12月14日は林原商店合同会社の設立記念日です。
家族の転機がきっかけで変えた働き方
私が、会社員編集者を辞めたのは2014年6月のことです。
そのときは、意図せぬ家族の転機が続きました。
2014年1月ごろから、掃除や夜の育児(子どもたちの夕食やお風呂)を担ってくれていた私の母が病気でダウン。
同年3月には、当時の夫が転勤で単身赴任し、翌4月には病気で休職。
同年5月、中学1年生の長女が不登校を選択。
その結果、私は仕事をそれまでどおりに続けていては、家事や看病、心のケアのための時間が作れないという状況となりました。
当時は片道1時間かけて通勤していたので、「仕事中にちょっと抜けて」と家事や家族ケアに戻ることもできません。
そこで、上司とも相談し、「家の近く(最終的に自宅内事務所)」で働くことにしました。
同年6月に7年続けた会社を退職。
とはいえ、この状況で収入を下げるわけにもいかず、しばらくの試行錯誤の末、2015年12月14日に林原商店合同会社を設立しました。
このブログ「林原商店」を始めたのも、そのときです。
これから5年目がスタート
林原商店は、今日から5年目に入ります。
あらたに起業した起業や個人事業主(フリーランス)の半分は、1年で廃業するとか。また、5年後まで残るのは15%程度だそうです。
そんな中、家族ケアと両立しつつ、今も仕事を続けられているのは、お客さまや読者のみなさま、なにかと励ましてくださる仲間たちのおかげです。
また、きっかけこそ、家族の意図せぬ転機による「やむを得ない」ものでしたが、結果的には会社員時代や核家族時代に「こうだったらいいのにな」と夢見ていたような環境で働き・生活しています。
運命の不思議を感じるとともに、働き方や考え方を変えたり、学んだりするきっかけをくれた家族や仲間たちに深く感謝しています。
感謝を世の中に還元し、人生を味わいつくす
今期は、ここまでお世話になった方々にお返しするつもりで、「ペイ・フォワード」していくつもりです。
また、自分自身への欲求や要望もまだまだあります。
もっと経験を積んでスキルを上げていきたい、もっといいご提案ができるようになりたい、もっといい影響を与えられるようになりたいと、言い始めたらつきません。
あれを見たい、これを体験したいという希望はいっぱい。旅したい場所も、出てみたい大会もたくさんあるし、叶っていない夢もまだまだあります。
子供たちとずっと一緒に笑いたいし、泣いているときには抱いてやりたい。両親との時間を大事にして、その老いもしっかり受けとめたい。
とまあ、欲張りさんなんですよ。
これからも引き続き、「仕事でひとさま・世の中のお役に立つこと」と「家族・友人との豊かな時間」の両方をあきらめることなく、両取りする人生を味わいつくしていきます。
引き続き、よろしくお願いします!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!