先週末は、私が住む富山県でも、桜がだいぶ見頃となりました。私も花見に出かけることにしました。なにかやるときは、二つ以上の効果や楽しみがないかを考えるようにしています。
【射水市の食事処「サンキュー」で一休み】
自転車のトレーニングを兼ねた花見
そこで、今回は、花見に「自転車のトレーニング」をプラスしてみました。
我が家を出発して、里山の中をアップダウンしながら走るコースを選んで、途中の花々を楽しみながらトレーニングしようというもくろみです。
このもくろみは大正解。途中、梅や水仙、桜やこぶしや木蓮など、たくさんの花々を見ることができました。
また、思いがけず雪にも遭遇しました。まだ山の上は溶け切っていないのですね。
牛岳温泉スキー場の人工雪ゲレンデの雪もまだまだ。
自転車に乗ったのは3時間ほどです。この3時間で得た効果と楽しみには、以下のようなものがありあます。
- トレーニングによる身体機能アップ
- 同じくシェイプアップ効果
- 運動によるスッキリ感
- キレイなお花を眺める楽しみ
- 家族と離れてひとりになる解放感
- 途中、立ち寄ったお店で、美味しいものを飲食
- 家族でドライブするときの飲食店の下見(サンキューのとんかつやふれあい青空市「やまだの案山子」の手打ち蕎麦が気になりました)
いくつかの効果を狙うときのキーワードとして、私が意識している単語に
「かつ」
「ながら」
「ついで」
があります。
「かつ」「ながら」「ついで」の意味
言葉の意味をおさらいしておきましょう。
「かつ(且つ)」
「かつ」は副詞または接続詞として使われます。
副詞としては、「…かつ…」または「かつ…かつ…」の形で、二つの行為や事柄が並行して行われることを表します。
また、接続詞としては、ある事柄に他の事柄が加わることを表します。
「ながら(乍ら)」
接続助詞として、二つの動作・状態が並行して行われる意を表します。
「ついで(序で)」
こちらは名詞です。「あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会」を指します。
「かつ」「ながら」「ついで」の理由
「やりたいことがある(または、何もやらない時間をつくりたい)」という場合、なんとか時間をやりくりして、それを実行する時間を確保しなければ不可能です。
私自身、母親業と仕事の両立を考えたときには、「やらなきゃいけない」「やりたい」「時間がない」の無限ループに苦心してきました。
それ以外にも、ランニングやトライアスロンのトレーニングは健康づくりのために必須の時間だと考えています。
見聞を広めるために、読書や映画鑑賞、旅をしたり、人と語らう時間がほしい。家族や友人との時間も持ちたい。
DIY、料理やお菓子作りも、お金で代えられない経験です。まだできていないけれど、茶道や華道、着付けも身に付けたい。海外で暮らしてみたい……など夢があります。
というわけで、時間の使い方には、今なお試行錯誤を繰り返しています。
そのなかでうまくいっていると感じるのが、「かつ」「ながら」「ついで」なのでした。
「かつ」「ながら」「ついで」にできること
では、「かつ」「ながら」「ついで」に、できることには、どんなことがあるでしょうか。
「同時にやると、どれも中途半端になる」
「自分はシングルタスク人間だからひとつのことしかできない」
というご意見もあるでしょう。
私も、
「歌を歌い『ながら』計算をする」
のような頭を2方向に使うような同時進行は苦手です。
しかし、ふたつのことの組み合わせには、「同時にやっている」と意識せずにできることもあります。
例えば、
「自分の見聞を広げる『かつ』娘たちに未経験のことを体験させる」
は、自分の興味があるところに子どもも連れていけばいいので、実行の最中にふたつを同時に行うような意識はさほどいりません。
そのほかにも仕事をお引き受けするなら
「仕事としてお金をいただき『ながら』自分のスキルも上がる」
のだと一石二鳥です。
プライベートでも、
「子供と遊ぶ『ついでに』体力づくりとシェイプアップのトレーニング」
と考え、積極的に身体を動かすことに付き合えば、子供は喜び「かつ」自分はスリムになれて一挙両得ですね。
「漫画を読み『ながら』歴史や文学の勉強をする」
は、『三国志』や『あさきゆめみし』で経験済みという方も多いことでしょう。
三国志 (新書版) 全60巻 (希望コミックス)
あさきゆめみし 漫画文庫 全7巻 完結セット (講談社漫画文庫)
「かつ」「ながら」「ついで」実践例
私の場合は、どんなことをしているかしら……と改めて思い返してみました。
行動面では……
- 仕事に役立ち「かつ」好奇心を満たす情報収集
- お風呂に入り「ながら」読書
- 自動車で移動し「ながら」オーディオブックや講座音声を聴く
- 子供と一緒にテレビを見「ながら」自重トレーニングやストレッチ
- おしゃべりし「ながら」LSD(ゆっくり長く走る)
- 麺を茹でた「ついで」に小松菜も茹でる
などなど。こういうのはたくさんありますね。
人と過ごす時間は、
- 友人「かつ」仕事仲間でもある関係
- 姉妹「かつ」相談相手な関係
だと、同じ時間も濃くなったり……
小さいことなら……
- 立った「ついで」に机の上のコップを流しへ運ぶ
ようなことだって、チリもつもれば山となります。
1日24時間を濃密に。やりたいことを実行しよう
1日は、誰にとっても公平に、24時間です。
この時間でどれだけのことができるか、
また、
何もしないでのんびりできる時間を作り出すか。
いずれも、その人の時間の使い方次第です。工夫のしがいのあるところです。
やりたいことがたくさんある。でも、時間がない。
そんな悩みを抱えているなら、「かつ」「ながら」「ついで」にできることはないか、意識してみましょう。
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