第1回OWS(オープンウォータースイミング) TOYAMA BAY参加レポート。「世界で最も美しい湾クラブ」加盟の富山湾で3000m泳ぎました!

今回が1回目のOWS(オープンウォータースイミング) TOYAMA BAYで3000mの部に参加してきました。「世界で最も美しい湾」と呼ぶにふさわしい綺麗な海を泳ぐ、とても楽しいイベントでした。

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目次

「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟する富山湾

「世界で最も美しい湾クラブ」は1997年に設立された非政府組織(NGO)。フランスに本部を置き、モン・サン=ミシェル湾など、世界各地の湾が加盟しています。

日本では、2014年10月に富山湾が正式加盟。日本三景の1つ松島湾に続き2カ所目で、日本海側では初めての加盟です。その後、九十九湾、駿河湾、京都宮津湾・伊根湾も加わりました。

富山湾は、標高3000m級の立山連峰と水深1000mの海による高低差4000mのダイナミックな地形が特徴。海から立山連峰を望むことができ、ときには蜃気楼が現れます。

「天然のいけす」と呼ばれる豊かな海でとれる海産物も富山湾の大きな魅力です。

加盟後は、湾岸沿いのサイクリングコースが整備されるなど、美しい富山湾をアピールする施策がとられています。

2019年10月16~18日には、富山市の富山国際会議場で、「世界で最も美しい湾クラブ」の総会が開催予定。19日には、射水市の海王丸パークで総帆展帆などイベントも企画。と、活動も盛んです。

そんな、「国際的にも評価の高い富山湾で泳ぐイベントがないのはもったいない!」ということで、初めて企画されたのが、「OWS(オープンウォータースイミング) TOYAMA BAY」です。

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「OWS(オープンウォータースイミング) TOYAMA BAY」概要

OWS(オープンウォータースイミング)とは、海や川、湖など自然の中で行われる長距離水泳競技です。

海や川・湖といった自然の水の中で行われ、水質、天候、潮汐等、自然条件の影響を受けることが競泳との違い。競技規則にそって競争するところが遠泳大会との違いです。

国内の各地で大会が行われていますが、富山県では大会が今までありませんでした。

10月に富山県で行われる「世界で最も美しい湾クラブ」総会の開催前に大会を実施することで、環境保全に向けた機運盛り上げに貢献しようと、大会が企画されることになりました。

主催は「OWS TOYAMABAY 実行委員会」、後援が富山県体育協会、主管が富山県トライアスロン協会・富山市トライアスロン協会です。

大会前の活動

大会までは、関連活動として海岸清掃や……

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練習会も行われました。

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私も練習会に何回か参加させていただき、不慣れな海への恐怖心を和らげることができました。

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大会概要

大会の概要は以下の通りです。

日時 9月8日(日)

場所 富山市岩瀬浜海水浴場第3駐車場付近

コースは、岩瀬浜海水浴場の波消しブロック内側に作られた長方形のコース750mを周回します。

種目と制限時間は以下の通りです。

  1. 3000m(2時間)
  2. 1500m(1時間20分)
  3. 750m(45分)

当日のスケジュール

当日のスケジュールは以下の通りです。

07:00 駐車場オープン
08:00 会場オープン
08:00 受付開始(誓約書提出、ナンバリング)
08:45 開会式
09:00 OWSの部選手招集、競技説明
09:15 入水チェック
09:30 OWS 一⻫スタート
10:15 750mの部終了 (45分)
10:50 1500mの部終了(80分)
11:30 3000mの部終了 (120分)
11:40 OWS表彰式・閉会式

大会の様子

私は7時半頃に到着し、まずは海を下見してみました。

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とても透明で波も穏やか。プールのように綺麗な海でした。これなら、海が苦手な私もなんとか泳げそうです。

受付の準備はすでに整っていたので、受付を済ませました。

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誓約書を提出してからナンバリングです。私は腕のあるウェットスーツを着るため、手の甲にナンバーを書いてもらいました。

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こちらは参加賞。 スイムキャップの他 、大会Tシャツ、スポーツドリンク、経口補水液、協賛企業であるリブランのお菓子などを頂きました。

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今回泳ぐコースは以下のようになっています。1周750 mの四角いコースです。

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この写真の手前にある二つの丸が角のブイです。向こう側は遠くてよく見えませんね。

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距離の長さに、少々恐れを成しましたが、ブイを設置した方によると岸側のブイ付近は足がつくくらい浅いところも多いということです。それを聞いて一安心。

ウェットスーツを持ってきて、アップを始めることにしました。沖側のブイまで何度か泳いで心拍数を上げてアップを済ませたら、開会式です。

IMG_20190908_085319開会式の後は、スタートへと移動。

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富山県トライアスロン協会の仲間たちが、今回も審判と安全管理でサポートしてくださっています。

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ライフセーバーの皆さんも、沖に出て行かれましたよ。

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これだけの人が見守ってくれる(つまり、溺れても助けてもらえる)なか、初の海での3000mにトライできるチャンスは滅多にありません。本当にありがたいことです。

参加者は最後の水分補給をしてスタートを待ちます。スタート前は黙っていると緊張し、過度の緊張はパニックの危険を高めるので、リラックスするために近くの方とおしゃべりするのがお勧めです。

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そしていよいよスタート。全ての距離の選手が一斉にスタートします。※距離と初心者かどうかで、帽子の色が異なっています。

私はいつもの通り、最後尾からゆっくりスタート。顔見知りばかりのせいか、目立ったバトルや混乱もなく、譲り合いの精神でスムーズな泳ぎだしでした。

水は透き通るとまではいきませんが、かなり綺麗。波は途中で少し高くなった時や流れの強い時もありましたが、概ね穏やかで、ヘッドアップしての方向確認や息継ぎがとてもしやすかったです。

私が心配していた過呼吸やパニックもなく、「いっちにいっちにー」と泳ぐ遠泳モードにすんなりと入ることができました。何より途中足がつくところがあるというのは、大変な安心感でした。

距離は3キロとこれまでで最長。そのためにいつもと違ったのは、左右両側で呼吸したことです。

普段本番では右側呼吸だけなのですが、片方だけで呼吸していると疲れが偏ってくるためです。

そんなこんなをしているうちに4周完泳!ゴールに向かう私を見つけたスイム仲間が「りかちゃんえらいぞ」「すごい、はやいよ」と声をかけてくれました。私も嬉しい!

そしてゴール!!

まずは、泳ぎを教えていただいた藤田さんを見つけ、喜びのハイ、ポーズ♡

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まさか自分が海で3000mも泳げるようになるなんて、想像もしていませんでした。本当にありがとうございます!

閉会式では、各距離男女別に3位まで、賞状と賞品を頂きました。

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3000m女子は2名のみの参加者だったため、私も必然的に2等賞♪

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賞品はリブランの焼き菓子詰め合わせ。留守番の家族のいいおみやげになり、皆で美味しくいただきました。

と、そこへ富山県の非公認ご当地キャラ・ばいにゃこさんと、ゆるキャラのカモシカ三太くん。お祝いしてくれたので、記念撮影!

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さりげなく肩に手を回す、積極的なばいにゃこさん(笑)。暑い中、お疲れ様でした!

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世界で最も美しい湾で泳ぐ大会は、その名にふさわしい、本当に気持ちの良い大会でした。

次回はもっと多くの方に、この富山湾の美しさ、楽しさを体感していただけたらと思います。

参加者・関係者・ボランティア・スポンサーの皆さん、ありがとうございました!

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