なんにもしない自由と地元グルメを味わいに「大人の修学旅行」へ。広島、愛媛、香川の旅はヨーロッパ軒のカツ丼からスタート!【大人の修学旅行その1】【福井グルメ】

2018年11月9日(金)から11日(日)まで、学生時代の後輩とドライブ旅行に出かけました。「なんにもしない自由」と「地元グルメ」を楽しむ旅です。

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【敦賀ヨーロッパ軒敦賀岡山店のカツ丼セット

目次

「なんにもしない」旅への憧れ

最後に、気のおけない友達と旅行に出かけたのは、いつですか?

私は、大学4年22歳の1月、部活の同級生と一緒に、千葉県の館山市で開催されたマラソンに参加し、ついでに鴨川シーワールドやマザー牧場に出かけたことです。

以来、22年、友達とのんびり、不要不急の旅にでかけたことはありません。

もちろん、泊りがけで出かけることはありました。

ただ、それは家族旅行であったり、社員旅行や研修だったりしました。

23歳で結婚したので「独身OL時代に、職場の仲間と海外旅行」みたいな経験はありません。家族旅行は、私が主にプランナーと引率を担当するため、事前は下調べしてアレヤコレヤとプランを練り、旅行中は子どもたちの様子や行程を管理して、楽しいとはいえ気は休まりません。

社員旅行や研修だと、行きたい場所に思うように行けるわけではありませんし、「学ばなきゃ」と気合も入ります。同行者に気も使っています。

もちろん、それはそれで、充実して楽しい時間ではあります。

でも、ヨーロッパの方々のバカンスみたいに、1日浜辺で読書…みたいな、ああいう日頃のプレッシャーから開放されるためにでかけるような旅っていいなあと思っていました。

ただ「楽しむ」以外になんの目的もなく、決まったスケジュールのない時間をもち、「なんにもしない」旅は、私の長年の憧れでした。

旅に出るまでの葛藤あれこれ

今年の秋口、Facebook上で学生時代の後輩2人と、久しぶりに学生の頃のようなノリのドライブ旅行に出かけたいね。という話になりました。

後輩たちは、これから新たなライフイベントを控え、自由時間がしばらく減っていくだろうという状況です。

一方の私は、子育てが後半戦に入り、自由な時間が少しずつ増えてきた状況です。

いずれも、「自由な時間」を楽しみたいというのが、旅に出たいとなった1番の理由です。

我が家は、三女が小学6年生になり、料理が得意。土日に私が仕事で出かけるのは、以前ほど大変ではなくなりました。

長女は高2になり、友達と泊りがけで東京や大阪などに、ライブを見に出かけることもあります。

私も、たまには、遊びで出かけてもいいのかしら……と考えてみました。

同居している両親は病院通いも増えたものの、食事の世話など介護が必要な状態でもありません。今こそが、私にとって、かなり自由がきく、旅の行き時かもしれません。

とはいえ、家庭を預かる主婦たるもの、なんとなく罪悪感というか後ろめたさも感じます。

そこで、子どもたちや両親に、数日不在にしたら困るかどうか、質問してみました。

すると、あっけないほど

「べつに。あ、食材は冷蔵庫に入れておいてね」
「たまには、楽しんできたら」

の返事です。

なんだ、自分が思うほど、回りは「出かけちゃダメ」と思っていないものですね。

となると、あとのネックはお金です。

仕事でもないのに、母親が、主婦が、お金を使ってでかけるのは贅沢でしょうかと、今度は葛藤しておりました。

でも、今回は、まるで学生の頃のような節約旅行にしようと話しています。交通費は自動車の乗り合わせで節約し、宿はゲストハウス、風呂は近くの共同浴場を利用しようというプランでした。一般的な「40代秋の温泉行楽旅行」…でイメージするような、贅沢と出費はなさそうです。

視力が良くないこともあり運転は苦手ですが、後輩ふたりは「交代で運転するからのんびり寛いでてください」といってくれました。

ドライバーの頭数には入れませんが、お財布を出す人数が増えれば、ひとりあたりの交通費負担額が減るので、その点はお役に立てることでしょう。

あれこれ考えてみると、行けない理由が見当たりません。

と、いうわけで

「22年ぶり! 気のおけない仲間との不要不急ののんびり旅」

に出かけられることになりました!

