椎間板ヘルニアの左足麻痺と緊急手術から1年5か月で富山マラソンを完走! 来シーズンの目標もできました!

2022年11月6日(日)に開催された富山マラソンを完走しました。椎間板ヘルニア手術で走れなくなってから1年5か月と当日の様子をご紹介します。

目次

突然発症した足の麻痺からの手術

私は学生だった頃から、市民ランナーとしてフルマラソンを楽しんできました。

そんな私が昨年の6月、走れなくなりました。原因は椎間板ヘルニアによる左足麻痺です。診察の5日後には全身麻酔での手術となりました。

術後は3か月運動は止められ、ウォーキングやごくゆっくりのジョギングから様子を見ながら少しずつ運動量を増やしていきました。

昨年の11月はウォーキングやごくゆっくりのジョギングが1時間程度できるようになりました。

その後、少しずつ走る量を増やしました。今年は遅くてもいいから大会にも出ようと決心してからは、腰に負担をかけず、麻痺した足でも走れるフォームを模索してきました。

ダメ元で、富山マラソンにエントリー。

とはいえ、練習では21km以上走ったことはありません。マラソン後半がどうなるか予想もつかないまま、当日を迎えることとなりました。

タイムは狙えませんが、走れること自体がありがたい! そんな気持ちでマラソンにのぞみました。

大会当日は最高のコンディション

久しぶりのフルマラソン

今回の富山マラソンは私にとって3年ぶりのフルマラソンの大会。富山マラソンは第1回以来です。

椎間板ヘルニア手術後のロードレースは、ほたるいかマラソンに続き2回目です。ほたるいかマラソンは「これ以上がんばると、つぶれるかもしれない」という恐怖心から、粘ることができないまま走ってしまいました。

今回もどうなるか不安です……。

スタート前の動き

まずは朝の動きをご紹介します。

この日は、晴天で早朝から立山連峰がはっきり。会場までの移動は、専1次女に新高岡駅まで送ってもらい、無料シャトルバスに乗る作戦としていました。

高1三女も新高岡駅まで一緒に来て「がんばって~」と見送ってくれました。

この無料シャトルバスは、会場のすぐ近くまで連れて行ってくれるのでとても便利。始発に近い時間は、対して待つこともなくスムーズに乗り込むことができました。

会場についたのは6時50分ごろ。カラダを冷やさないよう、女子更衣室となっている高岡文化ホールに入りました。

文化ホールは男子禁制の女性の園! 更衣室内だけでなく建物内にも男性は入れないのでご注意ください。

家でランニングウェアは着てきており、ここでは肌にワセリンや日焼け止めを塗りました。またストレッチをじっくりと。ランニング仲間らとの待ち合わせ時間まで、屋内で過ごしました。

それから7時55分には仲間と集合写真を撮影。

その後8時には、手荷物を預けました。

ここでウィンドブレーカーも預けるので、ここからは使い捨て合羽と軍手(ミニカイロ入り)で冷えないようにします。今年は気温が高くて、カラダがあまり冷えなくてよかった。

手荷物を預けたあとは、トイレに並びました。

第1回はトイレの行列で「スタートに間に合うか?!」とドキドキしましたが、今回は整列完了時刻である8時40分までにトイレを終えることができました。

ここまでは計画どおりです!

後半で何が起こるか!? ドキドキの本番レース 

いよいよスタート!

スタートに整列してカラダをほぐしながら、オープニングセレモニー。

いよいよスタートです! 行ってきまーす!

はじめは、周囲に合わせて6分/km適度。徐々に人がバラけて、5分50秒/km程度になりました。

スタートから早々に4時間のペースランナーには抜かれてしまいました。

エネルギー補給はジェルで

今回は補給食はほぼ取らない作戦です。1度足を止めると、走り出せない気がするからです。

補給食は1時間に1回、明治のピットインゼリー(170kcal) を口に入れることにしました。

楽しくて苦しい新湊大橋

さて、富山マラソン最大の難関は新湊大橋です。20kmくらいとしんどいところで地上40m以上まで上り、下ります。

上りも辛いが、私は下りが嫌い。下りは足の前側に負担がかかるので、小刻みにちょこちょこ走りましょう。

後半の不調と対応策

橋が終わってひと安心したのもつかの間、後半は不調が次々と現れてきました。終わってから対策も調べてみました。

  • お腹が汗で冷える→ゼッケンをお腹にあてて風があたらないようにする。(今回は薄手のブレーカーをお腹に巻いてしのぎました)
  • 胃が痛い→固形物は食べずにジェルで補給
  • 足の裏が痛い(水ぶくれ、爪が割れていた)→靴下が薄かった、または靴紐(キャタピラン)が緩かった?
  • 左臀部が無感覚で動きにくい→これは麻痺のせいでしかたなさそう
  • 呼吸しづらい→吐く方を意識する、鼻で吸う
  • 手が痺れる→酸欠の症状かも。息をたくさん吸う

……いろいろきついこともありましたが、ゴールが近づくと応援が多くて楽しい!

ラストスパート! そしてゴール!

完走できました~!

走り終わってからは、高1三女が持たせてくれた弁当と持参したビールで疲れた体を癒やしました。

レースを終えてやる気アップ!

4時間半切りを達成

タイムは、ネットで4時間24分12秒でした。5時間を切れたらいいな、くらいの感覚だったので、4時間半切りは今の私としては上出来です。

ただ、ラップを見ると後半は落ちています。練習で21kmまでしか走っていないので当然ですが、後半速い走りを目指す私としては、不満の残るレース運びです。25~30kmに少し上げられたので、まだよしとしましょう。

次回は後半を上げていく走りがしたいものです。

目標は引き続きサブフォー

今回のタイムを見て、「またサブフォーを目指せる」という希望を新たに得ることができました。

フォームを直したり補給食を工夫したりと、身体能力以外の部分を工夫したおかげか、思ったよりもタイムの落ちが小さかった。

ヘルニア手術と麻痺の影響で長い距離の走り込みや、心肺機能向上のためのインターバルやペース走があまりできなかったことを考えると「それやればまだ伸びるよね」という確信がもてました。

来シーズンは、「4時間を切る!」の目標のもと、それにふさわしい練習に励む所存です。

トライアスロンのロング完走

また、ヘルニアからの1年5か月には、「いつかやりたいことは早くやらねば」とつくづく感じました。

ヘルニアで「もう走れないかも」と思ったとき、「サブフォーを達成したかった」と「トライアスロンのロングにトライしたかった」など、たくさんの後悔が頭に浮かびました。

これらは「子どもが独立したら練習時間を増やして叶えたい」と考えていた目標だったんです。

しかし今48歳で子どもが独立するころは55歳の私は、「子どもが独立したら」なんて言っていたら、それより先に私が怪我や病気で動けなくなるかもしれないんですよね。

1日でも若いうちに、体が動くうちに、やりたいことはやらないと!と、つくづく感じています。

というわけで、来シーズンはトライアスロンのロングに参加して完走します! 

あなたも「将来、条件が整ったらやろう」と思っていることがあるなら、その条件が整っていなくてもやってしまうことをオススメします。ほんと何があるか分かりませんからねっ!

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