チョコでイラストを描く方法をマスター! 秘訣はチョコを絞るときのアレ

子どもたちの誕生日は毎年、ケーキを手作りしてお祝いしています。

先月は高1長女の誕生日。事前にリクエストをきくと、大好きなアイドル、伊○○くんにちなんだデコレーションがよいとのこと。

本人は、ケーキ屋さんで写真をプリントしたチョコが乗ったものを想像していたようです。

が、想像以上の感動をつかむため、母は手作りを敢行。その結果、「イラストチョコづくりをつかんだかも(当社比)」と思えるケーキが完成しました!

その作り方をご紹介します。

目次

1、原画を作る

まずは、描きたい絵の原画を作ります。ちょうどよいイラストがあればそれをプリントアウトしてもよいと思います。

私の場合は、まずは似顔絵を試みましたが、写真の上から描いてみたところ、ジョン・レノンの自画像みたくなってしまったので、断念することに。

あちこちの写真やイラストから、オリジナルイラストを描き起こすことにしてみました。

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このときは、チョコペンの色で色分けすることも想定して、図案を考えましょう。

「〽(←ちなみにこの役物<記号>は「庵点」といいます)母さんが夜なべをして手袋編んでくれた~♪」の歌(from「母さんの歌」)を思い出しますね……。

次に、できた原画の上に、クッキングシートを敷き、上から油性ペンでなぞります。

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太さに違いがあるのは、途中でペンのインクが切れて、ペンを変えたからです。気にしないでください。

2、ブラックチョコで縁取り線を描く(ネットで見つけたやり方にげんなり)

次は、クッキングペーパーを裏返して、油性ペンでなぞった線をブラックチョコで描いていきます。

裏返したバットなど、平たいものの上においておくと、後からの移動が簡単です。

この方法は、ネットで検索すると、いくつかの方法がありました。

まず見つけたのはこのふたつ。

  1. チョコペンで描く
  2. 爪楊枝にチョコを取り、線に乗せていく

さっそく1の方法にトライしてみました。

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「な、なんじゃこりゃ~~~~!」と叫びたくなるのをかろうじてこらえるワタクシ。

ぼたっとたれてしまい、あきらかに原画の線よりも太い! こりゃ、無理です。

方法2に移りましょう。

方法2は、爪楊枝の先にチョコペンからチョコを取り、線の上に乗せていきます。

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チョコペンからチョコを取る要領は、なんというか、最新式の検便にも似た、あんな感じです。

確かに細い線も描けますが、この方法の難点は時間がかかること。

ここまで描くのに10分もかかっていたら、完成が明日になってしまします。

そこで作戦変更を決定。

一生懸命やっているのに成果が出ないなら、やり方が間違っているか努力が足りないかの二択です。

今は多分、前者。

別の方法を探すことにしました。

すると! 見つけました!

コルネを使う方法です!

2の裏、コルネを使って縁取り線を描く

「コルネ」とはフランス語で「cornet」に由来する言葉。もともとは「角笛」を意味しており、転じて、円錐形に形作ったお料理やツールを指すようになりました。

今使いたいコルネは、クッキングペーパーで作ったペーパーコルネです。

まず、正方形に切ったクッキングペーパーをさらに半分の三角に切ります。

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次にその三角の長辺まんなかを頂点にするように、くるくる巻き込みます。

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これで、コルネの出来上がり。

ここに溶かしたチョコを入れます。チョコは耐熱のお弁当カップに2かけいれて、レンジで30~40秒かければOKです。

コルネの頂点をハサミでカットすれば……

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すいすい描けます! 今までとは段違いの速さです!!!

さらさら描いた状態がこちらです。

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いい感じです。この日は気温が高かったため、ここで一度、冷蔵庫で冷やし固めました。

その間、チョコレートを置く台……ではなくて、スポンジケーキも焼けてきました。

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ひっくり返して冷ましてましておきましょう。

3、色をつける

次は先程のチョコペンの線の間を色で埋めていきます。

さきほどのコルネを作って、色ごとに塗っていきます。そのときは、手前に来る色を想像して、その色から先に置いていきます。

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この状態、かなりキモいですね。さらに色をのせていくと、こんな感じになりました。

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向こうからみて、どんな感じになっているかが気になりますが、ぐっと我慢して、ここでまた冷蔵庫で冷やし固めます。

使った色チョコはこんな感じ。

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色ごとにかなり余りました。こういう無駄の多さが、私が食品でデコするのが苦手な理由のひとつです。

今回はお誕生日スペシャルで、特別ですよ。

4、裏側から白く固める

最後に、今まで描いた絵の上から、溶かしたホワイトチョコをかけます。

量は、直径18センチで、明治の板ホワイトチョコ3枚になりました。

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これで、再度、冷蔵庫へ。

そして……冷えたもののクッキングシートを剥がしてみました。

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じゃじゃーん! 髪の毛や顔のあたりに空洞が多少残りましたが、予想以上のできですよ!

5、最後の仕上げデコレーション

さて、ここまできたら、デコレーションです。

今回は、娘の好きなアイドル伊○○くんのイメージで、スイートでみずみずしいブドウを使いました。※本当は主演映画にちなんで、桃を使いたいところでしたが、時期が遅れてスーパーになかった!

スポンジは3枚に切り、表面と切り口にはシロップを含ませてから、柔らかめに泡立てた生クリームとブドウを挟んでいきます。

最後は表面に生クリームを塗り、まわりにもブドウを飾ったら、いよいよ「痛チョコ」のお出ましです!

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ろうそくとピックも立てて、完成しました!

こうして、誕生会の食事の後、ろうそくに火をつけて「ハッピーバースディ!」と運びました。

写真をプリントしたチョコが乗っているだろうと予想していた高1長女はびっくり! 「え、すごい!」「いいよ、これ、いいよ!」と喜んでくれました。

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こんなフォトジェニックなケーキはなかなかありません。と我ながら出来栄えには満足です。

というわけで、今日は、イラストチョコレート(痛チョコ)の作り方でした。ぜひ、お試しください。

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