自分より高いレベルの環境にいることのメリットとデメリットの克服方法

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どこかに所属するときに、自分より高いレベルの集まりに参加するか、同等や低いレベルの集まりに加わるか。私のオススメは「高いレベル多め、同等以下少なめ」です。

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目次

「鶏口牛後」はいつでもベストか

「鶏口牛後」とは、「大きな組織の下っ端でいるより、小さな組織のトップでいるほうがいい」という意味の故事成語です。日本のことわざにも「の尾よりの頭」というものがあります。

例えば、高校受験のときに、

「ギリギリ入って高校で下位」

「偏差値ランクを下げた高校に入り、高校では上位に」

のどちらがいいか……といったお悩みですね。

この場合、「鶏口牛後」なら「偏差値ランクを下げた高校に入り、高校では上位に」が正解ということになります。

ただ、「上のレベルの集団の下位」でいることは、そんなに悪いものでしょうか。

オススメはレベルの高い環境

私はレベルの高い環境に身を置くチャンスがあるなら、ぜひそこに飛び込んでみることをお勧めします。

なぜなら、「できる」人の行動・思考パターンを知ることができ、その結果、自分のレベルも自然と上がることが期待できるからです。

また、周囲のレベルが上なので、「自分はまだまだ」と謙虚になることができます。

さらには、上級者の人たちからの上質な情報や経験談がもたらされることで、自分自身も有益なことや新しいことに、 トライしようという勇気が湧いてきます。

「つるみの法則」をうまく利用する

「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。人は似た者同士で集まるということです。

似たような言葉に「つるみの法則」があります。これは「付き合う人の特徴を平均すると自分と同じくらい」という現象です。

特徴というのは、収入や年収、性格や価値観などのことです。これらが、同じようになるという状態です。

自分と似た属性の人と集まると、楽ではないでしょうか。この「居心地の良い空間」を「コンフォートゾーン」と言います。「同等かそれ以下の集団に所属する」ということは、この「コンフォートゾーン」に滞在することを意味します。

同じ様な集団で集まっていれば、快適です。ただ、その平均的なレベル・性質にとどまり、成長・発展しにくいことも意味します。

私自身の体験からいうと、所属しているランニングクラブやトライアスロンの仲間たちと一緒に練習すると、走力は低い方です。

しかし一緒に練習すると、自分一人の練習では絶対できないような練習ができ、一人で練習するよりも力がつきます。

デンマークに視察に行こうと誘ってくれたのは、東京の研修会で出会った行動力のとても高い人達でした。

私は最初は「とてもそんなところにはいけない」と断っていましたが、彼だと話しているうちに「なんだかいけそう」と感覚が変わって行きました。

このように、自分よりも高いレベルの集団に身を置くことで、自分一人ではできないこと、思いつきもしないことができる効果を体験しています。

「自分のレベルの低さ」への劣等感

同等かそれ以下の集団に身を置くことを勧める時によく言われることが、「自信が持てなくなってしまう」「リーダーシップが取れなくなってしまう」という、上のレベルに身を置くことのデメリットです。

周りの人からバカにされたわけでなくても、自分と相手を比較してしまい、劣等感に苛まれ自信をなくしてしまうのです。

私もレベルの高い人たちと一緒に練習する時など、「足を引っ張って申し訳ないなぁ」と感じることもあるので、その気持ちはよくわかります。

しかしだからといってコンフォートゾーンにだけ収まっているのは、先に挙げたメリットを享受できずあまりにも勿体ない。

そこで、このデメリットの解決法もご提案します。

自分の後に続く人たちにへのアウトプット

上のレベルの集団にいた時は低い立場になっていたとしても、5年前の自分から見れば今の自分は進歩しています。

5年前の自分と同じように悩みを抱えている人たちのために、得た知識や成長した考え方をブログや SNS、 セミナーなどで発信してはいかがでしょうか。

その発信が「すごく役に立ちました」と誰かに良い影響を与えることもあるでしょう。

「ひとのお役に立っている」という事実と実感は、大きな自信となり、劣等感を吹き飛ばしてくれるでしょう。

「自分のほうができること」を提供する

何かの分野で「上のレベルの人たち」がすべての分野で、自分よりも何もかもできるとは限りません。

自分の方ができることがあれば、その知識やノウハウ、考え方などを提供するのもおすすめです。

誰もが、自分ができることはみんな当たり前にできると思っていますが、そんなことはありません。

「すごくできる人」がITは苦手とか、話すのがうまい人が文章にまとめるのは嫌いとか、はなるけれど手料理には飢えているとか、なんでもできると思ったら裁縫が大嫌い、ある分野で成功しているのに数字にすごく弱い…あげればきりがありません。

あなたの方ができることをお教えしたり、提供したりすることで、上のレベルの方のお役に立ったり、尊敬されたりすることもあります。

そんな機会をもち、よい影響を与えあえる仲間になれば、劣等感を持つこともなくなっていきます。

「上レベル」と「同等以下」をうまくミックス

このように居心地が悪いけれど成長できる「上のレベル」と、変化なく安心安全で快適な「同等以下」に交わる機会のバランスを、うまく取っていくのがオススメです。

インプットとアウトプット、自分の成長と他者への成長促進、などのバランスも同様です。

このサイクルを回すことで、自分自身の状態も、周りとの関係性も、よりよくなっていけることでしょう。

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