今年は1月1日から神社で仕事をはじめ、気持ちを新たにしてきました。
【射水市下村・加茂神社の鰤分け神事】
仕事初めは鰤分け神事
今年の初仕事は、射水市の下村加茂神社で毎年執り行われる鰤分け神事の取材でした。
これは、神様に塩鰤を奉納し、その鰤を神前で切り分けて氏子すべての世帯に配られる神事です。各家では、神と人が同じものを食べることでその年の無病息災を祈ります。
この切り分けは、熟練の料理職人が担当。身がしまった鰤は切るのが難しいと伺っていましたが、見事な手際であっという間に切り身が並びました。
飽きっぽくて一つのことに打ち込めないことがコンプレックス
長年続く伝統行事と、ひとつのことに打ち込んできた職人さんの仕事ぶりを見て、私は自分が社会人になったばかりのころ、コンプレックスを感じていたことを思いだしました。
それは、私が飽き性で、ひとつのことに深く打ち込んでいないことでした。
一方、取材相手やお仕事で出会う方々は、その道の専門家ばかりです。取材される人ってそういうものです。当然です。
質問する私は、どんなテーマに対しても相手から見れば素人です。「こんなことも知らないの?」と言われているような気持ちになりました。
実際は言われていないのに、劣等感からそんなふうに引け目を感じていたんですよね。
飽きっぽくて、何事も広く浅くの器用貧乏……という点は、私の短所だと受け止めていました。
いろんなことに好奇心をもって向き合い、言葉にして伝えるチカラ
しかし、富山にUターンして編集者となってから、「飽きっぽくて、何事も広く浅く」という私の短所が、実は長所の裏返しではないかと感じるようになりました。
なぜかというと、私が尊敬の眼差しで見上げている専門家の方々とその道のプロではあるものの、自分の思いを言葉にするとか、コンテンツ記事の文章を書くとなると、そこは不慣れ。ライターや編集者は「言語化の専門家」だと気づいたからです。
つまり、私の「広く浅く」は「好奇心旺盛にいろんなジャンルに関心を持てる」ことの裏返し。もちろんこれは、編集者やライター、コラムニストとしては長所です。
適材適所で、短所を長所に変えれば、自分の特徴や長所を活かして、ひとの役に立つことができます。
今回の鰤分け神事の取材では、人の思いを言語化したり、営みを書き記すことの尊さと、そんな仕事で報酬を得られるありがたさを再認識しました。
今年も、邁進していきます!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!