のとじまトライアスロン参加レポートその1 大会前日の受付・開会式・セミナー・説明会・試泳

目次

オリンピックディスタンスへの再挑戦

2016年9月に、村上国際トライアスロン(オリンピックディスタンス<スイム1.5km、バイク40km、ラン10km>)に練習不足を自覚しながら参加し、スイムパートでパニックに陥りDNF(Do Not Finish)。その後、水が怖くなってプールでも泳げなくなってしまったところから、少しずつ練習を再開しました。

先月はとにかくトライアスロンを「完走」したいと、スプリント・ディスタンスに参加しました。

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そして今回、オリンピックディスタンスの大会である「のとじまトライアスロン大会」に参加しました。これから数回に分けて、参加レポートをご紹介します。

バイクのメンテナンスはプロにお任せ

まず、金曜日には、馴染みの自転車屋さんで、バイクのチェック。バイクは私でも、速いときは45キロくらいのスピードが出ます。そんなときに故障が出て転んだりしたら大怪我にもなりかねません。

バイクのチェックは無料でしてくださるので、以前はしょっちゅう持っていくのは申し訳ないと思っておりました。

自分でバイクのメンテナンスもできるようにならねばと思いながら、機械が苦手でできないことを心苦しく思っていたのですが、先日、そのことを申し上げたところ

「自分でやって変なことになるほうがマズイので、持ってきてください。皆さん、大会に出る前は持ってきてますから、気兼ねせずに」

と嬉しいお言葉をいただきました。お言葉に甘えて、大会前にはチェックをお願いしています。私はチェーン掃除と油差しだけはやるようにしています。

今回はサイクルコンピュータが正しく表示されないことを相談したのですが、なんのことはない、センサーのベルトが緩んで場所がズレているだけでした。こんなちょっとしたことも、慣れないと分からないものですよね。私も、少しずつ教えてもらって、覚えていっています。

能登島の定食屋でアジアを体感

さて、今回の大会のスケジュールは以下のとおりでした。

7月8日(土) 大会前日
13:00~14:30 受付
14:45~15:30 ゲストセミナー
15:30~16:00 競技説明会
開催場所は能登島生涯学習センター

7月9日(日) 大会当日
6:00~6:50 受付
7:30 競技開始
12:00 競技終了
開催場所は能登島町マリンパーク海族公園特設会場

我が家から能登島の会場までは、自動車で1時間半ほどかかります。前回の大会は次女と二人で遠征しましたが、今回は近場ということで、夫が全面バックアップを申し出てくれました。ありがたいことでございます。

今回は夫と中2次女とドライブがてら、前日の受付に向かいました。能登島についたのはお昼頃。時間もないのでお昼ごはんはさっと済ませようということで、能登島に入ってすぐのところ見かけた「お食事処みず」というお店に入りました。

外観は古びたドライブインという感じで、正直そんなに期待はしていなかったのですが、中にはいるとこれが想像以上のカオス!

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昔ながらの海の家や沖縄の市場の食堂を彷彿とする店内は、予想以上に広く、たくさんの人が食べたり、生ビールを飲んだり! これは楽しそうですよ。

ただし、「いらっしゃいませ」の声もなく、どこへ行こうか迷っていたら、店員の男性が
「あー、これ、もってて。席と注文が決まったら言ってや」
と、お茶の入ったグラスの乗ったお盆を夫に渡しました。

オープンキッチンのなかでは、地元のご婦人方と思しき方々が調理を担当。これまた「いらっしゃいませ」は一切なし……。

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【料理に真剣です!】

そのプリミティブな接客に、圧倒的なアジア感を覚えつつ、「日本ってそういえば、東アジアの一国なんだよね」と妙に納得しながら、席についてメニューをチェックしました。

日替わり定食が500円、そのほかも600円から800円程度とリーズナブルな価格設定です。

メインのおかずを注文したら、小鉢3品とご飯、お味噌汁はセルフサービスとなるようです。

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私は日替わりのアジフライ定食、夫は刺し身定食を注文。車に酔った娘はお茶だけいただきました。

キッチンを覗くと、揚げ物は注文を受けてから揚げている様子です。安くても揚げ物は揚げたてが信条の私としてはほっとひと安心です。

そして、こちらが日替わり定食500円です。

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副菜は娘が食べれるものをと、ハンバーグや麻婆豆腐などを選びました。

アジフライは外はカリカリ、中はふっくらで美味しく、これで500円はオトクですね! ※ただし、接客と衛生に対しては、おおらかな気持ちで受け止められないとキツイかも。好みの分かれるお店だと思います。

前日受付と開会式

お昼を済ませたら、前日受付会場の能登島生涯学習センターに向かいました。

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こちらはトライアスロングッズの販売は、センター入り口に1店舗あるだけ(商品数は少なめ)です。参戦グッズに忘れものがあったときは、会場で買うことができず、ちょっとピンチかもしれません。

ところで、事前に送られてきた案内には、大会の承諾証や保険証のコピー、健康チェックなどの書類は「大会当日、受付で提出」と書いてありました。しかし、この受付でそれら書類の提出を求められました。

「この書類は『大会当日』と書いてありますよ」とご指摘しましたが、「今日出してもらうのでお願いします」とのこと。ボランティアスタッフさんたちは、言われたとおりやっているだけでしょうし、突っ込んでも仕方ありません。幸い、それらの書類はすで準備はしてあったので、その場で提出しました。

