大会前日は下見DAY! 大会側運営のバイクコースの下見バスは特にオススメ!:初めての佐渡国際トライアスロン2018 Bタイプ参加レポート4

2018年9月2日(日)、佐渡国際トライアスロン2018のBタイプに初めて参加し、完走することができました。大会前日の9月1日には、スイム会場とバイクコースの下見に出かけました。下見をしておくと、当日の安心感が違います。

【コース下見のバス乗り場】

目次

大会前日9月1日のタイムスケジュール

9月1日(土)は以下のようなスケジュールになっています。

7:30〜12:30  第17回 佐渡ジュニアトライアスロン大会
10:00〜16:45 選手登録受付
11:00〜11:30 競技説明会
13:30〜14:30 登録受付・競技説明会(日本選手権)
17:00〜17:30 競技説明会

この日に島入りした方々は、受付と競技説明会かと思いますが、私たちはすでに受付完了。

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私たちは会場やコースの下見をすることにしました。

駐車場から会場へ

起床は6:30。朝ごはんを食べて7:30ごろには宿を出ました。会場に着いたのは8:00すぎ。

当日も停めようと目をつけている佐和田行政サービスセンターの駐車場に停車し、マーキング場所となっている河原田小学校をチェックしてきました。

ここは医療本部でもあり、マーキングをしている傍らにはベッドがずらり。

明日、ここに運び込まれるのは避けたい、と心に誓いました。

海水浴場と河原田小学校とそのグラウンドが会場となっています。見取り図はこんな感じです。

私たちが着いたときは、ジュニア大会の準備中でした。

波は昨日よりは穏やかです。大会は行われていますが、コースロープの左側のエリアでは、試泳OKとのこと。

本部となっている海の家には更衣室と水シャワー(温水は有料)があったので、ここで着替えて試泳することにしました。

 

試泳で初めての波酔いを経験

さて、行ってみましょう!

スイムコースは、900m・200m・900mの三角形です。

「沖に向かって900m」というのは、私にとって初めての長距離。少し沖に向かって泳いでみると、透明度は低く、身体は波に乗って上へ下へとフワンフワン、真っ直ぐ泳いでいるはずが左へ左へと流されていきます。

あまりいい感じをつかめないまま岸に戻り歩くと、目の前がチカチカするような気がします。さらに頭が痛くて、胸は気持ち悪い。ウェットスーツはすごくきつく感じます。

これが波酔いですか?!

実は初めての経験でした。昨日のフェリーでの船酔いにそっくりです。

これ以上泳ぐのはやめて上がることにしました。

更衣室に戻るとき、顔見知りの審判員さんに調子を尋ねられ、波酔いのことを話すと

「明日も調子が悪かったら、スイムはスキップできるからね」

とスイムは止めてバイクとランだけ走る「スキップ」について教えられました。とほほ。

できれば全部やりきりたいと思っていても、体調不良で迷惑をかけたり、帰宅できなくなっても大ごとです。今日は早寝して、体調を整えることに専念しようと決めました。

ちなみに、波酔いに対しては酔い止めも注意が必要です。なぜかというと、その後のバイクで疲労感や眠気が出てくることがあるからです。

慌ててトライアスロン仲間にアドバイスを募ったところ、

「楽しむことに集中する」

というアドバイスをいただきました。コレ、採用します!

スイム会場を9:30に引き上げ、バイクコースの下見に向かいました。大会側が用意しているコース下見のバスがあるそうなんです。

グッズ販売ブースで庭田選手と驚きの再会

バイクコースの下見バスは、選手登録受付や競技説明会が行われているアミューズメント佐渡から10:30に出発するとのこと。

先着順受付とのことだったので、10:00には着くようにしたのですが、スタッフの方によると例年全員乗れるので、列につく必要はないということです。

そこで、昨日は雨がひどくて見られなかったグッズ販売ブースを見て回ることにしました。

ぶらぶら見ていると、「庭田清美プロデュース」というウエアを発見。庭田清美さんといえば、私がトライアスロンを始めた27歳のころ、オリンピック選手などとして大活躍していた女子トライアスロンのレジェンドです。

小6三女に、

「お母ちゃんは、この人にあこがれててねえ…」

と説明していたら、三女が

「あのひとじゃないけ?」

見ると、ご本人がいらっしゃいました!

 

トライアスロンを始めたばかりのときに参加した大会の招待選手でいらして、そのとき写真を一緒に撮っていただいたことがあります。

ちなみにそのときの写真がこちら。「頑張って続けてくださいね!」と励ましていただきました。

記念べき10回大会&初ミドルでまた励ましていただけるとは、ものすごいご縁です。幸先の良さを感じます!

