勝てる場を選び、うっかり負けないようルールを知ってから戦おう! スポーツもビジネスも!

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何かで勝ちたい、成果を出したいと思うなら、戦う場所を選び、その場で行われる戦いやゲームのルールを知り、そのルールにのっとって戦う必要があります。

目次

勝てる土俵で戦おう

人が少ない場所で勝つことに意味はないか

先日初めて、マスターズ陸上の大会に参加しました。

マスターズ陸上とは、公益社団法人日本マスターズ陸上競技連合によると以下のように紹介されています。

マスターズは、ベテランズとも言われ、男女共に満18歳以上であれば、競技成績に関係なく、生涯楽しく同年代の人々と競技ができます。競技クラスは5歳刻みであるため、5年毎にクラス別 の最若手となり記録更新・上位入賞のチャンスもあります。また、全日本大会に出場できます。アジア・世界大会へは、35歳以上であれば出場できます。

私が参加したのは、「第15回富山マスターズ中長距離記録会」。

富山としては異例とも言える120名のエントリーに加え、当日受付も40名を超えたそうです。

おそらくは、コロナの影響でロードレースの大会がなく、長距離愛好家がマスターズに流れてきたものと思われます。

私がエントリーした800mと5000mでは、多くの女性ランナーがいた5000に対し、800mは3人でした。

で、女性45歳から 49 歳のW45クラス出場者1人ということで1位をいただきました。

参加者の少ない大会や種目で上位をとったとき、「参加者が少ないから大したことないんです」と謙遜する人もいらっしゃいます。

参加者数の多い大会や種目で勝たないと、誇るほどのことでも、自慢にもならないと。

しかし、そんな声を聞くたび、私はやってる人が少ないところに参加している時点で、すでに勝者と思っていいんじゃないかと感じます。

だって、「参加者が少ないだけなんだよ」とその人を笑う人がいたら、「だったら、出てみなさいよ」ではないですか。

 

市場が求めていて人がやらなくて自分ができること

スポーツの上位入賞するような選手でも、大会に出場する顔ぶれを見て負けそうなら出場をやめることがある、ときいたことがあります。

勝てない場で戦って負けるより、勝てそうな大会を選ぶということですよね。

ビジネスの場でも、「勝てる土俵で戦う」という考え方は、当たり前です。

競争の激しい既存市場「レッド・オーシャン(赤い海、競争の激しい領域)」ではなく、競争のない未開拓市場「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきとといた『ブルー・オーシャン戦略』はよく知られています。

[新版]ブルー・オーシャン戦略

企業間の競争に勝つための理論「ランチェスター戦略」では、弱者の戦略として強者の手の回らないニッチ市場を攻めることが言われます。

これも「競争相手のいない(少ない)勝てる土俵で戦う」の一例です。

思い返せば、大学の陸上部の北信越大会で、学校対抗戦の点を稼ぐために、参加者の少ない400mハードルに出たことがあります。

あれもある意味ランチェスター戦略的。母数となる人数に関わらず、入賞者に加点される点数は同じですからね笑。

市場が求めていて、人がやらなくて、自分ができることは、自分のウリであり、ビジネスチャンスです。

戦う場所のルールを知る

 トラックレースのルールって?

 戦う場所を決めたら、その場所のルールを確認しておきましょう。

先日のマスターズ陸上は、トラックレースが初めて、という人も多い様子でした。すると以下のような、トラック経験者には当然のことを知らない方も。

  • 招集(指定された時間に招集所に集まり、競技者係の点呼を受け、ナンバーカードやスパイクなどを確認する)
  • 腰のゼッケンは写真判定のために『右横』につける
  • 800mだと選手はスタートしてからバックストレートに入るブレイクライン」までは自分のレーンを走り、ここからはオープンコースとなって内側に入る

今回の大会では役員の皆さんが親切に指導してくださいましたが、ルールを知らないと、戦わずしてうっかり負ける羽目になりかねません。

野球の試合でボールを蹴ることも、サッカーでスリーポイントシュートもありません。戦う場を決めたら、ルールを確認しましょう。

ちなみに、トラックの大会なら日本陸上競技連盟の陸上競技ガイドが、初心者には分りやすいかと思います。

トライアスロンなら、日本トライアスロン連合(JTU)のルールブック(長い!)には目を通しておきたいものですね!