旅のプランも人任せにできる贅沢

旅の行き先は、広島、愛媛、香川のあたりとし、おおまかな旅の日程は、後輩ふたりが考えてくれました。

私は、

「どこか、『ここは行ってみたい』というところはありますか?」

という質問に

「厳島神社とこんぴらさんには行ってみたい。あとは、どこかで温泉に入れたら嬉しい」

と答えただけでした。後はあれこれプランニングして、地元グルメのお店なども探してくれているようです。

いつもはたいてい、私がプランナーなので、下調べに手間と時間がかかることはよく知っています。みんな仕事もあって忙しいのに……と、本当にありがたいかぎりです。

そうして、旅立ち当日。

新潟市在住の後輩が私を拾い、もうひとりの後輩が住む福井県敦賀市へと向かいました。到着後、福井の後輩のご家族も交え、旅の1食目は、ヨーロッパ軒のカツ丼をいただきました。

ヨーロッパ軒のソースカツ丼

ヨーロッパ軒のカツ丼をご存知ない方にご説明すると、ヨーロッパ軒は「元祖ソースカツ丼」を謳う、福井市に本店をおく洋食店です。県内各地に支店をもつ人気のお店です。

この看板メニューのカツ丼について、同店のホームページには以下のように紹介されています。

当店創業者、高畠増太郎がドイツ・ベルリンの日本人倶楽部で6年間の料理研究の留学を終え、明治45年帰国。(天皇の料理番の秋山徳蔵氏も同期)
ドイツ仕込みのウスターソースを日本人の味覚に普及さすべく苦心を重ね、創案致しましたのが、翌大正2年 東京で開かれた料理発表会にて日本で初めて披露しました『ソースカツ丼』でございます。
薄くスライスした上等のロース・モモ肉を、目の細かな特製パン粉にまぶし、
ラード・ヘッドでカラリと揚げたカツを、熱々のうちにウスターソースをベースに各種の香辛料を加えた秘伝のタレにつけ、熱いご飯にタレをまぶした上にのせたカツ丼です。
油臭さがなくサラリとした歯触りはもちろん、ツーンとした甘み&酸味が醸すまろやかな口当たりは、どなたにもおいしくお召し上がりいただけます。
この『ソースカツ丼』が味わえるのは、日本広しと言えども、ここ福井の『ヨーロッパ軒』だけ!
越前ガニや甘エビと並ぶ、福井ならではの名物の1つとして人気を博しています。

大正2年に作られたお味というだけでも美味しそう。さらに、「越前ガニや甘エビと並ぶ、福井ならではの名物」……この自信、いいですよね!

私たちが訪れたのは、敦賀ヨーロッパ軒の敦賀岡山店です。

店内はレトロな昭和感がただよい、19時にはラストオーダー、月火2連休という強気かつ従業員に優しい営業体制ですが、大変に賑わっておりました。商品に自信があれば、飲食店にありがちなブラック職場化も防げるということでしょうか。

さて、私は看板メニューのカツ丼を小盛りにしたミニカツ丼(525円)をオーダー。単品だとホントに丼だけなのでと、勧められたセット(ミニサラダ・みそ汁付210円)もつけました。

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ミニといっても、けっこうなご飯の量で、私にとっては十分なボリュームです。

こちらは、後輩の頼んだレギュラーサイズのパリ丼(トンカツがメンチカツに代わったもの。840円)です。

さて、私は個人的に、今回の旅にひとつの縛りを課しておりました。それは、

「地元の特産品しか食べない!」

という隠れテーマです。まずは、1食クリアしました!

お腹がいっぱいになったところで、広島に向かってひた走ります(後輩が)!

お店情報

敦賀ヨーロッパ軒 敦賀岡山店

ジャンル:かつ丼

TEL:0770-22-2468

住所:福井県敦賀市岡山町2丁目804

営業時間:午前11:00~午後19:00頃ラストオーダー、20:00頃閉店

定休日:月曜、火曜

※詳しくはホームページなどでご確認のうえおでかけください

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