ブログや記事、プレゼン資料や書籍のタイトル、雑誌などのコーナー名など、いろんな場面で出会う「タイトル(題名)」。このタイトルを付けるのは、けっこう難しいものです。考えるヒントをいくつかご紹介します。
ネット上のタイトルは検索されやすさを意識
ブログの記事など、インターネット上にアップするコンテンツのタイトルは、検索でのヒットしやすさも意識しましょう。
例えば、日本語の記事の場合、検索は日本語でされるため、タイトルも日本語のほうがSEO上有利です。検索のワードになりにくい造語は、タイトルには避けたほうがよいでしょう。
また、検索される数が少ないキーワード「スモールワード」をタイトルに入れると、ターゲットを絞る効果があります(検索数が少ない短所も)。
このため、タイトルにスモールワードを含めるのもよいでしょう。基本的にタイトルの始め(横書きなら左側)に大事なキーワードをもっていくのがオススメです。
人の目も意識
ネット上の記事やコーナーのタイトルは、SEOだけでなく、人の目をひく必要があります。記事のタイトルをクリックするのは、人だからです。
また、紙媒体はSEOは抜きで、タイトルを見た人にさらに読み進めたいと感じてもらう工夫が必要です。
そのためには、読んでほしい読者対象の興味を引きそうなキーワードをちりばめたり、具体性をもたせたりするとよいでしょう。
手法としては、以下のようなものがあります。
- 内容を要約する
- 具体例を出す
- ギャップのある単語を並べる
- 常識的にいわれていることの反対のことを言う
- 見た人に質問する
- 固有名詞+〇〇
「固有名詞+〇〇」について少し解説します。
コーナー名や冊子名なら、題材となる単語に以下のような単語を続けることが多くあります。定番のタイトルとしてご紹介します。例えば、「富山」を例にすると……
- 富山NEWS
- 富山LETTER
- 富山MAGAZINE
- 富山JOURNAL
- 富山NOW
- 富山WORLD
- 富山王国
- 富山通信
- 富山PRESS
- 富山BOOK
- 富山ファミリー
- 富山クラブ
- 富山ライフ
- 富山TIME
- 富山手帖
- 富山日和
- 富山日記
- 富山散歩
人が相手のときは、基本的には、短くてわかりやすいタイトルが好まれます。
ただし、そのわかりにくさで目を引く戦略として、「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」のように、あえて長いタイトルをつけることもありますね。
ブログの記事タイトルをつけてくれるサイト
うんうんうなってもいいタイトルが思い浮かばずネタに詰まったときには、自動的にコピーをつくってくれるサイトはいかがでしょうか。
実際のところ、本当に使えるコピーかは怪しいところもありますが、アタマを柔らかくする効果はあるかもしれません。
プロ直伝のバカ売れキャッチコピーを作成で試しに、「富山」「遊ぶ」で作成してみたら、こんなのが並びました。
- 富山オタクをなめるなよ。
- 脱サラして富山をやる!と言ったとき、家族全員に反対されました
- 期待に応える富山を 富山
- 待っていても富山は近づいてこない
- 日本人の富山不足解消に。
- その富山選びの先に、幸福はありますか?
- 富山にもドラマがあります
それでも困ったときは姓名判断?
商品名やタイトルにいくつかの候補があって、優劣がどうしてもつけられないときは、姓名判断はいかがでしょう。
占い鑑定事業を手掛ける株式会社Royal Fortuneさんが運営するサイト「きつねの姓名判断」では、商品名の姓名判断ができます。
論理的根拠に欠けるかもしれませんが、最後のひと押しにはなるかと思います。これまた、息抜きにやってみるのも楽しいかと。
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