15 分おきに200ml を目安にとると、1時間で800ml。だいたいこのくらいで水分をとると、体温の上昇と脱水を防ぐことができます。

つまり、1時間おきにジェルを飲み、15分おきに水分を飲みます。

さらにヘルニア対策で医師からいわれている「同じ姿勢は30分まで」に対応するため、30分おきにはハンドルの持つ場所を変えたり、周りに人がいないことを確認して手放し運転で腰を伸ばしたり。

その間にコースの変化に対応したり、坂上りでヒーヒー言ったり、一般の自動車にヒヤヒヤしたり、沿道の応援に手を振り返したり……時間の長いバイクパートですが、私はけっこう忙しく過ごしています。

ボトルのもらいかた

エイドで水分をいただくときの方法をご紹介します。エイドでは水分を満たしたバイクボトルを手渡してもらえます。

まず、エイドの手前にはボトルを投げ捨てるかごがあります。ここに前のボトルを投げて捨てます。

そして、エイドの前のほうにいる大人のスタッフに「アクエリください!」などと知らせます。※今年は水、アクエリアス、コーラから選べました。

するとその方がマイクで、後方のボランティアスタッフに「アクエリ!」と希望の飲み物を知らせます。

で、私にボランティアさんがアクエリのボトルを渡してくれる仕組みです。

注意点はまず、かごの前で止まらないこと。

私がボトルを投げようとしたら、バイクをかごの前で止めて、ボトルを外し始めた方がいました。投げたボトルが当たるかとヒヤヒヤしました。

また、他の選手に向かって出してくれたドリンクを取らないようにしましょう。

私に出してくれたドリンクを、別の選手がすっと前に入って取っていかれたことがあり、その先で止まって取り直しました。ぷんぷん。

バイクは45分の短縮!

というわけで、そんなこんなコトをしているうちに、ゴールとなりました!

なお、バイクのタイムは4時間32分49秒。昨年は5時間16分59秒でしたから45分くらい短縮です!

順位は484位(前回は660位)です。通過順はスイム終了時326位から476位。150人も抜かれてしまいました。 

スイムとランの順位を考えると、バイクも330位くらいになりたいなあと感じます。今回バイク330位の方は、4時間10分くらいでした。あと25分~!

バイクは速そう(=高そう)なバイクでビュンビュン進んでいく人が多くて、練習不足とともに機材の差も感じるパートです。

ランは心拍数を管理してラストを上げる!

ランコースは周回に変更

ランはコースが変更となりました。

7キロの周回を3周(ロングは6周)します。周回を忘れないか不安でしたが、1周ごとに色違いの輪ゴムを渡される工夫がされていました。

周回コースのいいところは、ロングを含め、一緒に参加した仲間やバイク中に言葉を交わした方々と何度も顔をあわせ、励ましあえることです。

デメリットは、自分が抜いた人が前の人で順位が上がったのか周回遅れの方を抜いただけで順位に影響していないのか、自分の位置がよくわからないことです。

また今回の海岸沿いのコースは日陰がなくて日干し状態なのがきつかった。

カンカン照りで暑く、吸水エイドは途中紙コップが品切れになり、手皿で飲む場面もありました。※私は前のエイドでもらった紙コップをウェアのポケットに入れて、コップで飲んでいました。

また、氷やスポンジの配布がなく、熱中症の危険は走り始めから感じました。実際、救急車や路肩に倒れた人を何回か見ました。

沿道の住民の方が私設のシャワーコーナーを作られたり、頭に水をかけてくださったり。あれがなかったら、熱中症になっていたかもしれません。

熱中症予防に休みをしっかり。後半型の走りを目指す

さて、そんな私の走り始め。6分30秒/kmとゆっくり入りましたが、心拍数が170bom近くまで上がって下がりません。私は150bpmくらいでラスト5kmくらいまで走るつもりでしたが、心拍数がちっとも下がらない。

ちなみに、150bpmは私が有酸素運動でいける最大の心拍数の少し上くらい。このくらいの強度なら、理論上はいわゆる「つぶれる」状態にならないはずなんです。

心拍数が下がらないのは熱中症の兆候のひとつ。おまけに頭痛とめまいがします。バイク終盤から感じていた手のしびれがおさまりません。

これまで熱中症になったことがないのが自慢でしたが、これは危ないのではないかい???

