「出にくい事情」持ちのフリーランス・ビジネスマンが忘年会など「飲みニケーション」に頼りすぎず、人間関係を育てて仕事につなげる方法

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年末年始は忘年会や新年会といったいわゆる「飲みニケーション」が盛んな時期。しかし、いろんな事情でこうした場に参加しづらい方も多いのではないでしょうか。

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「飲みニケーション」がしんどくなる理由

仕事上のお酒を通じたコミュニケーションが大変になる理由は、いろいろあります。

  • 子育てや介護中で夜に家を開けづらい
  • 朝ごはん・弁当作りなど、翌朝も家庭内で果たす役割がある
  • 朝早くから始まる仕事に従事している(パン屋・魚屋など)
  • 宴会シーズンが1番の繁忙期
  • 朝型人間で朝早く起きるライフスタイル
  • 自宅が繁華街から遠く、会場までの往復に時間がかかる
  • 酔うと失言や失態をおかしそう
  • 次の日にお酒が残って辛い
  • 内向的な性格で飲み会が苦手 などなど

とはいえ、富山のような地方ではとくに、「一緒に食べて飲んで語り合って信頼を築いたから」とか「顔見知りであること」が、受注につながることがまだまだ多いよう。

お酒の場が軽い打ち合わせになるようなこともありますよね。

しかし、それだと、上記のような事情で夜に出かけにくい人、内向的な人などは、ビジネスが不利…ということになってしまいますが、それじゃあんまりです。

では、飲みニケーションに頼りすぎずに、人間関係を築き、仕事につなげていくには、どうしたらいいのでしょうか。

農村部在住の朝型ワーキングマザー歴18年、実はけっこう内向的でお酒も弱い、独立5年の私の経験から考えてみます。

「飲みニケーション」以外の方法で信頼を築く

なぜ、「飲みニケーション」が大事と言われるかというと、経営者や営業マン、フリーランスなどにとっては、そこに参加することによって以下のような効果があるからでしょう。

  • 新たな顧客候補や発注先候補に出会うことができる(A)
  • 上記のような人たちを知り、知ってもらうことができる(B)
  • 新たに知り合った方からお仕事をいただける(C)
  • 同じく、仕事を発注できる(D)
  • 深い話題をじっくり話せる(E)
  • 孤独感の解消

一方で「飲みニケーション」がセクハラ・パワハラの場になりがちであったり、アルコールの処理や睡眠不足のために翌日のパフォーマンスが落ちたり、夜ふかししすぎると翌朝も酒酔い状態……といったデメリットもあります。

ということは、上記のような成果がだせれば、夜遅くまでお酒を飲むことにこだわる必要はない、ということになりますよね。

ちなみに私の場合は、ひとりの時間も好きで孤独を感じることがあまりないので、その効果は以下では取り上げません。孤独を癒やす会食なら、家族や友人とがオススメです。

ITを活用する

家事・育児・介護の担い手、朝方人間などにとって、飲みニケーションの1番の問題点は、「時間と場所を拘束される」ことです。

時間と場所の制限から自由になる!といえば、そうITです。

SNSで交流する

私は会社員編集者をしていたとき、知り合った方たちとの交流に、当時ちょうど盛んになったFacebookを活用していました。

新たに知り合った方のSNSやブログはチェックし、親しくなりたい方には積極的にコメントし(B)。

「いいね」はあまり目立ちませんが、コメントは目立ち、いただくと嬉しいものです。

とある社長がアップされた古い写真にコメントしたことをきっかけに、社史のお仕事をいただいたこともあります。(C)

詳しく話を聞きたいときなどは、ダイレクトメッセージで改めてアポをとって面談するようにしていました。(E)

仕事を進めるのも、ちょっとした話はメールやダイレクトメッセージですませ、ここはじっくり話したい!という場面だけ、面談します。

ブログで信頼を築く

信頼していただくにはこちらを知っていただく必要もありますが、仲良くなるために2次会まで参加できることはほとんどありません。

そこで、名刺交換した相手が、名前で私を検索したときに、私の知ってほしい情報がヒットするよう、ブログやSNSで自分について発信しています。そこでは、人間性や価値観・仕事の内容や実績が伝わることを意識しています。(B)

「地元を愛していることと、本人がブランディング上手」という理由で、数回しかあったことのない経営者の方から仕事を依頼されることもあります。海外在住の方から、スカイプでコンサルの依頼をいただくこともあります。

ご依頼くださる方は、たいていブログを読み込んでくださっています。(D)

インフルエンサーになる

私自身は「インフルエンサー」というほどのものではありませんが、「発信力のある人」「事情通」という理由で、新商品の試食会やコンペの審査員などにお呼ばれいただくことがあります。これはブログやSNSを続けている効果です。

こうした場で出会う方は、魅力的な方が多く、出会いの場としてとても有効です。(A)(B)

