装いによるパーソナルブランディングの参考に。利用すべきショップも分かる『何を着るかで人生は変わる』(しぎはらひろ子・三笠書房・2015)

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今年の正月に考えた目標のひとつに、大目標「住衣を整えて思考と機嫌を整える」の1項目として「仕事着と外出着に自分のスタイルを確立」をもうけました。そこで早速、服装に関する書籍『何を着るかで人生は変わる』を読んでみました。

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オペラの衣装(ローマ歌劇場にて・2018年)

目次

服装に関する悩み

「好きな服」と言われても

「何を着るか」は私の長年の課題です。

洋服が好きな人は、「好きな服を着ればいい」「何が似合うかなんて自分で分かるでしょ」などとおっしゃいますが、そう簡単なことでないことは私にも分かります。

TPOがあれば、流行もあります。誰かが素敵という服は、誰かがダサいといいます。誰かが着たら素敵でも、自分が着たらヘンな服は世の中にあふれています。

若々しく装おったつもりがイタイと言われ、キチンとしたつもりが「税務署の職員みたい」と笑われたこともあります。

食べるものなら栄養学でこれが正しいというセオリーもありますが、着るものにはそこもはっきりしません。

何を基準にどう選べばいいか、自分らしい着こなしとはなにかがずっと分からずにきています。

「おしゃれ」の優先順位が低かった理由

服選びにいまひとつやる気が起きなかったのは、「所詮は着る人次第」と感じるからかもしれません。

モデルの桐島かれんさんのお店のワンピースは、かれんさんが着るととても素敵ですが、一般の方が着たところは、なんだかずんぐりむっくり見えました(ゴメンナサイm(_ _)m)。

どんなハイブランドのおしゃれ服も、着ている人がデブでだらしなければ、素敵には見えないことでしょう。

また仕事着は、流行に乗らなくてもキチンとしているほうがいいこともあります。子供にマジックをつけられるような生活では、奮発して買った服を1日でパーにされたこともあります。

さらに、家事育児と仕事などやるべきことが盛りだくさんななか、服選びにばかりに時間をかけらてはいられません。お金だってそうですよね。

とはいえ、しっりくきているわけでもない

では、適当な服を着ているので満足しているかというと、そういうわけでもありません。

よい服を時間をかけずに選べるように、パーソナルスタイリストさんに手持ちの服のコーディネート例を考えてもらったこともあります。パーソナルカラー診断や骨格診断も受けました。

1冊まるごと同じものを購入し、コーディネートを真似してみようかとも考えました。

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すると、次は別の課題が生まれました。

ほしい服が見つからない

パーソナルカラーや骨格診断、1冊まるごと真似したい書籍で紹介されていたアイテムを参考に「こんな服がほしい」と探すも、それが見つかりません。

1日かけていくつもの店を回ったのに、1枚も服を買えないときの疲労感ときたら……。

ならばと、通販で購入するも、色や質感、サイズが期待と異なり返品。

レンタルの洋服も試してみましたが、好みも合わず似合わない(子供たち評)ものばかりが送られ、要望を送っても改善しないので、これもやめてしまいました(ちなみに、勝間和代さんはYou Tube撮影時にレンタルの洋服利用しているそうですが、あまり似合わない服が多いように感じます)。

「パーソナルブランディング」としてのざっくりとしたアドバイスに悩む

しかし、服装でその人の印象が変わることは自覚しているので、なんとかしないといけないと考え、1年ほど前に受けたパーソナルブランディングのコンサルでは、服装についても相談しました。

そこでいただたのは「顧客層の好きそうなテイストを選べばいい。スーツは固すぎる」というざっくりしたアドバイス。

それまで、仕事服と言えばスーツを基本としてきた私は、何を着たらいいのかますます分からなくなってしまいました。

このままでは、気持ちが落ち着きません。

そこで今年の目標のひとつに「仕事着と外出着に自分のスタイルを確立」を加えました。

そんなときに手にした1冊が『何を着るかで人生は変わる』です。

『何を着るかで人生は変わる』で参考になったこと

着回しと流行はそれほど気にしなくていい

著者のしぎはらひろ子さんは、ファッション・プロデューサーで服飾専門家。日本ベストドレッサー賞の選考委員で、私の甥も通った文化服装学院の特別講師もなさっているそうです。

