椎間板ヘルニアからの復活! バイクからランと同伴ゴール。感謝を伝えるサムギョプサルまで【のとじまトライアスロン大会2022レポート3】

2022年7月10日(日)の第6回のとじまトライアスロン大会2022に参加しました。昨年の椎間板ヘルニア手術から1年。ついに完走、トライアスリートに戻れました!

目次

風光明媚で気持ちいいバイクコース

のとじまトライアスロン大会のバイクコースは島をほぼぐるりと1周する40kmのコースです。

適度にアップダウンがあり、気持ちよくスピードが出る下り坂や平坦の部分もあり、海の長めのキレイな場所、木陰が気持ちいいところ…ととても走るのが楽しいコースです。

高低差は以下のようになっています。

ラスト8kmの上り坂がなかなかの難所ですが、ここさえ超えればあとはほぼ下り坂です。

コース途中に水や食料を提供するエイドはありません。飲み物のボトルは忘れないようにしましょう。今回は暑いかと思ってボトルを2本にしましたが、1本で足りました。

また補食は消化吸収の時間を考慮するとバイクのうちの補給食がランのときの力になるのではと判断し、ゼリーをバイクスタートしたらすぐにとりました。

バイクは以前よりは練習し、気持ち的には以前より余裕がありましたが、遅いのは予想通り。111位でスイムから上がったのに、バイクが終わると181位。70人も抜かれてしまいました。

ドラフティングルールは覚えておこう!

トライアスロンのバイクで注意したいのが、ドラフティング(前走者を風よけにすること)。トライアスロンではドラフティングは基本的に禁止です。

バイクの周辺は「ドラフトゾーン」と呼ばれており、このゾーンには近づいてはいけないことになっています。

JTU(日本トライアスロン連合)では、

キープレフト:左側走行(左端から1m 、コース幅の左側1 / 3 以内基準)で競技する。コース右側は追い抜きスペース。
ドラフトゾーンは、バイク後輪の最後部を起点に、後方5m 、両サイドに各1m 、計2m の範囲。追い抜き時間は15 秒以内。
エリート、一般とも2 台半から3 台分の車間距離をあける。

と定めています。

つまり、基本的にキープレフトで走り、「抜きます!」と声をかけたら15秒以内にグイっと置く抜く。抜かれた側は一度、相手のドラフトゾーンから抜けます。※すぐ抜き返すのもNG

私が抜いた人の中には、このルールを知らないのか、そのあとピッタリとドラフティングする人が何人かいました。競技ルールを守らないと警告を受けたり、ストップ指示が出ることもあります。気をつけましょうね。

足の麻痺がひびいたラン

ランコースは、メイン会場から片道2.5kmを2往復して合計10km。折り返し前がなだらかな上り坂になっている以外は、ほとんどフラットな海沿いのコースです。

海の景観やその向こうの七尾港などを眺めながら走ることができます。

エイドは、公園内に1箇所(水)コース中に1箇所(水)、折り返し前に1箇所(水)がありました。

例年ならスイカなどの果物やスポーツ飲料もありましたが、今年は水だけ。さらに猛暑で水がよく出たのか、途中コース中のエイドのコップがなくなり、手皿で飲むことがありました。

私は別のエイドで使ったコップを背中ポケットに入れて次のエイドまで行く作戦で、コップで飲むことができました。

ランのペースは練習会などで設定している5分30秒/kmを想定しましたが、とにかく暑い! 麻痺の残る左臀部には疲れがたまり、足首もぐらぐら頼りなく、頑張ろうとしてもスピードがあがませんでした。結局6分/kmペースとなりました。

とはいえ、スイムやバイクで抜かれた方数人を抜き返すことができ、ちょっとうれしい気分も味わえました。こういうのがトライアスロンの面白いところですね。

ランでは29人を抜いて、最終的には152位でゴール!

小さい頃から同伴ゴールが大好きな高1三女と同伴ゴールし、トライアスリートに戻ることができました!

応援しあえる仲間や家族がいる幸せ

このランコースは、メイン会場から折返しまでの距離が短いこともあり沿道には人が多く、往復コースをすれ違う選手同士も励まし合えるのも魅力です。

今回はトライアスロンチーム「富山毒キノコ連合」のチームジャージで参加した私。

同じチームの仲間はもちろん、練習をご一緒した方や3年前の大会ぶりに会う方まで、すれ違いざまに「りかさん、頑張って」と声をかけてくださいます。

審判員にも審判員仲間の方がいらっしゃいます。おそらく5分と空かず、誰かと声を掛け合っていたような気がします。

トライアスロン仲間でもあるKNBの数家キャスターと

4年くらい前までは、チームや練習仲間もおらず、練習も大会もひとり参加だったことを思い出すと、今こうしてたくさんのトライアスロン仲間がいるのが不思議なくらいです。

毒キノコ連合の記念撮影

朝早くから応援に来てくれた娘たちにも感謝。

なんだか幸せをすごーく実感しました。

カラダが動くうちは、トライアスロンを楽しく続けていきたいと思います。

加齢に対抗する伸びしろはある!

さあ、うちに帰ったら参加賞のグラスで早速乾杯です。

今回の私のタイムと順位見てみると、以下の通りでした。

3:14:28(S 0:31:29<111位> B 1:42:19<205位> R 1:00:40<133位>)152位(女子18位< 45-49女子5位>)

……おや? 総合タイムが上がってる!?とびっくり。

というのも同じ大会・同じコースの成績はこうだったんです。

2018年(44歳)の第2回のとじまトライアスロンは、3:19:20(S 0:35:20 B 1:46:58 R 0:57:02)173位(女子18位)

2017年(43歳)の第1回のとじまトライアスロン大会は、3:19:06(S 0:35:27 B 1:45:00 R 0:58:39)138位(女子12位)

ということで、年齢が初回より5歳上がり、昨年ヘルニア手術を経たにも関わらず、スイムとバイクと総合タイムは今年のほうが速かった。

きっと、怪我したことで今までより「効率よい動き」を求めて、教えを得たり、意識したからですよね。

そう考えると、これから歳をとっても、ラクに速くなる伸びしろは多いと感じます。

娘たちへの感謝を込めてサムギョプサル!

夕飯は打ち上げです。応援のお礼と、娘たちの大好きなサムギョプサルやヤンニョムチキンが食べられる韓国料理やさん「テジカエン」にやってきました。

そうそう、トライアスロンは練習時間が長くお金もかかるので、家族の理解と応援も大切です。

「トライアスロンをしてる人は夫婦仲が悪い説」を言う人もいますが笑、頑張る家族を応援するのは本来楽しいこと。

応援してもらうほうは、お礼をしっかり伝えることも大事ですよね。

というわけで、サムギョプサルで娘にありがとうを伝えます。

ヤンニョムチキンがつかれたカラダにしみました。

お腹いっぱい食べて飲んで大満足です。

食事中、「今日の大会を見て、トライアスロンに興味湧いた?」と尋ねる私に、「トライアスロンには1mmも興味がないし、暑いのは大嫌いだけど、お母さんが頑張ってるから応援に行くだけだよ」と答えていた大3長女と専1次女(高1三女はそのうちやってみたいそう)。

気分よく帰宅してSNSをチェックしたら、応援に来てくれた大3長女のストーリーに、こんな写真が上げられていました。

「Good Job!!!」に胸熱。応援ほんとにありがとう。

また、引き続き、トライアスロンを楽しんでいきたいと思います。

のとじま大会関係者の皆さま、地元の方々、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

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