他人と自分を比べて劣等感をもってしまうときの処方箋

「自分が最高!」と思える幸せな人以外は、周りの誰かと自分を比べ、

「自分はあの人より、劣っているなあ」

と感じるところがあることでしょう。

「劣っている」

と感じたあとに、

「あの人を見習って頑張ろう」

と気持ちを奮い立たせる人と、

「ああ、なんて自分はダメなんだ」

と落ち込む人がいます。

もしも、あなたが後者なら、これから続く文章が何か役に立つかもしれません。

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【そんなこといって、意外にドングリの背比べ】

目次

「ダメだ」と言っているのは「自分」

「自分はあの人より、劣っているなあ」

と思うことは、主観的ではありますが、事実を認知しようとしています。

一方、「ああ、なんて自分はダメなんだ」というのは、自分に対する批判です。

自分が自分をダメだと批判しているだけで、客観的に、絶対的に、あなたがダメなわけでは決してありません。

「そんなことないよ~」

と励まされるのが心地よくて、自分を卑下しているのでないなら、

「ああ、なんて自分はダメなんだ」

と落ち込むのは辛いことです。

 

また、そういう姿は周囲にも影響を与え、周りの人の心を暗くします。

どうしたら、自分批判の穴にはまらずに済むのでしょうか。

 

「フロー」なら、自分を見つめている暇もない

私なりの答えのひとつは、

「好きなことをしたらよい」

ということです。

 

ここでいう「好きなこと」は「フロー」な状態になるということです。

 

「フロー」とはフロー理論の研究者、法政大学の浅川希洋志さんによると、「自己の没入感覚をともなう楽しい経験」と定義できるそう。

 

例えば、何かについて

やっていると我を忘れる

やっていると時間を忘れる

お金をもらえないとしてもやってしまう

ということはないでしょうか。

 

こんな状態だったら、それは「フロー」な可能性大です。

 

なぜ「フロー」が自己批判の穴を避けるために有効かというと、例えば、

 

  • 漫画を大人読みしているとき、
  • バスケットボール観戦で贔屓のチームが逆転スリーポイントシュートを決めたとき、
  • 大好きなアイドルのライブでうちわを降っているとき、

 

「ああ、自分はなんてダメな人間なんだろう」

と劣等感を感じている人は、皆無といわないまでも、ほとんどいないのではないでしょうか。

 

先述の湯川さんによると「フロー」になると、自分の置かれている状況を「コントロールしている」という感覚が生まれます「どんなことが起こっても、うまく対処できる」という自分の能力に対する確信のようなものが生まれるというのです。

 

ならば、普段の起きている時間、例えば仕事や家事をしているとき、「フロー」になれれば、
「ああ、自分はなんてダメな人間なんだろう」

と思う暇もなく、「なんとかなるさ」という確信をもちながら生きられるということですよね。

 

自分の感覚を大切に

 

「フロー」な状態になるには、誰かに言われて「やらねばならない」はNG。誰かに褒められたい、認められたいという承認欲求も、「フロー」を遠ざけます。

 

あくまでも、自分主体で、自分が「好きだ」「打ち込める」と感じることをやりましょう。

 

仕事や家事育児のなかには、「やらねばならない」が目白押しです。

そんなときは、1日のうち5分でも10分でも、自分が好きなことに使うように心がけてはいかがでしょうか。

 

また、湯川さんによると、「これは将来的に何か役立つかもしれない」という情報収集や「新しいことをやってみよう」というちょっとした挑戦が、「フロー」につながるそうです。

 

これなら、ちょっと頑張ればできそうです。

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