「服は内面を磨き、自信を育て、内面は見た目に反映されて魅力となる」がモットーだとか。なるほど、このモットーには共感します。

そんなしぎはらさんがまず紹介していたのが、着回しと流行よりもまずスタイルが大事だということ。

オードリー・ヘップバーンやアナ・ウィンター、カール・ラガーフェルドらの定番服を例に、「自分のスタイル」を確立していることが本当のおしゃれであるといいます。

「なりたい私」を自覚し、そのように見られる服を選ぶ

また、書籍の後半では、「理想の自分像」を見つけるためのワークを紹介し、そこで自覚した「理想の自分像」に合わせて服をもつことを勧めます。

これはブランディングの考え方であり、手法はコーチング的。こうした観点で吟味した服を揃えてあれば、自信をもって着ることができることでしょう。

ただ、「理想の自分像」を具体的なアイテムとして落とし込むことこそ難しい。先程も紹介したとおり、だって服が見つからないんですもん。

しかし、この点に関しても、解決のヒントが紹介されていました。

TPOの考え方

まずは、TPOの考えかたです。私達が服を着る機会を以下のように分類します。

on

1、オフィシャル…職場(さらに、内勤時の「仕事デイリー」、会食やプレゼンなど「ビジネス・フォーマル」に分類)

2、ソーシャル…冠婚葬祭・パーティー

off

3、プライベート…趣味・レジャー・スポーツ(デート用「フェミニン服」、友達との会食などお出かけ着「プチリッチ服」、リゾート地で着る「旅行用の服」なども)

4、ホーム…リラックスタイム、近所への買い物

このように、シーンを細かく分類し、それに合わせたコーディネートを考えておくと、いざというとき「着ていく服がない」となりませんとのこと。

また、それぞれのコーディネートセット数の目安は以下の通りです。

  • 仕事デイリー 3
  • ビジネス・フォーマル 2
  • フェミニン服 1
  • プチリッチ服   2
  • 旅行用 1
  • ホーム 1

仕事着が5通りとは、少し心もとない気もしますが、本当に合った服はそれだけあれば十分ということなのでしょう。

このような観点で私のワードローブを確認すると、私の場合「2、ソーシャル」は着物やワンピースがあり、「3、プライベート」の「趣味・レジャー・スポーツ」はデニムやジャージがあります。「4、ホーム」はナチュラル系を経て、アスレジャー風に落ち着いてきました。

が、「1、オフィシャル」と「3、プライベート」の中でも「フェミニン服」や「プチリッチ服」が、手薄であることに気が付きます。

ファッションタイプとタイプ別(価格ごと)ブランド

ではどこで探せばいいの? となったとき、この本でとくに役に立つと感じたのが、タイプ別・価格ごとのブランド表。「欲しい服は分かるけど、どこで買えるかが分からない」「やっと見つけたら予算オーバー」という私の悩みを解決してくれそうです。

タイプ別診断では、私は「アクティブ(親しみやすい・元気・ナチュラル)」となりました。

このタイプにあったコンセプトのブランドは以下の通りです(富山近隣の店舗は林原による加筆)。

価格帯(シンプルワンピース)7,500円~

  • ozoc マリエとやま
  • OPAQUE.CLIP イオン高岡
  • Vis 金沢フォーラス

価格帯10,000円~

  • PLST 金沢フォーラス
  • Mila Owen 金沢フォーラス

価格帯15,000円~

  • LAUREN RALPH LAUREN
  • Rouge vif la cle
  • UNTITLED 大和富山店

価格帯20,000円~

  • UNITED ARROWS 香林坊東急スクエア

価格帯30,000円~

  • Theory Luxe 大和富山店

価格帯100,000円~

  • Stella McCartney

よくあるファッション関連本ではあまり紹介されない低価格帯のブランド(他のタイプにはUNIQLOも!)もあるのが、ありがたいところです。

今度はこのリストを参考に店を選び、合った服、ほしい服を探してみます。

センスではなく理論

上記で紹介した事柄のほか、本書では色やアクセサリーの選び方や「若くみえる服とイタイ服」や洗練され見えるために押さえる要素などを理論的に解説。この点はさすが教える仕事もなさっているだけ、とても分かりやすく説明されています。

おしゃれは天性のセンスや感覚的なものではなく、理論的を学び、後天的に身につけられるものだと感じ、ホッとしますね。


何を着るかで人生は変わる (単行本)

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