会うことは超優先事項

もちろん、会うことは信頼関係を高める近道です。私も「会う」時間をもっとも重要視しています。

しかし、時間も参加費にかけられる予算も有限ですから、会う場と人は慎重に選びましょう。

参加する会は厳選する

すべての会に参加するのは、時間的・体力的・予算的に無理があります。

自分にとって大事な人と会える場、心地よい時間を過ごせる場、元気が出る場を厳選しましょう。(A)

キーパーソンに集中する

飲み会に参加したとき、全員に名刺を配って歩いても、誰の記憶にも残りません。

私は話せる人数が少なくなっても、話したい相手との会話やお隣になった方とのご縁を大事にしています。

とくに、以下のように考えて参加しています。

  • 会の主催者…主催者の方は、友人知人が多く、顔が広い方。私のことを何かと気にかけてくださいますし、「こんな人がいないかな」と考えたとき教えていただいたり、私を他の方に紹介してくださることもあります。いただいたご縁のお礼やその後報告やお礼はできるだけ伝えるようにしています。(A)(C)(D)
  • 話したかった方…名簿や参加者リストがあればチェックして、話したい人を決めておきます。ちょっとしたコンサルのように、困っていることにご意見をいただけることもあります。(A)(B)(D)(E)
  • お隣の方…自分の身になって考えると、隣の席の人にとって自分が眼中になく、名刺配りに夢中で隣の席がずっと空席なのは寂しい。最初と終わりはなるべく席に戻って、お料理をいただくとともに、お隣さんや同じテーブルの方と交流するように心がけています。(A)(B)

宴会シーズンではないときに会う

宴会シーズンは、参加者が立て続けで宴席が続きコンディションが悪いことも。

連日の宴会では印象にも残りにくく、「忘年会だから」と義理で参加している人も増えるので、宴会シーズンでないときの飲み会のほうが、じっくりと良い話ができる印象です。(E)

少人数で飲む

また、大人数で飲むは、話し込んでいるときに、名刺配りの方が「ちょっといいですか」と入ってこられることがしばしば(嫌だといえるわけもありません)。

これをふせぐためには、少人数で飲むのがよいかと思います。

人数が少なければ、事情に合わせて「早く初めて早く終る」「家から近いところに集まる」もしやすくなります。(E)

昼間に会う

夜は出歩くのが難しくても、日中は保育園や学校、デイサービス等で家人が留守で外出しやすい、営業ついでにランチミーティングやランチ会ならしやすいという人もいます。

そんな人は、ランチをいただきながら語り合うのがオススメです。(A)(B)

「飲まないと腹を割った深い話ができない」という声が聞こえてきそうですが、私の知る有能で人間力あふれる経営者やビジネスマンは、しらふでも深くて熱い話をする方ばかりです。(E)

酒がないと…という方は、依存症入り口のおそれもあるのでご注意を。

趣味を続けて、できれば集まりに参加

趣味を続けることでも、信頼できる友人・知人を増やすことができます。私は子供たちが小さいときも、ランニングとトライアスロンは続けてきました。

大会などで顔をあわせてゆるやかな交流を続けてきた方は多く、最近は練習会に参加するようになったことで、交流が広がっています。(A)(B)

こうした付き合いの中にも、同じ志を持つ人や仕事でコラボできる人、ときにはお仕事の受注も生まれます。(A)(B)(C)

新しい時代のコミュニケーション戦略を

私の「飲みニケーション」のイメージといえば、漫画『課長島耕作』の「裸踊り」です。美談のように描かれていましたが、「絶対ヤダ」と思ったのを覚えています(笑)。

令和に入ってなお「飲みニケーション」は健在で、私も気のおけない友人とお酒を飲むのは大好きです。

しかし、「営業のためにしかたなく」とか失礼と感じる扱われ方をしてまで、仕事関係者との夜遅くまでの酒の場に同席する必要はありません。昭和の男社会の遺物だと考えています。

そんなの無理!という方は、「酒の付き合いの悪いやつに仕事は出せん!」とか、しんどい困ると言っているのにこちらの事情を無視して「付き合い悪い。もう一軒つきあうこと」などと押し切るようなお方と、本当に仕事をしたいか、よく考えたほうがいいと思います。

「いやいや、仕事を受けやすくするために酒の場には出たいんだ」という意見もあるでしょうが、大抵の場合、酔ったときの商談やナイスアイディアは、酔いが覚めたら煙のように消えていますしね(笑)!

私は、好きで尊敬している人、本当に応援したい人と仕事できたほうが、いい仕事ができるし、人生の幸福度も上がると思います。

今を生きる私たちにとっての正解は、ITをはじめとする技術の変化や社会の考え方の変化を踏まえ、もっと違った方法はないか? もっと成果の出るコミュニケーション戦略はないか? と知恵を絞ることではないでしょうか。

このような考え方をすると、昭和だったら情報交換や信頼獲得に不利な自分の境遇も「まあ、いいっか」という気になってまいります。

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