Oisix交通広告「クレヨンしんちゃんコラボ」と「#主婦らの夏休み戦争」。かあさんの夏休みがそんなに辛く感じられるのはなぜ??

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食品宅配のOisixがアニメ「クレヨンしんちゃん」とコラボした交通広告が話題です。 「かあちゃんがもっと楽しく過ごせたら夏休みはもっと楽しい」と母親の労をねぎらい、Twitter のハッシュタグ「#主婦らの夏休み戦争」を見ても、みなさん本当に「夏休みが大変」とのことです。

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【夏休み。ある日の昼食】

食品宅配「Oisix」とアニメ『クレヨンしんちゃん』のコラボ広告

その広告とは、以下のようなもの。

Oisix交通広告、クレヨンしんちゃんコラボ第三弾 みさえ、ひろしに続き、しんちゃんが登場 「かあちゃん、楽しい夏休みをありがとう。」

「子どもにとっては、楽しい楽しい夏休み。けれど、お母さんにとっては…ちょっと大変な夏休みでもあります」など、子供の夏休みを支え奮闘する母親の大変さを慮る内容。「お母さん。夏休み、お疲れさまでした」とねぎらいのメッセージで締めくくられている。

特設サイトも設けられています。

この広告のネタもとは、Twitter のハッシュタグ「#主婦らの夏休み戦争」とのこと。

このタグのついた投稿を見ると、給食のない夏休みの食事作りの苦労を訴え、簡単なメニューのノウハウなどをシェアする投稿が並びます。

夏が大好きで「夏休みは子供の頃も、今も好き」という私は、「何がそんなに大変なんだろう??」と、実はちょっと不思議だったんですよね。

夏休みが楽しい理由

それも「なぜ夏休みが好きか」と考えてみると、「子供と一緒食べるご飯が増える」とか「子供と一緒に遊ぶ機会が増える」とか、「#主婦らの夏休み戦争」で「〇〇だから辛い」と言われていることと、理由が同じだったりする。

「子供が大きくなって辛い記憶を忘れたから、そんな事を言えるんだ」とお叱りを受けそうですが、子供たちが小さい時も「夏休みが辛い」とか「給食早く始まって」などとは、全く思っていませんでした。

なぜ、私は夏休みが辛くないのか? 知らず知らずのうちに、楽しくなる工夫を何かしていたのかしら……? と、今回の広告をきっかけに、改めて自分を振り返ってみました。

辛いことが続くなら改善すべき

まず基本的に、夏休みや家事に限らず、「辛い」「しんどい」と感じるほどの負荷が長く続く、あるいは毎年続くなら(一時的には仕方ない時もありますが)、それは「改善する課題」といえます。

なぜなら、心身に負荷がかかりすぎる状態が続くと、病気につながりかねないからです。

私も20代の頃には、今ほどうまく「改善」ができず、辛い、辛いと言いながらその生活を続け、膀胱炎になったり、心療内科に通ったりした時期がありました。

「辛い」「しんどい」が続くのは、単なるタスクオーバーか、やり方が悪いか、「本当はそこまで大変じゃないのに、メンタル面で辛い」といったことが考えられます。

「メンタル面で辛い」は家事についてなら、「皆から感謝もされず、家事をしていても報われない」といった思いです。こういう心境だと、何しても疲れるし、辛いに決まってます。

「できる時間」で回る家事マネジメント

専業主婦か、仕事を持つ母親か、三世代同居か、核家族かなどの条件によって、家族の構成員が家事に割ける時間は異なります。

使える時間内に家事が回らなければ、必要な時に必要な家事が終了していなかったり、主婦がずっと追い立てられてしまったりします。

そのため、この「家事に割ける時間」の中で必要な家事が回るよう、量と内容と実行者をコントロールする必要があります。

使える時間が短いなら、できることは4つ。

  1. やることを減らす
  2. 効率化する
  3. 分担する
  4. 外注する

精神的に辛いなら、辛くなくなるには、自分には何が必要かを考えましょう。「温かい声がけ」か「熟睡」なのかなど、必要なものが分かったら、それが手に入るよう家族に相談しましまう。