受付が終わると、ヘルメットのチェック。持参したヘルメットを審判の方にチェックしてもらいます。被って、ベルトがちゃんと締まるかなど確認してもらい、OKをいただきました。

お隣は、Tシャツの受け渡しとお弁当のサービスです。お昼を用意してくださっていたんですね。

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炊き込みご飯と「芋茎(ずいき)と酢飯のおにぎり」から選ぶことができました。この芋茎(ずいき)は、里芋の葉茎のところで能登の郷土野菜とのことです。

スポンサーからのプレゼントは、ゴーゴーカレーと元プロトライアスリート白戸太朗さんのコラボから生まれた「リカバリーカレー」、経口補水液がありました。この日の会場は暑くて、経口補水液はその場で飲み干してしまいました。ありがとうございます。

そして、パンフレットを見ながらまつことしばし。

ここで、250人受付のエイジ部門で女子が23人しかエントリーしていないこと知り、その少なさにちょっと驚きました。富山県からは私1人ですよ。マラソンの大会だとこんなに少ないことはほとんどないので、変に目立ちはしないかと、ドキドキしてしまいます。

そのうちに、開会式がゆる~くスタートしました。

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トライアスロンセミナーで聴いたこと

開会式の後は、招待選手・河原勇人さんによるトライアスロンセミナーです。最初に、「初めてのトライアスロン、または海で泳ぐ大会が初めてという人はいらっしゃいますか」と質問されたところ、20人くらいの方の手が上がりました。

そのこともあってか、安全面のポイントや初心者向けのコツを中心に説明され、普段ひとりで練習していて先輩方から教わることの少ない私にとってはとても勉強になる内容でした。

以下、箇条書きですが、初心者の方の参考になることも多いと思いますので、シェアいたしますね。

熱中症・脱水対策

・普段から、ゴーヤ、酢の物、レモンなど、苦味、酸味のものをとる。
・前日から水をよく飲む
・前日の夜にお酒は飲まない
・バイクは、ドリンクボトルを2本セットし、1本はスポーツドリンク、もう1本は体を冷やすための水を入れておく
・体を冷やすために水をかける場所は、首の後ろ、脇の下、腿の前側など太い血管の通っているところ

安全に競技するために

・ヘルメットは目深にかぶる(後ろ側に浅くかぶると、転倒時顔を打ってしまう)。前側が眉の上にくる。それから、後ろのダイヤルを締めて、グラグラしないくらいに調整する
・あご紐はキツくしすぎない。口をモゴモゴ動かせるくらい
・ウエットスーツに水を入れて、体にフィットさせる。そのときは、股の位置をあわせる(股が下がっていると、上半身を動かしにくくなる)。フルスーツは手首を出すくらいあげ、生地のゆるみを肩にもってくる(肩が動かしやすくなる)
・海のスイムのコツは、空いているところを見つけること
・コースロープ付近など、混んでいるところに入り込んで呼吸ができなくなったら、コースの浮きに捕まって休む
・コースロープに掴まれないときは、体力を消耗しがちな立泳ぎよりも、仰向けで力をぬいて深呼吸

パフォーマンスを上げるヒント

◆スイム

・肘でかく。肘より先は「幽霊の手」のように力を抜く
・手の平ではなく、脇や背中周りの筋肉を使ってかく
・ヘッドアップスイムができないときは、平泳ぎの手にドルフィンキックをあわせる(平泳ぎのキックは周りの人を蹴ってしまうため)
・前方の目標を確認したら、頭から目標に向かってレーザービームを出しているようなイメージで前に向かってかく

◆バイク

・拇指球ではなく、踵や踝で押すイメージ
・腿、お尻、背中の筋肉を使う

◆ラン

・腿、お尻、背中の筋肉を使う
・スイムとバイクは背中を開く姿勢なので、そのまま走ると縮こまった姿勢になりがち。ランの前には胸を開くストレッチをするとよい
・ランの入りは、抑えぎめでピッチ重視。足を慣らしてから、ストライドを広げ、後半でスピードを上げるとよい

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【ストレッチなども習いました】

なるほどなるほど、貴重なアドバイスばかりです。このあたり気をつけて、明日の本番に臨もうと誓いました。

この後、競技説明会が行われました。今回はバイクのコースにアップダウンが多いとのこと。途中、ガードレールに布団を巻いてあるところもあるとか?!

試泳では泳げそうな予感

説明会の後は、海とトランジットエリアの下見に来ました。海では、試泳もします。前回の大会では、下見を怠って痛い目に合いました。同じミスはしませんよ!

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湾の中の海ということで、波が穏やかだとは聴いていましたが、本当にプールのような静かさです。水も澄んでいて、とてもキレイです。これは泳ぎやすそう!

ウェットスーツを着て沖までしばらく泳いでみました。息継ぎはできる、ヘッドアップもできる、対岸には山があり、発電所がありで、目標とするものもある。うん、これはきっと「海怖いパニック」も大丈夫そうです。

時間切れでバイクコースは下見できませんでしたが、心配だったスイムはできることをした!という気持ちです。

◆今日の教訓

・想定外のお店も楽しもう
・前日受付にも、必要な書類は持ってい
・普段得られない情報に触れられるセミナーは受けよう

続く

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