あらゆる世代に効果いろいろ。「自分史」を振り返るメリット

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今年もいよいよあと半月。この1年を振り返る人も多いのではないでしょうか。
どうせ振り返るなら、いっそこれまでの半生も振り返ってみませんか。今日は、「自分史」を振り返るメリットをご紹介したいと思います。

目次

自分自身を理解しよう

これからを前向きに生きる糧に

自分のことは意外によく分からないものです。

しかし、「自分史」を振り返る過程で、自分を客観的に見つめることで、自分の行動パターンを発見したり、過去の出来事に意味があったことに気づくことができたりします。

こうした自分を肯定する気持ちは、自尊心を高め、自信につながります。

これまでの自分を再評価することが、これから先の人生をより前向きに、主体性を持って生きるための糧となります。

来年のことを考える前に、「自分史」の振り返り。いかがでしょうか。

「自己基盤」を高め、周りによい影響を与えよう

私がコーチングを学んだ銀座コーチングスクールの考え方として、効果的なコーチングに必要な要素にコーチの「自己基盤」があります。

「自己基盤」があって初めて、相手の可能性を信じる「コーチングマインド」を発揮し、相手に影響を与えて行動を促したりことができます。

この「自己基盤」とは、何を指すのでしょうか。私がコーチングを学んだ銀座コーチングスクールでは、以下の要素から成り立つと考えています。

自己理解

強みや弱み長所や短所、過去の経験など、自分自身を理解していること

自分承認

できること、できないこと、やってきたこと、達成したことを「認める」

※この「認める」は「認識している」ということ。「気付く」に近い感覚

自己開示

自分自身について語り、相手との相互理解を深める

「自分史」を振り返るときには、「自己理解」「自己承認」「自己開示」が自然になされることになり、「自己基盤」の確立につながります。「自分史」は、自分を知り、認め、開示するツールでもあるのです。

 

相手を知る効果、自分を知られる効果

家族の絆がより強く

私の経験上、祖父母やご両親の「自分史」を作られたご家庭は、決まって家族仲が良くなります。これは、その人の生き方を理解すること、自分たちのルーツを感じることから生まれる効果です。

家族がどのように生きてきたのかを知らない方は、案外多いのではないでしょうか。

ご家族の口から必ず出る言葉は、「こんな話、初めて聴きました」です。「自分史」を作る過程では、家族の方とのやり取りが増え、これまでの思いや苦労を知ることで、

「あんな苦労を乗り越えてきたとは…と尊敬の思いが生まれた」

「いつもはカチンときていた物言いにも、あんな背景があったかと思うと、腹も立たなくなった」

といった、これまでとは違う見方が生まれます。

ご両親や祖父母の自分史を作って差し上げたい……という場合は、ご本人にライターがインタビューする聴き書きスタイルがオススメです。

子供や孫から質問しにくいようなこと、するまでもないと思っていたこともサラリと聴くことができるからです。

自分の話に熱心に耳を傾けてくれるライターの訪問(=ご家族も「へーっ」と聴いてくれる時間)は、ご本人にとって楽しいひとときとなります。

その言葉や生き方の記録は、家族の絆の象徴として、末永く受け継がれることでしょう。

パーソナルブランディングに

IT技術の伸展により、情報発信が容易に行えるようになり、個人も含め、情報発信で信用を得たり、信頼を構築していくことの重要性が高まっています。そうした背景から「パーソナルブランディング」が注目を集めています。

パーソナルブランディングには、自分の強み・弱みや自分の魅力をよく知り、自分のストーリー(物語)として発信することが有効です。このために「自分史」を振り返ることが役に立ちます。

「自分史」を振り返ることで、自分のウリが見えてきます。

ウキウキわくわく心身の健康効果

認知症予防の脳トレに

「自分史」を振り返るときは、いろいろなことを思い出し、それを書いたり、話したりします。これが、脳を刺激して、活性化する効果をもたらします。

聴き書きで自分史を書かせていただいた90代の男性のご家族は、

「自分でも昔のことを調べたり、メモを書いたりするようになりました。話を聴きにいらっしゃる日を楽しみにしているのがよくわかります。生活に張りが出ています」

と喜んでくださいました。

自分史づくりには、ある程度の時間がかかるので、長期間に渡り効果が続くのがよいところです。

調べ、知り、編集し、表現する楽しみ

「自分史」を振り返る過程では、時代背景や当時の新聞やニュースを調べたり、昔の話をしたりと、さまざまなことを調べ、新たな発見をします。また、得た情報や自分の記憶や思いを取捨選択してまとめ、文章を紡いだり、書籍として表現します。

この過程そのものが楽しい時間ではないでしょうか。

また、「自分史」を振り返ることを通じて、自分自身を再発見したり、自分のやりたいことを改めて考え、見つける楽しみも生まれます。

生きた証が残る

「自分史」を振り返ることは必ずしも文章を書くことではありませんが、文章や写真などと編集して本として残せば、生きた証をずっと残すことも可能です。

人間は誰もがいつかは亡くなります。そのとき、あなたの頭の中にある記憶も思いも、消えてしまいます。しかし、本として書き残すことで、記憶や思いを配偶者や子や孫など後世に伝えることができます。

「自分なんて大した人生ではないから」と謙遜される方もいらっしゃいますが、人間は一人ひとりがその人独自の人生を送っています。同じ人生は、ふたりと存在していません。

また、あなたの人生の記録は、あなたにとって大したものでなくても、あなたを大切に思う人たちにとっては宝となります。

さらに庶民の生活の記録は、民俗学や職業史、戦争関連の資料として、役立てられる可能性もあります(私は祖父母の若い頃の子育てや働く様子、食事づくりなどから、今の暮らしに役立つヒントを得ました)。

「本」というカタチは、デジタルデータに比べ保存に向かないイメージもあるかもしれませんが、国会図書館に納本すれば日本という国が永久に保管してくれます。
※国会図書館に納本する書籍は、広く一般に普及するために作られたものです。ある程度の冊数が印刷されているのが前提です。

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「自分史セミナー」を1月31日に予定しています。詳細は後日発表!

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