林原商店合同会社は10年目に突入! 独立からは10周年。会社設立からは9周年となりました。今年も抱負をまとめてみました。
「家庭の事情でやむを得ず」だった退職
私は今でこそ、「好きを仕事に」とか「自分の理想の職場は自分で作ろう」などと謳っていますが、自分自身が会社員を辞めたのは、高い志があったとか、会社員ではできないことをやりたいとか立派なものではありませんでした。
家族の病気や子供の不登校対策の時間を作ったり、病気の家族が担ってくれていた家事を自分でする時間が、フルタイム正社員の出社時間とでは両立できなかったからです。
富山にUターンしてから乳飲み子を抱えながら2007年7年間必死で働き、スキルや経験と信頼を得て、やっと「自分の場所」と思えるようになった会社を辞めたときは、正直、悔し泣きしました。
そのころを振り返ると、今も切ない気持ちになります。昨年、一昨年のブログでも綴っておりました。
自分の理想の職場を自分で作ろう
しかし、それから10年。
改めて感じるのは、いわゆる「ブラック職場」でストレスをためて、暗い顔をしながら長時間労働するくらいなら、自分で自分が働きやすく、自分のやりたいことをできる職場を作るのもアリだということです。
もちろん、ホワイトな従業員を尊重してくれる好きな会社で働き続けられれば素敵です。
そうでないなら我慢しないで辞めた方が、ブラック会社に人がいなくなり、反省して待遇をよくすることでしょう。
特に、独身の方、配偶者がしっかりとした収入をお持ちの方は、挑戦のリスクも少な目かと思います。
リスクといっても「うまくいかなければ、再就職すればいい」という程度の小商いで、独立を試してみられるのもオススメです。
独立当時うまくいく見通しが全くなかった私でも、なんとか10年やってこれました。
それなら、一見ダメそうでも、やってみたら案外うまくいくことは多いような気がします。
今期は自分都合で自分本位に
家族ケアの時間確保と労働の両立を目指して独立した私も10年目。
プライベートでは今年の春に大学を卒業した長女と専門学校を卒業した次女が就職しました。
また先日、高校3年生の三女が県外の大学受験に合格し、来春からは県外で暮らすことになりました。
経済的負担はまだまだこれからというところですが、家族の食事や弁当作りがなくなり、子供関連のタスクがなくなり、24時間が自分のものとなります。
こんな自由は、23歳で結婚して以来、27年ぶりのことです。
これまでは私は、家族のことを考えて「この条件の中ならこれがベスト」というのが判断基準でした。
家族優先の基準のため、経営者の集まりや勉強会などにも出ることが難しかったり、使える時間と秤にかけてお仕事をお断りすることがあったり、インプット&アウトプットの時間がとれなかったり、やりたいことに着手できなかったりと、チャンスロスがたくさんあったのではないかと思います。
今期は、もっと自分の都合を優先し自分本位に、仕事の内容や時間の使い方などを改めて考え直し、より一層、世の中がよくなる一助となっていきたいと存じます。
10年の節目の記念事業
現在考えている記念事業?的な活動は、以下の通りです。
- 10年のあゆみ年表を作成し、簡単な10年史をまとめる
- 林原商店合同会社のビジョン、ミッション、バリュー、コンセプトを明文化
- 自主セミナー開催
- シングルマザー割引
- 自立して自由に生きるための「リベラルアーツ研究所」稼働
- トライアスロン情報ブログ「Resilience&Tri」でリアル練習会開催
- ひとり社長のコミュニティ「咳をしても一人」の定期集会開催
また、これまで以上に、好きなことで収入を得る「仕事と遊びの垣根のないワークライフスタイル」を提唱、実践していきたいと存じます。
10年を節目に歴史を記録しておいたほうがいい
とお客さまによくお話します。
そこで、私も上記の記念事業は、まず「10年のあゆみ年表」としました。
自分自身そうなのですが、「10年」はまだまだ毎日を過ごすことに頑張っておられることが多く、「振り返り」をするゆとりがまだない方が多いようです。
しかし、「30年で」などと構えていると、そのころには記録は散逸、記憶は怪しく、気力も体力も不十分。創業者や当時力になっていただいた先輩方はすでに他界……などということが多いのです。
30年で記念誌を作るにしても、10年で一度まとめておくことで、30年史がよりよいものになります。
作製中の「あゆみ年表」は後日、発表する予定です。お楽しみに!
これからもきっと予想もつかない10年に
10年前、家族の病気や不登校などの課題を抱えて退職した私は、10年後に家族がそれぞれ課題を解決して自立していることも、私自身が多くの方のお役に立って仕事を続けていることも、まったく予想できませんでした。
10年後の世界もなんとなく描いて、そこを目指してはいるものの、きっとまた予想外の出来事がどんどんやってくるのでしょうね。
それらの出来事はいいこともあれば、よくないこともあると思いますが、「どんなことがあってもよくなる、よくする」という気持ちを忘れず前進していたいと存じます。
引き続き林原商店合同会社および林原りかをよろしくお願いします!
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お話を伺いながら、漠然とした想いやうまく言えないお考えを質問で引き出し、整理することからスタート。
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