「生きづらさ」を感じる少数派が、安心して暮らせる社会を目指して――。
富山県の補助事業として活動を続ける「とやまcocolo会」では、自殺予防の視点から多様性を尊重し、自分らしく生きるための講座を今年も開催します。
目次
自殺予防のために、まず“孤立”を防ぐ
現代社会では、多様な価値観や背景を持つ人たちが、少数派であるがゆえに孤立したり、傷ついたりすることがあります。
「自殺を防ぐには、うつを防ぐ。うつを防ぐには、孤立を防ぐ」という考えから、cocolo会では多様性と自分らしさを尊重するための講座を開催しています。。
毎年企画運営している連続講座の開催が今年も決まりました！
◆ 苦しい経験を「学び」に変えて届けたい
私自身、家族の病気や子どもの不登校に直面し、非正規雇用の貧困シングルマザーとしての生活を送ってきました。
そのなかで対面してきた苦しい経験、感じてきた怒り、恨み、嫉妬、不安……これらも、現在のcocolo会の内容に影響を与えています。
なぜなら「あのとき、必要だった支援や情報は何だったのか？」という後悔や問い、学びへつながっているからです。
「あのとき、知っていたかっ…」という思もあって、代表として企画などに関わり、しんどかった経験をお役にたつ講座として昇華し、お伝えしていきたいと思っています。
今年も素晴らしい講師の皆さまに登壇をご快諾いただき、ありがたい限りです。
必要な方に届いてほしい講座
これから開催予定の講座は、企画した本人がいうのもアレですが、とても役立つ内容が詰まっています。
当事者として苦難に直面している方はもとより、例えば政治家のような「本人が社会的多数派強者で、少数派弱者のおかれた状況を知りたい」という方にもオススメしたいところです。
もうすぐ参加者募集の告知を行います。
すでに参加を希望される方は、見逃さないためにも、こちら掲載のアドレスからお知らせいただければと思います。
