立山町のハーブ・ビレッジ「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」で、建築中の隈研吾デザインの建物を見学

立山町に2020年2月オープン予定のハーブ・ビレッジ「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」。運営する前田薬品工業の前田大介社長のご案内で、建築を志す高3長女と一緒に、建築現場を見学させていただきました。

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目次

立山町に建設中のハーブ・ビレッジ「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」

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「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」は、立山町の立山町総合公園の近くに建設中の施設です。

前田薬品工業の関連会社であるGEN風景が運営し、約4万平方mの敷地にハーブ園や田んぼを整備しているほか、アロマ工房やレストラン、イベントスペースやジンの蒸留所を作っています。

建物の設計は、建築家の隈研吾氏が担当。今後は10年ほどかけて、ヴィラやゲストハウスなどの宿泊施設やスパなどを建設していくことが予定されています。

「リゾート」ではなく「ビレッジ」

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まずは完成予定図を見ながら、高3長女にコンセプトや目指す将来像をレクチャー。

今にいたるまで、構想に10年、場所の選定だけで2年以上かかっているそうです。目標をぶらすことなく、情熱を維持し続ける姿勢に感銘を受けました。

ちなみに、新聞等で「リゾート」と紹介されているヘルジアンウッドですが、前田社長は「リゾートではなく、ビレッジです!」と強調されています。

新しい概念が分かりづらく、既存の分かりやすい型として「リゾート」の単語に当てはめたのだろうと推察します。取材する側、書き手として、他山の石とします。

隈研吾さんの木組み構造を間近で

こちらがレストランの建物です。

 

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まずは中を見学させていただきました。

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「人が集い、幸せな気持ちになれる建物を作りたい」と建築を志す長女のお目当ては、隈研吾さんの木組み構造を間近で見ること。

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近くでは、建物の外側に屋根まで足場が組まれている今しか見られません。

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釘を使わずに組み込んでいくこの手法は、建てるときの難易度が高いそう。この仕事が経験となり、作り手のスキルや意識も大きく上がっていくのでしょうね。

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こちらは屋根の模型です。せり上がった屋根の形は、立山連峰が望められるようにという配慮だそう。

初めて間近に見る隈研吾建築に、「目からウロコどころか、魚が落ちてきたわ」と長女。建築への憧れがさらに募った様子で、母としても嬉しいかぎりです。

ハーブ商品の準備も進行中

ハーブのビレッジというだけあり、すでに数年前からハーブの栽培は進められています。

秋はハーブシーズンではありませんが、この日はレモングラスやラベンダー、ローズマリーなどの畑を見学することができました。

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将来的には、約100種類を栽培する日本最大級のハーブ園になる予定です。

こちらハーブは、Taromaシリーズとして、エッセンシャルオイルやルームスプレーが発売されています。

新商品の準備も着々と進んでいるそうで、こちらはお茶になる予定のローズマリー。

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今後の構想を語る前田社長やハーブを育てるスタッフさんらのキラキラとした表情が印象的。情熱は伝播すると、実感します。

私も2月のオープンやこれからの進化がさらに楽しみになりました。寒いところは苦手ですが、オープンしたらまた、レポートします! お楽しみに!

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