お金との付き合い方を学び、自分の傾向に気づく『金持ち父さん 貧乏父さん』の「キャッシュフローゲーム」

先日、ゲームを通してお金について学ぶ「キャッシュフローゲーム」の会に、参加してきました。このゲームをしたのは、今回で2回目です。今回もいろいろ勉強になり、お金との向き合い方の傾向についても気づくことができました。

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目次

毎月開催されているゲーム会

今回、私が参加したのは、投資の勉強会や情報交換の場づくりをしている「富山インベスターカレッジ」主催のゲーム会です。

キャッシュフロー101」というボードゲームを使って、お金持ちになる人のお金との付き合い方を擬似体験します。

ベストセラーとなった『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキ氏が考案したゲームです。

私がこのゲームをするのは2回めです。前回は時間切れで、途中でやめておりました。

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「ラットレース」と「ファーストトラック」

ゲームは、内側の円「ラットレース」と、外側を囲む「ファーストトラック」の2つのコースを使います。

すごろくのようにサイコロを振ってコマを進め、コマの止まったところで、所定のカードをめくります。

スタート時には、まず「ラットレース」を回ります。ラットレースは、月々の給料を頼りに働く状況です。

「あがり」の状態になったら、「お金持ちの世界」である「ファーストトラック」に進みます。

「あがり」の条件はシンプルで、「不労所得>支出」となればOKです。そのためには「不労所得を増やす」か「支出を減らす」必要があります。

このゲームでは収入が増えても支出が増えないことになっています。

これは実際の生活でも大切なこと。収入が増えたからといって生活が派手になっていっては、ラットレースから抜け出せないということですね。

ゲームの準備

ゲームを始める前に、職業を決めます。

その「職業カード」に書かれている収入、支出、負債、資産など、全ての数字を書き写します。

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「総収入ー総支出=毎月のキャッシュフロー」となります。

始めは給料で暮らす「ラットレース」から

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ラットレースのマスは、以下のように分けられています。止まったマスそれぞれのカードを引きます。

  • Opportunity(オポチュニティー)
    …株や不動産、スモールビジネスを購入することができる
  • Market(マーケット)
    …市場が変化し、資産の価値が変わったり、資産の売買ができたりする
  • Doodads(ドゥーダッツ)
    …無駄遣い。
  • Pay check(ペイチェック)
    …給料日
  • Charity(チャリティー)
    …寄付
  • Baby(ベイビー)
    …出産。子供の数が増えるたびに養育費の支出額が増えます
  • Downsize(ダウンサイズ)…リストラ。2回休み

「給料日の後には無駄遣い」のような「あるある」を繰り返しながら、同じところをぐるぐるぐるぐる回ります。

ここで恐ろしいなと思ったのは、やはりDownsize(ダウンサイズ=リストラ)ですね。

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給料が入ってこないのに、支出は変わりません。現金がどんどん減っていき、破産することもあります。

私は給料が入ってくると、家族旅行に出かけたり、フードプロセッサーを買ったり……あとでお金がなくなって「さっきあんなもの買うんじゃなかった」と悔いても、取り返しはつきません。

ゲームだと馬鹿だなあ…と思いますが、リアルだとついやってしまっていることです。まさに人生の縮図と、反省しました。

無駄遣い以外では、給料から余った資金を株や不動産などに投資して増やし、それを売った資金でさらに高額の株や不動産の購入を繰り返して「あがり」を目指します。

投資や市場のことは、私の知識では難しいところもありました。しかし、主催者や参加者のみなさんが考え方を教えてくださり、ついていくことができました。

そうして、1番始めにファーストトラックに入りました!

お金持ちの世界「ファーストトラック」

ファーストトラックに入ると、収入がドンと上がります。

ファーストトラックのマスもラットレースはは随分様子が違います。以下のようなものがありました。

  • ビジネス
  • チャリティー
  • 税務監査・離婚・訴訟

それぞれの規模も額も、大きくなります。

私は「アジアの遺跡巡り」の夢を叶え、ゲームの終了時間(寿命に例えていました)間際には、現金を残しても仕方がないと「児童図書館の設立」に多額の寄付をして人生を終えました。

ゲームとしては「勝ち」ですね。リアルでも、こんな人生を送りたいものだなあとしみじみしていました。

ファーストトラックでの心境の変化

ラットレースからファーストトラックに入ると、気持ちが大きく変わることに気づきました。

というのは、ラットレースにいる人たちが、稼いだり使ったりとすごくせかせかしているように見えるのです。

また、大きな支出である夢の実現や、投資やビジネスのチャンスが巡ってきたとき、「またすぐに現金が入ってくるから」と思えば、チャンスにトライするのが怖くありません。

税務対応など不得意なことは得意な方を雇って、お金を出せばいいという気もしてきます。

イメージですが、デヴィ夫人やgacktってこんな感じなのかしら……と想像しておりました。

ゲームで気付いた自分の傾向

ゲームをしながら、自分の傾向にも色々気付きました。例えば…

  • スポーツや観劇・旅・ランチなどが「無駄遣い」扱いの行動が多い
  • 子供が3人いると支出が多くなり、お金を貯めにくいのももっともである
  • 株や不動産などに、大きな額を出すことに対して、怖さを感じる
  • 深く考えることなく「よくわからないからやめておこう」と判断しがち

最後の二つは、ファイナンシャルリテラシーの低さや無知からくるものです。この点については、知る努力を続けないといけませんね。

失敗はゲームの方ですることにして、リアルな現実生活では未熟なところを克服していきたいものだと考えさせられました。

キャッシュフローゲーム中の雑談メモ

ゲームしながらも、主催者や参加者の皆さまが体験談などを話され、大変勉強になりました。ゲーム中にメモしていたことをご紹介します。

  • お金持ちをなるのは、大人になっても叶えたい夢を実現するため
  • 最初はまず現金を貯める
  • 借金は金利が高いものから返す
  • ローンを返すよりも、現金を増やして再投資することを優先
  • 現金をたくさん持っている人に、大きな案件はやってくる
  • 借金には良い借金と悪い借金がある
  • 最初は小さな物件から始めて、だんだん大きい物件に変えて行く(今回、私はこのパターン。ただし、人それぞれあったパターンがある)
  • ゲームではない現実世界では、不労所得が総支出の倍ぐらいないと苦しい

主催者さんは、実生活でも不動産投資でリタイアされた方なので、解説に説得力があります。

キャッシュフローゲームは、 一緒にやる方の経験や知識によって、得られる情報が大きく異なるのもおもしろい点です。

自分のお金がかかっていない甘さとか、投資では価格の変動幅が予想できているとか、現実と異なる点もありますが、投資についてなんの教育も受けず大人になった人には、いろんな発見があるゲームです。

前回も今回も、他の方にアドバイスいただきながらのゲームでした。次回参加するときは、自分で考えて、判断できるようになりたいと思います。

富山インベスターカレッジでは、ゲーム会を毎月開催しているとのこと。興味がある方は、開催状況をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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