フェルメールに学ぶ「欠点」の生かし方。不遇・不自由は長所のタネに変えていこう

先日、富山市で開催されていた「フェルメール 光の王国展」を見てきました。フェルメールの色使いは、実は不遇な境遇からだったからだと知りました。

目次

描かれた当時の色味などを再現「フェルメール 光の王国展」

この展覧会は、描かれた当時の色味などを再現した「リ・クリエイト」作品です。とはいえ、現存する37作品全てを1度に鑑賞できるのは貴重な機会です。

フェルメールといえば、どこからでも目が合うといわれる「真珠の耳飾りの少女」が有名ですね!

また、「牛乳を注ぐ女」も有名。

これは、最近はEテレのパロディ「何にでも牛乳を注ぐ女」のも人気(笑)。私も大好き。

貧しかったから生まれた美しい色使い

フェルメールは、光の描写や色使いの美しさで人気の理由のひとつです。

解説を読んで、フェルメールの色使いが特徴づいた理由のひとつは、彼の貧しさだったことを知りました。

というのは、当時の画家は20種類ほどの色を使っていましたが、倹約家のフェルメールは7色しか購入せずに描いたそう。

その色数の少なさが、フェルメールの絵の色の美しさにつながったというのです。

もしも、フェルメールに十分な資金があったら、今ほど色彩を評価されなかったのかもしれません。

恵まれない要因もプラスにつなげられる

私にも、そういうネガティブがメリットに繋がった経験があります。

それは、子供のケアをしながら在宅仕事を18年やってきた経験から、気が散りそうな場所でも子供に目をかけながら、仕事できるようになったことです。

ちなみに、今はカラオケル-ムにいて、目の前で娘が熱唱しています。

「うるさくて気が散るから仕事にならない」みたいなことを言う人もいますが、それはまずありません。今も大きな音で音楽が流れていますが、このくらいで私の集中力は切れません。

子育てしながら仕事してきたおかげで、リビングで家族がパラエティ番組を見ていようが、踊っていようが(笑)、PCに向かって原稿を書けるようになりました。

キュリー夫人(読書に集中しすぎて周りに椅子を積み上げられても気づかなかったエピゾードあり)か、手術中の大門未知子みたいになっています笑

苦労していることが、そのうちスキルになる

あなたが今なにか大変なことがあったとしたら、そのことで他人にはないスキルが身についているかもしれません。

例えば、私が今、時短や手間抜き料理がけっこう得意なのは、長い間、外食や出来合いを買う経済的余裕がなかったからです。

在宅で働けるようになったのは、不登校になった娘と適応障害と診断された前夫と病気の母のケアのために、出社ができなくなったからです。

年齢のわりにはよく体が動き若々しいと言っていただくこともありますが、子供の頃から体が弱かったため食事や運動・睡眠や生活リズムを整えることを20代の頃から気を付けていたせいだと思います。

以前、取材でお話を伺った女性の中には、親の介護で家を離れて働くことができなかったために民宿をオープンした方がいました。難病のお子さんを預けられる保育園がないからと、自分で作ったお母さんもいました。

私達は恵まれない環境や短所を嘆きがち。しかし、一見すると恵まれない環境や短所が、長所や優れた活動へとつながることも多々あるんですよね。

違いは、どこに焦点を合わせて考えるかです。

自分の力ではどうにもできない不遇や不自由よりも、そこから生まれかもしれないメリットや得られる能力、できる事柄に目を向けて生かしていきましょう!

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