紙媒体の編集ルールやマスコミの執筆ルール

ルールを知っておきたいことは、スポーツの大会だけではありません。どんな仕事にも、その仕事なりのルールがあります。

例えば、紙媒体の編集をするなら、この本に書いてあるような編集ルールは押さえておきたいもの。

標準 編集必携

単語の表記方法なら、記者ハンドブック(これが「正しい」でないこともありますが、一定の基準としてはよいものです)など。

記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

ほかにも、同じ編集物でも、紙とウェブだと考え方も違います。

例えば、フォントについて。

紙はそのデザイナーが持っていれば特殊なフォントが使え、見た目でバランスを確認しながら字間を詰めたり広げたりして、タイポグラフィ的に細かい調整ができます。グラフィックデザイナーの腕の見せ所ですね。

一方、ウェブでは、Webフォント使わない場合、見る側のPCにそのフォントがないと表示できず代替えフォントに置き換わるとか、基本的に字間は調節しない「ベタ打ち」だとか。制作会社や予算によって、そのあたりが調整できるかどうかは、まだばらつきがあるよう。

ウェブデザイナーは、それでも、サイトがさまざまな環境下で表示されたときに、きれいに、出したいイメージが表現できるよう組み立てないといけない。

ほかにも、紙は一度印刷すると修正ができないため、印刷前の校正にはすごーく注意を払います。

一方、ウェブサイトはアップ後にも修正が可能。その分、紙に比較してではありますが、文字修正に対しては緩やかな対応ができます。

一見似ている紙とウェブの編集さえ、ルールは異なります。

それぞれを分かっていないと、関わる人の意思疎通がちぐはぐになったりして、いい制作物を作れなくなりそう。

やっぱりルールを知るって大事です。

女性が働くときのルール

ほかにも、「職場のルール」というものもありますよね。その企業や上司によって評価のポイントが異なることはよくあります。

特に女性は、社会人になるとき、注意しておきたいもの。それまでいた「学校」とは明らかに、ルールが違うからです。

私の場合は20代で、働き方に悩んでいた会社員時代、この本を読んで大きな衝撃を受けました。

ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方 (光文社知恵の森文庫)

ビジネスはゲームであると定義し、男性が成長の過程で学校や家やスポーツなどで「当たり前」のこととして身につけてくる「ゲームのルール」を女性が身につけていないばかりに、企業内で生きづらいと指摘し、その「ルール」とゲームの後略方法を紹介した本です。

「野球の試合中にベースを守らずに、一生懸命ゴミ拾いをしても評価されない」といった例えに、自らを省みて膝を打ちました。

もともと、アメリカで発刊された古い本なので、内容や具体的なアドバイスには違和感や賛否あるかと思います。

ただ、大切なエッセンスは「実力を発揮したい競技のルールを知り、そのルール上で強い競技者になる」ということです。

自分を知って、好き&得意を伸ばす

では、勝てる場所を探し、勝てるルールを見つけるには、どうしたらいいのでしょうか。

それは、差し当たり、以下の2つが効果的。

ひとつは自分を知ること。

自分の得意なこと、好きなこと、自分が幸福感を持てることなど自覚していれば、それができる場、有利な場を見つけやすくなります。

もう一つは、いろいろ経験すること。

やってみたら、「他人よりできた」「仕事にしたいと感じた」「人に感謝されてお金までいただけた」なんてことはよくあります。

やってみて始めて、何が向いているか、何に強いか、何が求められているか、などがわかります。

というわけで、スポーツでもビジネスでも、まずは自分の適正やウリ、やりがいを感じるときはどんなときかなどを見つけ、それが長所・メリットとなる場やその長所を伸ばせる場に身を置きましまう。

そうして、自分を最大限に活かしていきましょう。

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