「アサヒヤクリーニング」（砺波市）の江尻政敏さまから、ブランディングに関するコンサルティングのご感想をいただきました。ありがとうございます！
30年以上にわたり地元に根差すクリーニング店
アサヒヤクリーニングさんは、砺波市の富山県花卉球根農業協同組合のお隣にあるクリーニング店です。
創業から30年以上にわたり、地元の方々や地元企業の洗濯物を引き受けてこられました。
お店にお邪魔すると、看板犬のワンちゃんたちがお出迎えしてくれます。
このアサヒヤさんが、いろいろ新しいことにも取り組んでいらっしゃるということで、まずはお話を伺いました。
ひと技アリなクリーニングとエコクリーニングを前面に！
アサヒヤさんの特徴や得意なことは何ですか？と質問すると、「特殊クリーニング」という言葉が出てきました。
これは文字通り、特殊なクリーニングのこと。
一般的な衣類ではなく、着物や祭りの衣装、ボクシングのグローブや剣道の 剣道の道着や防具、マスコットキャラクターの着ぐるみなど、 技術が必要な一味変わったものを洗うことがお得意とのことです。
ボクシンググローブについては代表の江尻さんご自身がボクシング経験者ということで、 現在も後進の指導やサポートなどに携わっておられます。
余談ですが、剣道の防具って、すごく臭うんですよね ……私は中学生の時、剣道部に友達がいて一度、小手をはめさせてもらったら、手が臭くなって大後悔したことがあります。絶対、洗ったほうがいいですよ笑！
また、代表の江尻さんは、洗濯用洗剤から発生するアレルギーやいわゆる 「香害」 についても問題意識を持っていらっしゃいます。
そこで、洗浄力と安全性を両立するために、重曹やアロマオイルを取り入れているそうです。
ご自身もアロマをご愛用。
コンサルに伺うと、重曹とアロマを使用した手づくりのバスボムやバスソルトをおすそ分けくださるアロマ愛好家でいらっしゃいます。
今後は、得意分野である特殊クリーニングやエコクリーニングに、より力を入れていきたいお考えです。
また、新しい分野に取り組みながら、安定的な経営していくことを考えると、 これらの技術を法人にもアピールし、ユニフォームやタオルなど継続的な契約にも積極的に行きたいところです。
「肌に優しい重曹クリーニングのユニフォーム」なら、スタッフを大切にされていることが伝わりますし、天然アロマの香りのタオルが置いてあるホテルなんて素敵ですよね……。顧客企業や施設のイメージアップにもつながりそうです。
課題は、それをうまく発信できていないこと。ブランディングが苦手でいらっしゃることでした。
謙虚なことは美徳ですが、それを理由に発信しないと、せっかくいいことをされても、それを必要としている人が見つけられないのですよね。
お客さまのために、いいサービスは発信するべきなんですよ！
ということで、今後の目指す方向性を確認し、その姿を実現すべく、長所となる情報を整理して発信する見せ方を中心にアドバイスさせていただきました。
ご感想
コンサル終了後、江尻さんからご感想をいただきました。
「いろいろなことに取り組んでいますが、やっていることをうまくまとめることができず、ブランディングできないことに困っていました。
そんなとき、富山県信用保証協会の担当者さんから、林原さんをお薦めされました。林原さんの実績や対応されている内容などお聞きし、ぜひお願いしたいと即答しました。
林原さんは、コーチングなどうまく活用されて相談に乗ってくださいます。
そのうえで実績や現状、理想の姿などと照らし合わせ、自分の長所やセールスポイント、足りないことなどに気づかせてもらいました。
さらに、実践にあたっては、前に進む後押ししていただき、まずは一歩進みだせました。
林原さんは、まっすぐに向かい合って、ストレートに言ってくださるので、今の自分の状態がわかりやすいですよ。ダメだなぁと（笑）
振り返りを見ていただけるサービスも始めて、またビシッと言っていただけたら、いいなぁと思います」
江尻さん、ありがとうございます！
大切な衣類や特別なもの、これは洗えるかしら…というものがあったら、ぜひアサヒヤさんに問い合わせてみてください！ ※衣類の修理や丸染めにも対応されているとのこと。
私も祖母が縫ってくれて布地が弱くなっている（すぐ裂けてしまう）浴衣を引き受けてもらい、とてもきれいになって帰ってきて大満足でした！
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