不安や嫉妬、見栄……ネガティブな感情が生まれるのは仕方ない。受け入れて「行動」の原動力にしよう

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ポジティブ感情のほうがネガティブ感情よりもよいものだと思われがちです。しかし、ネガティブな感情が湧いてくるのは、人から糞尿が毎日出るように自然なことなのではないでしょうか。そこらに撒き散らせば汚い糞尿も畑に撒けば肥料になるように、ネガティブ感情も、上手く使えば生きる上での肥やしにすることができます。P_20170504_105810

目次

ネガティブな感情を無理に抑える必要はない

不安や嫉妬や見栄など、私達は様々なネガティブな感情を持っています。

「ポジティブシンキングである方がいい」という考え、抑え込んだり見ないふりしたりされがちな感情ですが、私は自然に湧いて出るネガティブな感情は 仕方が無いのではないかと思っています。

ネガティブ感情が生まれることは仕方がない。滝に打たれたって、禅をしても、きっとまた生まれます。人間だもの。

問題は、そのネガティブ感情の扱い方ではないでしょうか。

「不安」は行動の原動力

例えば「不安」。

不安とは、恐れや緊張感などの不快な感情のこと。例えば、将来のことを考えて「この先、大丈夫だろうか」などと心配になる気持ちです。

一見すると、ネガティブで良くない感情のように思われますが、これは私たちの防衛本能です。

一切の不安を感じず何事も楽観的に捉えられる人がいたら、何も考えていないだけなのか、洗脳を疑います。

「不安」の問題点は、解説のための行動を何も取らずに、ただああだこうだと考えて疑心暗鬼になったり、やきもきしたり、落ち込んだりすることです。

不安を感じたら「何を変えれば この不安はなくなるのか」と自分に問いかけてみましょう。

そして、その原因を消すために、小さいことでいいので、行動してみましょう。

例えば、不安の原因が「将来のお金」なら、お金の不安を無くすための勉強を始める。「健康」が不安なら、食べ物に気をつけるとか、ヨガを始めるとか。

不安はその不安感をもたらす原因をなくすための原動力に変えましょう。

本当の欲求を教えてくれる「嫉妬」

次に、誰かを妬ましく思う 「嫉妬」の感情について考えてみましょう。

「嫉妬」は次のような感情です。

他人が自分より恵まれていたり、すぐれていたりすることに対して、うらやみねたむこと。

つまり、「嫉妬」を感じる相手のことを私たちはまず「あの人のほうが恵まれている」とか「あいつ、すげえ」などと受け止めています。

次に自分と比較し、「羨ましい」「妬ましい」という感情が湧いてきます。

例えば、好きな男子(笑)とよく話している女友達を妬ましく感じるのは、自分もその男子と話したいのに話せていないから。

好き勝手している人にカチンとくるのは、自分がしたいのに我慢している「好き勝手」をしているから。

つまり、妬みの相手は、自分自身が恵まれていたいと望んでいることや、優れていたいと望んでいることを教えてくれます。

ムカムカイライラしたり、「あの人ずるいよね」などと陰口をたたくヒマがあるなら、この「欲しいもの」を手に入れる努力をするのがオススメです。

自分を奮い立たせる「見栄」

さらに「見栄」です。

「見栄」とは、「他人からの見た目を意識して、実際以上によく見せようとする態度」を指します。

「インスタ映えばかり狙う人」のように、他人に良いように見てほしいため、うわべや体裁を整える傾向として捉えることが多く、決して良い意味では使われません。

しかし私は「見栄」を張る気持ちも悪いことばかりとは思えません。「見栄」には、だらけたくなるときや、自分が不幸な境遇に落ちそうなとき、そうなりたくない!と自分を奮い立たせてくれるからです。

例えば、うちに誰か遊びに来るときは、いつもより部屋をきれいに片付け、掃除したり、いつもよりちょっとごちそうを用意したりしますよね。

私はだらけ防止のために、ときどき家に友人を招いて会食します。これだって「見栄」ですが、別に悪いことではありませんよね!

また、長いこと生きていれば、図らずも、我ながら惨めと感じられるような、不遇な状況に陥ることもあるでしょう。

そんなときに、投げやりにならず心中もせず、もう一度這い上がろうと自分を奮い立たせるには、「自分はここで終わるような人間ではない! 終わりたくない!」という「見栄」が力となることでしょう。

こんなふうに、一見ネガティブに見える感情が、よりよい人生を歩むために生かされている例はいろいろあるのではないでしょうか。

嫌な人に遭遇したら、「ああはなりたくない」と反面教師や他山の石とする、なんていうのもそうですよね。

ネガティブな感情は発生しないにこしたことはありませんが、出てきたものは仕方ありません。うまく飼いならして、活用していきましょう。

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