私はここ数年、ジェルネイルでセルフネイルをしていて、そのメリット・デメリットを感じています。デメリットを解消するのにもしかし?という手法を試してみました。
セルフネイルのメリット・デメリット
私の自爪はあまりキレイではありません。小さいし、子供のころの爪噛み癖のせいでカタチもガタガタ。表面が凸凹で黒い筋もところどころに入っています。おまけに薄くて、少し伸びると割れてしまいます。
しかし、仕事柄、手元で資料を指し示すなど、指先が目立つことも多く、マニュキアをするようにしています。おしゃれ、というよりは、身だしなみレベルのネイルですね。
始めはポリッシュネイル。これは完全に乾くのに1時間以上かかるため、その間何もできないのが短所です。
そのため、すぐに動けるジェルネイルに転向。お気に入りのネイリストさんもできて、ときどき通っていました。
この方法のデメリットは「行きたいときに予約がとれない」「施術中に世間話をするくらいしかやることがない」「支払い金額が大きい(グラデーション10本で8000円くらい)」「3週間もすると、長さ・根本の伸びとも耐えられない(耐えられる程度のキレイを保つ2週間で8000円は私にはキツイ)」といったところでしょうか。
そこで、ここ数年はセルフでジェルネイルをしています。
セルフのジェルネイルのメリットは、1度道具を買えば比較的安上がりなこと。上達すると、プロには劣りますが、それなりに見られるようにもなります。私はまだまだですが、セルフですっごく上手な人もいらっしゃいます。
デメリットは、なんといっても「プロより下手」なこと。
オフのとき自爪を傷めたり、塗るとき塗りたりなかったり、はみ出したり。はみ出したのを拭き取っていると時間がかかってしまいます。下手な塗り方だと持ちも悪くて、初めてのときは2日くらいで剥がれたこともありました。
私は爪が伸びたときの根本が目立たないようグラデーションネイルにしていますが、これは塗っては硬化を繰り返すので時間がまあまあかかります。
また剥がれにくくするにはベースやクリアを2度塗りするとよい……などと改善していたら、ますます時間がかかるようになってきました。
セルフの場合は映画やYou Tubeの講座などを見ながらもできますが、それにしても1回の時間がかかると、気軽に塗り直しもできません。
解決方法はないかしら……とアンテナを張っていたところ、これいいんじゃない?という塗り方を知りました。
それが「塗りかけネイル」です。
「塗りかけネイル」には実用的なメリットが多い
「塗りかけネイル」とは、その名のとおり、塗っている途中のようにデザインしたネイルアートのこと。本来、ネイルはキレイにムラなくはみ出しなく塗るものですが、その反対ですね
「曖昧な感じがいい」「こなれ感がある」「ヌケ感がある」と評価されることが多いようです。
漆喰やペンキでいうと筋やムラやはみ出しひとつなく塗るのは職人技ですが、コテあとを残した塗り方やはみ出しも「素人なりのあじ」などと言っもらえる…のネイル版みたいな感じでしょうか。
それならセルフの下手さや、下手ゆえの時間のかかることも気にならないかも?と早速試してみました。
うまくいかないのに目立つと恥ずかしいので、色は透明感あるシアーな黄色とピンクをペタペタ。
こ、これは! びっくりするほど簡単で速い! おしゃれにできたかというと、改善の余地がまだまだありますが、ラクなことは間違いありません。
以下が感じたメリットです。
- 時短(はみ出しやムラ、グラデーションなどに神経質にならなくてもOK)
- 利き手でなくても下手さが目立たない
- カラージェルの残量が10本分なくてもOK
- カラージェルの使用量が少なく経済的
- 根本が伸びたとき目立ちにくい
- 1本だけ塗り直したいとき、違いが目立ちにくい(私は人差し指が長いのが嫌いで他の指より早く短くしたくなる)
「塗りかけネイル」のデメリットはダサくも汚くもなること
では、デメリットは?というと、色の組み合わせや模様によっては、汚くもダサくもなる…ということでしょうか。
また、デザインによってはカジュアルで派手な印象になるので、職種によってはNGの場合もあるでしょう。
色やラメなどの組み合わせについては、配色デザインなどを勉強しておくと、より洗練されたものができそうに感じました。
自分にあった効率化を目指し、新しい方法を試してみよう!
というわけで、セルフネイル時短を目指して試してみた「塗りかけネイル」。
カジュアルな感じは、自宅事務所でひとり社長スタイルの私にとってはさほど問題はありません。
「セミナー動画を見ながら塗れる」「タイピングに邪魔になってきた指だけ短くして塗り直せる」「技術の下手さが目立ちにくい」といった、私にとってのメリットがいろいろあることがわかりました。
あとは、いかに美しい配色や模様にできるかが改善課題。この工夫は、デザインにも関わる私にとって楽しい分野で、苦ではありません。
なにかを効率化するときに、どの方法がベストかは、その人のライフスタイルや好みよって異なります(予算潤沢で時間にゆとりがあり、おしゃべり好きなら、サロンでプロに頼むのが一番!)。
まずは、よいかも?と思ったことを試してみるのがオススメ。合わなければ止めたらいいだけのことで、合えば効率と生産性がどんどんアップして毎日が楽しくなっていきますよ!
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