生理2日目でもハーフマラソンは完走。その対策と感想

2018年4月22日、ハーフマラソンの大会に参加してきました。私はここのところ、大会と生理が重なることが多く、今回も大会前日から生理が始まってしまいました。生理でも走りたい!ということで、いろいろ対策してみました。

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久しぶりにハーフマラソンに挑戦

先日、第38回魚津しんきろうマラソンでハーフマラソンを走りました。

私にとっては、久しぶりのハーフマラソン。昨年は、トライアスロンのショートディスタンスを中心に大会に参加していました。

大会で10キロ以上の距離を走るのは、2016年5月の第33回黒部名水マラソンでフルマラソンを走って以来のことでした。

 

私は健康のため、トレーニング時間を1日30分程はなるべく取るようにしています。それ以上の時間は、家事・育児と仕事が優先です。

そのため、長時間走り込むことはあまりなく、ハーフマラソンを走るには、練習不足であることは感じておりました。

おまけに今年は、正月に膝を傷めてしまいました。ジョギングを再開したのはひつ月前ほどのこと。

ますます走り込みが足りません。

とはいえ、速く走ろうとするから辛くなるのです。ゆっくり走れば、LSD(ゆっくり早く長く走る練習)にもなろうと参加することにしました。

かなり不安なコンディション

ところが!

その大会前日に、生理が始まってしまいました。つまり、大会当日はいわゆる「2日目」というやつです。

  • 久しぶりのハーフマラソン
  • 練習不足
  • 膝痛
  • 生理2日目

さらには、以下のようなマイナス条件もありました。

  • 前日はちょっと気にはる夕食会
  • 前夜はお祭りで真夜中に獅子舞が来訪(=睡眠不足)

とコンディションはあまりよくない状態です。

でも、走ると決めたら、楽しんできましょう!と前向きに会場に向かうことにしました。

長距離ランニングの生理対策

いろいろある不調のうち、走る前に対策できるのは、生理くらいです。

今回は、以下のような対策をとりました。

タンポン

ナプキンだけでは、持ち時間が短い。そこでタンポンとナプキンの併用です。長時間用や多い時用にしました。

8時間くらい入れていても大丈夫とのことなので、ハーフやフルマラソンなら、レース中に変えなくても時間的にはOKなはずです。

ナプキン

タンポンは「もれない!」という宣伝文句ですが、私、もれると思います。そこで、ナプキンと併用で使っています。

走るときは量が心配でも、お尻がごわつく夜用はオススメできません。薄手の普通用が走りやすいと思います。

生理用ショーツ

ナプキンがずれたり、ずれて擦れたりしないよう、ランニングタイツの下は生理用ショーツを履きました。ピチっとフィットしつつ、苦しくはないものを。

摩擦防止ジェル

摩擦しやすい部分にワセリンを塗るのは、マラソンランナーにはよく知られています。

生理中の場合、

  • ナプキンの端が腿の付け根と擦れる
  • 外陰部とナプキン表面が擦れる
  • タンポンの紐が外陰部や肛門と擦れる

といったトラブルが出やすいようです。

実は私、今回はワセリンを持参するのをうっかり忘れてしまいました。どうしようかと思ったら、会場の売店で摩擦防止ジェルを発見しました!

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「ガーニーグー」というこの商品を見たのは初めて。価格はワセリンに比べると少し高めです。

成分表示を見ると、英語で「ワセリン」「蜜ろう」「ティーツリーオイル」などとありました。外国のナチュラル系商品だろうと判断し、こちらを使うことにしました。

トイレの個室内で、走る最中に擦れそうな部分に塗っておきました。使用感、香りは気になりません。

タイツ、生理用ショーツもあったおかげか、摩擦については走っている間もまったく問題はありませんでした。(それより膝が痛かった)

痛み止めの薬

痛み止めは、生理痛対策ではなく、走っている間の足の痛みを緩和するために持参する方も多いようです。

個人的には、競技中に飲むことを考慮しちていない市販薬を、走りながら飲むことには不安があります。なので、積極的にオススメはしません。

ただ、生理2日目ということで、どうしても我慢できないときのお守り代わりに持っていきました。

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ただ、痛み止めは薬によっては、ドーピングにひっかかることもあります。気にする方、気にしないといけない状況の方は、成分を確認して、問題ないものを使いましょう。

ウエストポーチに生理用品

走っている最中にナプキンを交えたくなったとき、交換場所はトイレしかありません。

以前は途中にトイレがなく苦労しましたが、最近は「マナーアップ」の旗のもと、コース途中にトイレが設置されているレースが多くなりました。

立ち小便が問題になっていたんでしょうが、おかげで生理中でもナプキンの交換場所に困ることが減ったのはめでたい限りです。

今回のレースでも3か所のトイレがあり、途中のコンビニでトイレに寄る人の姿も見かけました。

私は今回、普段から使っているランニング用ウエストポーチに、ナプキンとタンポンを1つずつ入れて走りました。

ただ、レース中、量が多い感覚がなかったので、ナプキン交換のためにトイレに寄ることはありませんでした。

なお、レースのときのタイツや短パンは、漏れても目立たないよう、黒がオススメです。

心拍数もチェックしよう

これらの対策で気持ちよく走れれるよいと思いますが、キツイなら無理しないことも大切です。

この大会が開催された4月22日は最高気温24度。体感はもっと高く、私の腕時計の気温測定では30度を指していました。

走っている最中も大変暑くて、熱中症が心配される天候です。

実際のところ暑かったようで、走っている最中に倒れた方を5人は目にしました。救急車の音も聴きました。

体調のよい人でもコレですから、生理中で体調が悪い人が無理すると、自分の身の危険はもちろん、周りにも迷惑をかけてしまうかもしれません。

私も、心拍数がいつもよりバクバク。心拍数は気温が高くなると上がりやすくなります。

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ゆっくりとペースをキープしているつもりが、すぐに心拍数が上がってしまいます。心拍数が上がるということは、バテやすくなるということでもあります。

キツすぎると感じたら、「勇気あるリタイア」という選択肢も覚えておいてくださいね。

生理の日をずらすならピル

今回はLSD代わりにゆっくり走ろうと考えていたので、生理中でもまあしょうがない、辛かったらリタイアしよう、という軽い気持ちでした。

でも、これが特別な大会だったら、そんなふうにはとても考えられないと思います。

秋には、初めてトライする長い距離の大会にエントリーしています。競技時間は7時間とかそんな感じかと思われます。

これだけ競技時間が長いと、練習は1日30分といわず、時間を無理やりつくらないといけません。

そうやって望んだ大会に生理がぶつかるのは絶対イヤです。うーむ、悩ましい。

ピルを使って生理日をずらす方法は試したことがないので、こちらも試してみたいと考えています。

 

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