3月8日は「国際女性デー」。イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(女性の祝日)」として、身近の女性にミモザを贈る習慣があります。世界の女性の立場や状況に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

女性の勇気や決断を称える国際女性デー
国際女性デーのルーツは1904年、ニューヨークでおこなわれた婦人参政権を求めたデモ。その後、国連が1975年に、3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」と制定しました。「国際女性デー」は、女性たちの差別撤廃にむけた勇気と決断を称える日です。
特にイタリアの「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」は有名です。別名「ミモザの日」とも呼ばれ、母親や妻、友人、会社の同僚など身近な女性に感謝を込めて、愛や幸福の象徴とされるミモザが贈られます。
ちなみに、ミモザはイタリアではそこらに自生する花。日本なら椿かタンポポのような存在でしょうか。ミモザならどんなビンボーでも贈れるよねってことで、ミモザともいわれます。
4年前2018年の3月8日にはイタリアを旅していた私と子供たちにも、宿のご主人がミモザを用意してくれました。

「女性の日」は男性差別か
「女性の日」があって「男性の日」がない……と男性差別だと怒る人がいるかもしれません。
しかし、私は「女性の日」には賛成派です。それは、まだまだジェンダー平等とは言えない状況で、女性がひどい目にあってる国や地域も多いからです。

「女性の日」をきっかけに、ジェンダ-平等や女性差別、戦時下で女性がどんな大変な目に合うかなどを考えることには意義があると考えています。

「『男性が笑って女性が泣く国(や組織)』は多くとも『女性が笑っている国(組織)は男性も笑っている』」が私の持論です。育児情報誌の編集長だったときから「母の笑顔は家庭の宝」を謳っております。
女性の日のミモザケーキ
というわけで、毎年作るのがミモザケーキです。


今年も作りました。毎年、庭で見つけた花を載せています。

今年は椿です。
女性に笑顔を。世界に平和を。と、ミモザケーキを食べながら祈りました。

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