家族に夢や志を語ると、きっといいことがある

photo0000-0322

先日、デンマーク視察シェア会で、こんな質問をいただきました。

「どうやって、旦那様やご家族に許してもらったんですか」

この質問がずっと気になっていたのです。どうして「許して」もらわないといけないのでしょうか。

今までの経緯をご存じない方のために解説します。

私は、昨年10月に8日間、デンマークへ視察旅行に出かけました。テーマは「女性の活躍」です。

税金が高く、それを払うために共働きが多いという国でありながら、女性を含む国民の幸福度が非常に高い(当時は世界1位)という国で、人々はどのように暮らし、どんな考え方で過ごしているのだろうか……それを知りたいという視察でした。

そこで見聞きしたことや考えたことを発表するシェア会を何度か開いていました。その質疑応答の時間に出た質問が、先に挙げた「どうやって、旦那様やご家族に許してもらったんですか」というものでした。

つまり、母であり、妻である私が、、家族を置いて家をあけ、8日間も海外に出ることが、なぜ許してもらえたのか…という質問です。周りの参加者の中にも「うちは絶対無理」とウンウン頷く方が見えました。

実は正直なところ、家族には
「私、今度デンマークで仕事だよ!」
と報告し、その反応は
「え~、すご~い! いいなあ!! 頑張ってきてね!」
という感じだったので、
「許してもらった」
という意識が、皆無だったのです。

ご質問いただいたことで、その反応が気になり、帰宅後に家族に「デンマーク行きを知ったときの気持ち」を確認してみました。

……で、答え。

夫「だって、『女性がどうやったら家族を持ちながら、幸せに働けるのか』って、ずっと考えてたよね。その解決策が見つかるかもしれない機会だもの、絶対行くといいと思ったよ」

両親「そんなめったにないこと、しっかり勉強してこられ!って思ったわ」

娘「だって、それをもとにがっつり稼げるんでしょ。稼がないといけないのは、私らのためだし、反対しないよ~」

と、三者三様の思いはあれど、賛成していたとのことでした。

 

さて、どうして、我が家の家族は、「母」や「妻」が自分の希望で家を不在にすることを当たり前のこととして受け入れられたのでしょうか。

 

きっと、一番の理由は、「私の夢や志を知っているから」ことだと思います。

私が「女性が幸せに家族をもち、働くこと」の追求をライフワークのひとつとしていることは、両親・夫はもちろん、子供たちも知っています。

また、私が働くのは、夫や両親と経済的に助け合っているからであり、子供たちも自分たちのご飯や勉強、遊びのためだと知っています。

スキルや知識、経験がある方が、一般的に収入が上がることも知っています。そのため、「仕事のための勉強」は「よい」ことだという価値観です。

「こういうことが問題だと思い。解決したいと考えている」
「こういうことがしたい。そのためには、こんなことが必要」
「このために今、努力している」
……など、私は家族に、自分の考えている課題や夢や志をよく語ります。

そんなふうに、自分の意思や思い、考えていることを普段から家族に伝えることが、いざやりたいことがあったときに、応援してもらえる関係につながったのだと感じました。

 

あなたのやりたいことはなんですか。どんな夢や志がありますか。その気持を家族に伝えたことはありますか。

話したことがない、あるいはじっくり考えたことがないかたもいらっしゃるかもしれません。そんな方は、ぜひ考えてみてください。家族や周りの人に語ってみてください。

将来、いいことが起こるかもしれませんよ。

楽しく、かっこよく、健康に歳を重ねたいならトライアスロン!

林原商店(Resilience&Tri)が企画したトライアスロン講習会です。一緒に学ぶ参加者募集中! ※詳細は画像をクリック

メルマガ登録はこちらから

ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!

メールマガジン登録フォーム
お名前(姓)  *
 本名でお願いします
お名前(名)  *
 本名でお願いします
メールアドレス  *

お仕事のご依頼はこちらから

ご依頼フォーム へ

ご感想・ご質問を募集中!

Google Docs
ご感想・コメントお待ちしています! ブログ「林原商店」へのご感想、コメント等はこちらからどうぞ。ご質問にはブログを通じて100%回答させていただきます。※ご質問の意味が理解しかねる場合は、お答えいたし...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次