学歴も性別も関係なし。常識にとらわれない自分らしい生き方を実践する『一生お金に困らない個人投資家という生き方』(吉川英一著)【読書レビュー】

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我が家の娘たちは、3人のうち2人が不登校を経験しています。当時は、「普通の進路」からこのまま外れたら、どんなに苦労するのだろう…と、とても不安になりました。そんなとき視野を広げてくれたのが、地元在住の個人投資家の書籍でした。

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目次

地元富山に個人投資家?

著者の吉川英一さんは、富山県在住の個人投資家です。

知ったきっかけは失念してしまいましたが、小説家の「吉川英治」と名前が似ていらっしゃることがフックになって、お名前をずっと記憶しておりました。

吉川さんはもともと、損害保険会社や都市再開発事業のコンサルタント会社などに勤務するサラリーマンでした。

そのサラリーマン時代に、会社の倒産で失業したり、激務とストレスで体調を崩したりなさった経験から、会社に頼らない働き方を模索。

株で資金を貯めてからアパート経営をスタートし、さらに不動産仲介業も手掛けて、個人投資家として「経済的自由」を手にされました。この間マネー誌などで指南役として活躍し、著作も多数おありです。

「悠々自適な個人投資家」なんて、テレビの中か都会の話だと思っていたので、私が住む富山県に本まで出すような有名個人投資家がいることに、なんだか不思議な気がしておりました。

個人投資家は学歴・性別不問の職業

著作やブログなどをなんとなく拝見していた吉川さんのお仕事ぶりが、私の心の救いになったのは、長女に続いて次女も中学校で不登校になったときです。

私自身は子供のころから学校適応児で、勉強に部活にと学校生活を満喫し、大学を出で、新卒で就職しました。

そんな「普通」の子供時代を過ごした私は、娘たちが不登校になったとき「『普通の進路』から外れたら、どんなに苦労することになるのかしら…」と行く末に不安をもっていました。

そこで改めて手にしたのがこの本です。


一生お金に困らない個人投資家という生き方

吉川さんが書かれているとおり、個人投資家の世界は、学歴も性別も関係がありません。

  • 資格試験に膨大な費用と時間を費やすのであれば、株や不動産の勉強を一生懸命やって個人投資家を目指すほうが早く自立できると思います。
  • ゲーマーやニート、引きこもりの人も個人投資家(とくにデイトレーダー)に向いていると思います。(中略)ゲームでの俊敏に指を動かす技術は、おそらく優秀なデイトレーダーでも勝てないのではないでしょうか。

といった文面に「集団行動が苦手な不登校児でも、大人になってから経済的に自立できる道はあるかも…」と、私にとっては気持ちが休まる思いがしました。

複数の収入源をもつ働き方に注目

株や不動産収入というと、「不労所得」という言葉を思い出します。しかし、吉川さんの著書からは決して「不労」ではないことがわかります。

簿記や宅建の勉強をして、PCに毎日向かい、記録をつけて改善し、行動を繰り返した末に、成果がありました。

ただ、吉川さんは、投資に関する知識を学び、ルールを守れば、実は誰でも個人投資家になれる、といいます。それが本当なら、学生時代は勉強熱心で成績もよい女性たちは、実は投資に向いているのかもしれません。

そう考えると、子育て中や介護中の方など、フルタイムで働くのが難しい人(このような状況下でどう幸せに働くかは私の長年の探求テーマです)でも以下3つの収入の柱をもって経済的に苦労せず生きる道もありそうです。

  1. パートやアルバイト(給料)
  2. 「好き」を生かした副業(報酬)
  3. 株・不動産収入(いちおう「不労」所得)

ひとつの柱が5万でも3本集まれば15万円になります。

月収15万円の正社員の仕事でひとつの会社に頼るよりも時間と場所の自由が増える分、家族ケアの時間が確保でき、少ない負担でやっていける人もいるかもしれません。

収入の柱を複数もち、その中に投資があるのは、一般の企業では当たり前(フジテレビもTBSも収入の大きな柱は不動産収入です)ですが、マネーリテラシーの低い会社員としてのんきに過ごしてきた私には持ちづらい視点でした。

吉川さんのご著書は、こうした多様な働き方や、複数の収入源をもつ「パラレルワーク」「複業」といった働き方に関心をもつきっかけにもなりました。

いろんなスタイルの人と接することで視野を広げる

同じ富山に住んでいれば、いつかはお会いできるのではないか…と思っていたところ、趣味が同じランニングであることがきっかけで、リアル吉川さんにお目にかかることができました。

その後も吉川さんからいただいたご縁で、不動産事業を営む方からお話を伺う機会に恵まれました。

なかには、著書をお持ちの方々もいらっしゃいます。

我が地元・射水市ご出身、うちからほど近いところにある高校を卒業された「ふんどし王子」さん(もちろんペンネーム)。

高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!

ふんさんは、出版後、母校の高校で生徒さんに講演もされたとか。素晴らしい!

こちらも地元・射水市ご出身で実は中学校の後輩。元福祉施設の職員で福祉起業家的大家さんのポールさん(ペンネームです)が、自己肯定感の大切さについて書いた著書。※タイトルは強烈ですが、中はマジメです。

手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則

こちらは、お隣石川県で、起業家支援やコワーキングスペースの運営もされている河上伸之輔さんの著書。

元手500万円から資産20億円! どんどん買い進める “北陸不動産投資”術

地元の身近なところに、不動産事業家の著者さんがこんなにいらっしゃるとは驚きでした。

それぞれがいろんなバックグラウンドをもち、いろんなワークスタイル・ライフスタイルをお持ちです。

共通点は、たくましくタフに、創意工夫を繰り返していらっしゃる点かと思います。

こういうお姿を見ていると、これまでの選択を悔やんだり、もっていないものに注目して「〇〇だからできない」とクヨクヨするのが、バカバカしくなってきます。

働くことや暮らすことには、「誰にでも共通する正解」という方法があるわけではありません。

若者も大人も、「自分の価値観と置かれた状況、持っているリソースから1番最適なスタイル」を確立することが大切だと、考えています。

これから子供たちもどんな人生の選択をしていくかはわかりませんが、いつも、そんなことを伝えたいと思います。

 

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