以下では、我が家の例をご紹介します。

日頃から家事する人をリスペクト

まず価値観として、「家事はお母さんが『当然』すること」と思わせないようにしています。

つまり、「本当は自分のことは自分でするものなんだけど、子供たちが小さくて未熟でできない部分は、大人が手伝ってくれている」というスタンスです。

たから母親に、あるいは祖父母から何かしてもらった時には、「ありがとう」を言う習慣がつきました。

「家事は母親がやるのが当然」のような言動をした場合は、「私は女中でも、召使いでもないよ」と指摘してきました。

この習慣は、娘たちが友達に「お母さんにお礼言うの?」と驚かれたことがあり、こちらこそびっくりしました。

なお、我が家では、食事の片付けと台所掃除は当番制。自分の衣類の洗濯、自室の掃除は、各自でやります。シェアハウスのイメージです。

普段の食事作りは簡単に

普段の食事は、雑穀で栄養強化したご飯と具だくさんの味噌汁があれば栄養的には OK。

後は、お楽しみのために、肉や魚料理を1品さっとつくれば十分です。これなら15分か20分程度あれば作れます。

広告にあるような

お昼ごはんが終われば、夜ごはん。

なんてこと、ない、ない。

また、食洗機やスチームオーブンレンジ、 IH 鍋のように、料理を楽に早くしてくれる家電は積極的に活用しましょう。

こうした道具を使いこなすことも含めて、料理の腕を上げておくことが、夏休みに限らず、日々の家事をずっと楽にしてくれます。

夏休みの買い物や、
毎日の献立に悩まなくていいように。

と広告にはありました。

普段も夏休みも「買い物にはネットショプも利用する」「献立をシンプルにする」など、悩まなくて済むようにしておけば、夏休みに3食作ったところでそこまで辛くはありません。

ちなみに、「なに食べたい?」と聞かれたときに「何でもいい」と答えると、ご飯と味噌汁だけが出てくるので(笑)、うちの子たちは真面目に一緒に献立を考えてくれます。

自由な遊びは子どもの特権

Oisixの広告には

子どもたちとの遊びに奮闘しながら、
掃除、洗濯、三度の食事。

というフレーズがあります。

しかし私は、母親が「子供との遊びに奮闘」する必要はないと考えています。

だって、面白くないんですもん(子供向けの手遊びや踊りなどをさせらされるのが本当に嫌いでした)!

いい大人にとって子供の遊びが退屈なのは当たり前のこと。

本人が楽しめるものなら一緒に楽しめばいいと思いますが、大人である母親には母親のやるべきことや、やりたいことがあってしかるべきです。

子供たちに今、「一緒に走ろう! トライアスロンしよう!」「仕事を手伝って!」と言っても付き合ってくれないのと同じこと。こちらだって、子供の遊びにばかり付き合ってられません。

「退屈だから遊んで」「やることがない」などと言われた時には、「子どもは遊びの天才なんだから、何か思いつくはず。考えてみたら」とほおっておきました。

すると、絵をかいたり、本を読んだり、庭の葉っぱで遊んだり、お菓子や料理を作り出したり、物語を書いたり、 ダンボールハウスを作ったり、ごっこ遊びをしたり、友達を誘ってきたりと、自分で工夫して楽しみを見つけていました。