バイクコースはガイド付きの下見バスが便利

バイクコースの下見バスは、アミューズメント佐渡から10:30に出発。Bタイプのコースを解説付きで見て回れると聞いていたので、これは利用せねば!と思っていたのです。

バスにはガイドの本間さんの他、佐渡在住でバイク審判員の小林さんが同乗されました。

バスに乗り込むと、小6三女は昨日からの疲れが出てきたのか、すぐにぐうぐう眠りの中。

バスは小林さんの解説で、コースを進みます。

小林さんは元市役所職員さんとのことで、トライアスロンコースのみならず、佐渡の歴史や文化、社会経済事情全般にお詳しい方でした。

エイドステーションの場所や、難関な場所、危険な場所などの解説はもちろん、佐渡が高貴な方が流されてきたため独自の文化が育ったこと、江戸時代は天領で潤沢な資金を背景にますます栄えたことなどから、佐渡の産業や拉致問題まで、幅広いジャンルのお話をしてくださいました。

一見こうした話は大会と関係ないようにも思われましたが、翌日に走ると「ここは昨日おけさ柿の話をしたところだ」とか「この川は北朝鮮が……」などと、お話から走っている地点をセットで思い出し、大変助かりました。

下見バスで佐渡グルメも楽しむ

この下見バスは10:30出発で終了は14:30。ランチはついていませんが、途中、フレッシュマツヤさんという大会スポンサーのひとつでもあるスーパーさんに立ち寄りました。

ここで弁当やお惣菜を購入し、コース途中の松ヶ崎ヒストリーパークでお昼ごはんタイムとなりました。

右手にそびえるのは、鴻ノ瀬灯台。かつては、越後からの上陸地点で、日蓮聖人や世阿弥はここから佐渡入りしたといわれているそうです。海の向こうには、うっすらと対岸が見えました。

ここでいただいたランチはこちら。

主に小6三女のセレクトで、ハンバーグ、酢豚、助六寿司、納豆巻き、鉄火巻です。

スーパーのお惣菜はあまり美味しくないものが多いので、正直期待していなかったのですが、これが嬉しい期待ハズレ! とても美味しくいただきました。すごいぞ、マツヤ!

さらに、バスは小木港で小木家さんにも立ち寄りトイレ休憩。といっても、みなさんのお目当ては、ソフトクリームなどの軽食のようでした。

三女は「みかんもち」をチョイス。

佐渡ヶ島は、みかん栽培の北限で、美味しいみかんが採れるそうです。

小木から先は、激坂と評判の3つの坂が続きます。バスから見た印象は、上り坂と平坦あるいは下り坂が交互に現れるようなコースです。

私のなかで「激坂」の「本宮の坂」や「称名滝の手前」(ともに富山県)に比べれば斜度もさほどでないように思われ、気がラクになりました。

見ておいてよかった。時間が許せば、この下見バスはぜひご利用なさることをオススメします。

トランジッションと更衣室&トイレ、同伴入り口も確認

14:30に下見を終てから、トランジッションエリアを下見してきました。本当はスイム下見のときに一緒に見ておけばよかったのですが、時間が足りなかったため、もう一度戻った格好です。

この日は13:30からバイク預託がスタートしているため、バイクラックにはバイクも多く見られました。お宿からバスで会場入りする方は、前日のうちにバイクは置いておかないといけません。

狙っている駐車場に停められなかったとき、大荷物とバイクの両方を歩いて運ぶのは大変そう。私もバイクを置いていこうかとも考えました。

が、当日はメカニックも空気入れの貸出もないとのこと。ならばと、私は当日バイクを持参することに決めました。

ここではバイクの場所と、スイムのあとの流れ、バイクのスタート、ランのスタート、同伴ゴールの待機場所などを確認しました。

そうそう、あとは更衣室。こんな感じのテントがトランジッションエリア内に2箇所ありました。佐渡の場合は、距離が長いので、トライスーツではなく、1種目ずつ完全に着替える方も多いことです。

更衣室の中には敷物はなく、椅子がふたつ。

トイレはこのようにズラリ。

この場所以外には、マーキングをする体育館のトイレと、大会本部が置かれている海の家のトイレがありました。

それから大事な同伴ゴール!

右手奥は応援エリア。右手前ネット部分が開き、ここから同伴者が手前のランコースに入ります。

奥の赤い看板がフィニッシュです。明日は無事に笑顔で、帰ってこれますように。

ところで、トライアスロンは基本的に、コースやトランジッションエリアでの進行ミスは自己責任です。

気がつけば教えてくれる場合もありますが、審判が教えてくれなかったからといって責めることはできません。

これだけ確認しておくと、当日はかなり安心です。日程の都合で難しい場合もあるとは思いますが、コースや会場の下見はできるだけ、やるようにしましょう。

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