そこでスピードは7分30秒/kmほどに下げました。それでも心拍数は高いまま。そこで、普段はエイドで止まらないのですが、止まれば心拍数が下がるのを確認して、150bpm程度に落ち着くまでエイドで止まって水分を取ったり、頭に水をかけたりして落ち着くことことにしました。

ただ、ランナーとしては後半にスピードを上げる後半型の走りで笑顔でゴールしたい。ラスト3kmは「3000m1本」と捉え、すたこらすたこらペースを上げました。

結果、スピードとこんな感じに。最後、心拍数がバク上がりですね笑

ラストは、普段のラン練習の目安タイムとしている5分30秒~4分50分/kmくらいでした。

ほんとうは最初からこのペースで走りたかったのですが、このスピードで21km走ったら倒れていただろうなあ…と思います。※上位入賞者の中にはゴールしたまま倒れ、救急車で病院行き…という方もいたそうです。

そしてゴールシーンがこちらです! 幸せ~!

※大会申込時に書いたコメントが長すぎましたね笑 次回はもっと短く書きます

ランは2時間41分17秒。ヘルニアの足麻痺の影響が大きいランは前回(2時間40分15秒)より遅かったのは予想の範疇です。

ランの順位は346位。通過順はバイク終了時の457位から55人の方を抜いて最終ゴールで402位なりました。

ランで順位を上げることはできましたが、やはりバイクの遅れを挽回するにはいたりませんでした。いつものパターンですわ。

また、総合タイムは8時間05分02秒。目標としていた「7時間台」に5分届かず涙。

女性参加者の中では71位。 45-49歳女性の中では14位でした。

ちなみに、前回2018年は8時間49分08秒で、女子94位、40-44女子10位でした。

年齢を4つ重ねてカラダは老化し、昨年はヘルニア手術後のブランクもあります。

しかし、総合タイムで44分ほど速くなりました!

トライアスロンってほんとうに奥が深くて面白いものだとつくづく感じます。

一緒に練習してくれた方、あれこれ教えてくれた方、ほんとうにありがとうございます!!

仲間たちのゴールシーン

今回は富山のトライアスロンサークル「富山毒キノコ連合」の仲間3人で参加しました。

こちらは、私にオープンウォータースイムのコツを教えて、海への恐れを取り除いてくれた黒澤コーチのゴールシーン。

今もスイムのタイム向上中とのこと。私も60歳でこのくらい動けたい!と感じる憧れの存在です!

私は黒澤コーチの40分後にゴール。一緒にモニターと速報を見守りながら、もうひとりの毒キノコでありタイプAに初参加のイエロー先生のゴールを待ちました。

あ、私は持参したこちらをさっそく楽しみながらです。

イエロー先生は、私のようなバイクが苦手の怖いの言ってるメンバー対象に、練習会を度々開いてくださります。おかげでバイクへの恐怖がだいぶ改善しました。

そんなイエロー先生は、日本最長のロング初挑戦。

「今年は完走できれば十分」「島内1周観光のつもりでのんびり行く」とかおっしゃってましたが、蓋をあればタイプAエントリー約1000人中38位! 

「テスト勉強してないよー」とか「マラソン大会、一緒にゆっくり走ろうね」とか言ってて、上位をとる同級生みたいです笑。

毒キノコ3本揃ったところで記念撮影!

アタシだけタオル裏返しやった……

前回2018年は練習会などにも参加しておらず、自律神経失調症から回復途中で練習もあまりできていない中のソロ参加でした。「自分にはまだ生きる力がある」ことを確認したくて、出場しまうした。

それに比べて今回は、それなりに練習をして、楽しい仲間たちとの参加です。終わってからは部屋飲みの打ち上げもしました。

こんな日がくるなんて4年前は想像できていませんでした。そんな意味でも、感慨深い大会となりました。

そして、相変わらず佐渡の自然は美しく、街の方はトライアスリートに親切。運営はスムーズ、沿道の応援は温かく、とても楽しい大会でした! ありがとうございます。

翌日は朝焼けとともに佐渡を離れました(この便しかチケットがとれなかった涙)が、次回は佐渡観光も楽しみたいと思います。

佐渡のみなさん、大会関係者のみなさん、ほんとうにありがとうございます! 次回はAに出たい!という新たな野望も生まれました。また来ますね!

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