イベントやセミナーを主催したいけれど、集客が不安なときの対処法

「〇〇したいんだけど、人が集まるか不安で…」というお話を伺うことがあります。こんな時はまず、「〇〇したい」と話したり、SNSなどで情報発信したりすることをお勧めします。

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【とあるセミナー会場】

目次

集客や営業は不安でいっぱい

興行のプロや何でも売れる営業マンでもない限り、集客や営業をするのは怖いものです。

私自身、飛び込み営業や訪問しての案内を当時の会社から命じられたことがありますが、胃が痛くなりそうな恐怖でした。アルバイト先の販促ティッシュ配りでもキツかったなあ……。

もしもあなたが集客や営業に負担感をもっている場合は、できるだけ心理的な負担感を軽くする方法を取りたいものですよね。

必要な人に届けたい

集客や営業がなぜ怖いかといえば理由は大きく2つあるのではないでしょうか。

ひとつは「拒否されるかもしれない恐れ」。「飛び込み営業で邪魔そうな態度を取られる」とか、「友達を誘ったら嫌な顔をされた」とか、嫌なものですよね。

もうひとつは「申し込み0だったら恥ずかしい」。いろいろ発信して申し込みがなかったら、自分が売れていないことが、みんなにバレてしまいます。そんな怖さ。

これらを防ぐには、その商品・サービスの案内を必要としている人にだけ届けられたらいいのですよね。

例えば、以下のような方法はどうでしょうか。

SNSやブログなどで小さく発信してみる

なにかイベントをしてみたいと考えていたとしましょう。

それをSNSやブログなどに「〇〇をやってみたいと思っています」書いてみます。飲み会などで話してみてもいいかもしれません。

すると、その内容に興味がある人やあなた応援してくれる人が、「そういうのを待っていました」「そういうことなら協力するよ」と良い反応を返してくれることもあります。

良い反応が返ってきてから実行すれば、不安も最小限に抑えられます。

「こんなの欲しいですか?」と問う「ドライテスト」

また 「ドライテスト」という方法もあります。

これは、正式名称を「ドライランテスト」といいます。「dry run」とは、空砲を使った射撃練習や演劇などのリハーサルを指します。

ドライテストは、商品・サービスが完成していない段階で広告などを出し、よい反応があれば商品・サービスを作るという方法です。

例えば、「〇〇という商品を作る予定です。商品開発にコストがかかるため、○人以上のお申し込みがあったら商品を作ります」などと、見込客にあらかじめ「これから作る」と伝えて反応を見ます。

商品・サービスの売れる見込が事前に立っていれば、安心して商品開発ができるのがメリット。また、「どんなものがいいか」と、見込客の声を聞いて商品・サービスに反映することもできます。

申し込みがあったら制作・開催

商品・サービスを紹介するページに申し込みフォームをつけて、常時アップしておく方法もあります。

このときのポイントは、紹介ページを読んだだけで、その魅力を理解して申し込みしたくなるよう、十分な情報を掲載することです。

その上で「ほしい」とか「開催希望」と申し込みをいただいてから、作り始めたり、開催日を決めます。

こうすれば、「申し込み0」は避けられるうえ、営業の手間も必要ありません。

断られても、申し込み0でも、気にしない

それから、もう一つ知っておきたいことは、声をかけた友達に断られても、申込みが0でも、必要以上に落ち込まなくていいということです。

主催者の人格が否定されているわけではなく、あくまでも、その商品・サービスの内容が、その人の関心やタイミングに合っていなかっただけです。

違うニーズの人に案内するなり、その人のニーズに合うように改善するなり、対処はいろいろあります。

さらに言えば、告知を見かけた知人の商品やイベントのその後など、たいていの人は気にしていません。申し込み0なら、さらっと告知を下げればいいだけですよ!

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