夏に大きなプールを家の前に出してやるくらいのことはしていましたが、遊びは基本的に見守る姿勢です。

遊びを自由に考えられるのは子供の特権であって、大人への宿題ではありません。

無理して出かけない

同じ理由で、夏休みに子供の退屈をまぎらわすためだけに出かけることもしません。

食品の買い出しや図書館、美術展など、私の用事に付き合うのが、子どもたちの暇つぶし。よい本やアート、食材の選び方などを教えられ、一石二鳥です。

かつて勤め人だった頃は、一緒に会社に行き、私の傍らで子供達が宿題を片付けることもありました。

大人には、用事やタスクがいっぱいです。そのご家庭の大人の用事を、子どもが一緒にやるくらいでいいのではないでしょうか。

宿題は手伝わない

「夏休みの宿題を終わらせる指導するのが大変」「ラジオ体操に行けるよう起こすのが大変」といった声も聞きます。

私は、基本的に、宿題は手伝いません。朝も起こしません。相談されたらアドバイスするくらいです。

なぜならそれは、子供自身の問題だから。

私には私のやるべきことがあります。他人の持ち物や生活リズムの管理までしていたら、時間がいくらあっても足りません。

夏休みの宿題が終わらないかもしれません。ラジオ体操に寝坊するかもしれません。その結果を引き受けるのも、子供自身の仕事です。

嫌な目に合えば、次は宿題に早くから手をつけるでしょう。寝坊しないように「早く寝る」とか「大きな音の目覚ましを買う」といった改善案を考えることでしょう。

こういうひとつひとつの失敗と改善が「成長」とか「自立」へのステップであり、親元にいる間に経験させておくべきことだと考えています。

ちなみに、去年の三女(小6)の自由研究は誤字だらけ…編集者の母としては、文章もレイアウトも気になるところはありますが、それは伝えず、そのまま提出しました。

自由研究への指導は、先生のお仕事だと考えたからです。専門家ならまだしも、教育的な意図もロクに理解していないただの保護者の私が口をはさむところではありません。

でも、この自由研究は、ありがたいことに、金賞をいただきました。先生に理由をお尋ねしたところ、誤字よりも、行動の量が評価されたとのことです。娘も自信がつきました。

ダメ出ししなくて、本当によかった!

先生がおっしゃるに、夏休みの宿題を親がやれば分かるし、親の手伝った「完成度の高い宿題」を求めてはいるわけではない、とのこと。子供の宿題まで背負い込まなくてもOKですよ。

「かあちゃん」も休んでいる

最後に「母親の夏休み」について。

私は今、自宅勤務で、子供たちが夏休みの間は、子供たちと一緒にお昼ご飯を食べるのが楽しみです。子供たちが小さいときは夏休みに家で遊んだり、家の前でプールで泳いでいる姿を見ているのも、至福のひとときでした。

しんちゃんのママ・みさえのように、経済的負担をひろしが全面的にカバーしてくれる立場で子供とたっぷり過ごせるのも、今の日本ではむしろ贅沢なライフスタイルかもしれません。

お子さんを欲しくても授からない人もいる、仕事や家庭の事情で子どもと一緒にご飯を食べられない人もいる。なんてありがたい時間なのだろうと、幸福感を噛みしめてきました。

最近は、子供たちが大きくなったことで、「いなくなる日」の方を考えてしまい、今一緒に過ごす日々がさらに愛しくて仕方ありません。

こういうふうに考えられるのは、やらないと決めたことをやらずにいることで時間のゆとりが、ラクに過ごすよう心がけることで精神的にゆとりが、生まれたからなのかだと思います。

まとめると、夏休みが辛くなくなる工夫は、こんな感じです。

  • 「大変だ」とアピールしなくても、家事した人がお礼をわれる習慣をつける
  • 家事のスキルアップや効率化を進め「ラクにできる」ことを増やす
  • 自分のやるべきこと、やりたいことを尊重する
  • 子供の問題は自分で対応してもらう
  • 料理は手間は少なく栄養豊富に
  • 使える時間内で「ラクにできること(ここを増やす努力を!)」だけする

なお、しんちゃんのママ・みさえも、クーラーを効かせた部屋で、ひまわりと一緒に昼寝しているシーンがあります。私もスキあらば寝て、疲労回復を心がけています。

夏休みに、地域行事など子供関連のタスクが増えるのは確かにその通り。「かあちゃん」もうまく休みつつ、今しかない「子どもがいる夏休み」を楽しんでいきたいものです。

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