私・林原りかが代表を務めるとやまcocolp会では「こころのサポーター養成講座」として勉強会を開催しいます。今年度3回目は、「いのちの重さを見つめ続けた21年~むすめが教えてくれたこと~」と題し、グリーフパートナー歩み、下町グリーフサポート響和団の代表で、精神対話士の本郷由美子さんからお話を伺いました。
突然の喪失体験から現在の活動へ
本郷さんは、池田小学校児童殺傷事件でお嬢さまを亡くしたことをきっかけに、喪失経験をもつ人の回復をサポートする「グリーフケア」と出会い、犯罪者の矯正教育にも携わるなど現在の活動にいたります。
冒頭で「つらい、悲しいなどの気持ちをネガティブだからと自分だけで抱え込まず、思っていることは誰かに話をしてもいいんですよ」とお話がスタート。グリーフケアの考え方や姿勢について、分かりやすく深く解説くださいました。
また、お嬢さまを失ってから21年間を振り返り、「かなしみ」はなくなるものではないけど、かなしみの質が変化していったと語られたことが印象的でした。
当初は「悲しい」「辛い」「苦しい」といった感情が辛すぎて、とても耐えられないほどだったとのこと。自殺未遂もあったそうです。
それほどの「かなしさ」であっても、時間とともに優しい「かなしさ」に変わり、誰かの「かなしさ」に寄り添える「かなしさ」として育てていけることを教えてくださいました。
ハーブティをいただきながらのシェア会
お話後はいつものようにハーブティをいただきながらシェアタイムです。
参加者同士のシェア中など、みなさんとてもよいお顔。私自身も人との関わり方やサポートする姿勢などについて、気づいたことが多く、とても有意義な時間となりました。皆さま、ありがとうございます!
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