ディスカバリーセンターの科学地球儀で、情報の性質と対象・目的に合わせた表現方法の効果を実感【宮城県東松島町の観光・学習スポット】

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ずっと見てみたいと思っていた、日本にひとつしかない科学地球儀を見学してきました。そこで感じたのは「わかりやすく伝える表現の工夫」の大切さです。

【ディスカバリーセンターの科学地球儀(を持ったフリ)】

目次

文章で語り尽くすか視覚に訴えるか

書籍や記事を編集するときには、

「文章で説明しイメージさせるか」

「ビジュアルに訴えたほうが効果的か」

など、その表現を工夫します。

「ビジュアル」とは、「視覚に訴えるもの」または「視覚に訴える方法」を指します。

最近は企業の記念誌や自分史など、これまでは文章中心に編集された書籍でも、ビジュアルな表現が好まれる傾向があります。

ビジュアルな伝え方が効果的な情報

ビジュアルな表現は、正確な数値や具体的な情報が伝わらなかったとしても、イメージや全体像を把握するのに効果的です。

単に「最近は文章が読まれないから…」という理由で(最近文章が読まれないわけではないのですが、そのことについては、また別の機会に……)、ビジュアルな表現を選ぶのではなく、

「ビジュアルに伝えた方が伝わるから」

という理由で選びたいものです。

視覚に訴える科学地球儀「Science On a Sphere®(サイエンス・オン・ア・スフィア)」

先日訪れた宮城県で

「これは非常にビジュアルでわかりやすい。この伝え方がふさわしい」

と感じた展示に出会いました。

それは、宮城県東松島市のディスカバリーセンターに展示されている科学地球儀「Science On a Sphere®(サイエンス・オン・ア・スフィア)」です。

この地球儀は、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が地球のシステムについて説明する道具として開発しました。頭文字をとって「SOS」と呼ばれています。日本では、ディスカバリーセンターでしか見ることができません。

東日本大震災で大きな被害にあった東松島市の子供たちが、この地球儀をきっかけにして夢と希望を抱けるように……という願いから、科学地球儀を見ることができるディスカバリーセンターが作られたそうです。

SOSで目の当たりにした地球のありさま

「地球のシステムについて説明する道具」といわれても、当初ピンときていませんでした。

ところが、実際に見せていただき、その視覚に訴える力にびっくり。目を見開きました。

まず、最初に見たのは、暗闇に浮かぶ地球です。

この時点で、ため息の出る美しさ。直径1.7mの球体に、複数のカメラで映像が映し出される仕組みです。

この地球儀に、さまざまなデータを映し出します。

まず、ある期間内に地球上で発生した地震のデータを見せていただきました。

時間は早送りで進んでいます。プレートの境目に沿って、導火線を走る火花か、花火のように、地震の規模を示す丸が点滅しています。

非常に頻繁に地震が起こる場所がある一方、世界にはほとんど地震がない場所もあることがよくわかります。

しばらく見ていると、この地震の様子に大きな変化が現れました。

そう、東日本大震災です。

このようにビジュアルで示されると、言葉で「震度7、マグニチュード9」と書かなくても、とてつもなく激しい地震だったことやその影響がよくよく理解できます。

このほか、東日本大震災で起きた津波が、太平洋を滑るように対岸まで到達する様子や……

原発から放射線が拡散する様子も……

さらに、地球以外の惑星の様子を映し出すこともできます。

太陽や火星も、目の前に浮かぶます。

教育用の動画を映し出すことも可能です。

「球体に映し出される」ことで新鮮さが感じられます。

ディスカバリーセンターでは、科学地球儀の「ビジュアルに伝える力」を目の当たりにし、情報を伝えるときには、それを伝えたい相手にもっとも効果的な表現を工夫する。その大切さをつくづく感じました。

投影できるデータは、膨大に作成され保存されているとのこと。興味のある分野をお伝えすると、そのデータを見せていただくこともできるようです。

科学地球儀の観覧は予約制

この地球儀を見たい場合は、事前予約が必要です。予約方法は電話予約のみ5人以上でないと予約ができないのでご注意ください。

臨時休館などもあるようなので、ホームページや電話で確認することをオススメします。

ディスカバリーセンター スポット情報

開館日時 火曜日〜土曜日10:00〜16:00(要予約)

料金 大人300円 学生(高校生以下)150円 ※団体料金あり

詳しくはディスカバリーセンターホームページから

商店日報

午前中は地域の三世代交流イベントのお手伝いしてきました。

小学校の同級生から、卒業以来初めて声をかけられるという嬉しい再会がありました。

午後は中3次女をイラスト教室に送り、近くのカフェでお仕事と打ち合わせでした。どこでも仕事ができるありがたさを実感します。

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三世代交流イベントのスタッフ

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