共感と好感を醸成する「ストーリーブランディング」。独自の「ストーリー(物語)」を発信しよう!

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ブランディングの手法のひとつ「ストーリーブランディング」は、そのひと、そのもの独自の「ストーリー(物語)」を発信し、共感や好感を引き出します。この方法は、スピーチなどにも応用可能。誰にでも「物語」はあるのです。

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物語を発信する「ストーリーブランディング」

ストーリーブランディングとは、会社や個人、商品の「ストーリー(物語)」を発信するブランディングのことです。「ストーリー(物語)」には、例えば、創業エピソードや商品開発エピソードなどがあります。

なぜ、「ストーリー(物語)」を発信することが、ブランディングになるのでしょうか。

まず、「独自性」を訴えることができます。創業エピソードや商品開発エピソードに、まったく同じものはありえませんよね。

また、「ストーリー(物語)」には、人の感情を動かす効果があります。感情を動かすことで、見る人に共感や好感をもってもらうことができます。

共感を呼ぶストーリーとは、どんなストーリーなのでしょうか。一例として、「テッパン」のストーリー構成をご紹介します。

ストーリーの黄金律

共感や感動が生まれる話には、「黄金律」と呼ばれる法則があることが知られています。

それは、「主人公が数々の困難を乗り越えて、目的を達成する」というものです。具体的には、以下のような要素で構成されます。

  1. 実力や性格、経済的になど、何かが欠落している主人公が
  2. 達成困難な目標を目指す
  3. 葛藤、障害、敵などを乗り越えていく

この黄金律は、あなたが好きな映画や小説、漫画などを思い出すと、納得できるのではないでしょうか。

例えば、『スターウォーズ』。『新世紀エヴァンゲリオン』の「逃げちゃだめだ」。4回もリメイクされた『アリー・スター誕生』も黄金律に沿ったストーリーです。

朝ドラの『まんぷく』でチキンラーメンの売上があがったというのも、開発ストーリーが共感を呼び、好感につながった好例です。

自分にしか作れない文章を綴る

この黄金律の効果は、スピーチでもよくわかります。

先日から、卒業式に2回出席しました。式での校長の式辞はこんな感じでした。

式辞1

〇〇先生(失念)の言葉を贈ります。若者よ、夢をもて。夢に向かって努力せよ(以下、『努力すれば夢は叶う』的な文章が続く)……

式辞2

私の父は学校の先生でした。中学のころは、学校の先生にだけはなるものかと反発していました。

その後、先生を志すようになり、先生になりました。しかし、そのとき父はすでに他界していました。先生としても、父に聞いてみたいことがたくさんありましたが、もうそれは叶いません。

皆さんの年頃は親に反発を感じることもあると思いますが、親を大切にすることは忘れないでください。

式辞1もいいお話ですが、どちらがこの方にしかできない話でしょうか。どちらが、聞き手の共感と納得を得られるでしょうか。

「ライフチャート」で自分の「ストーリー」を発掘

「自分には、『数々の困難を乗り越えて目的を達成するというストーリー』なんてない」「そんなにドラマティックな、波乱万丈の人生を送ってはいない」と思われるかもしれません。

そんな方にオススメなのが、「ライフチャート」です。

「ライフチャート」は、人生を振り返り充実度を山あり谷ありのチャート(図表・グラフ)状に表現する方法です。

縦軸は「好調・不調」とか「充実度」などとして、上をプラス、下をマイナスにとります。横軸は、年齢にします。

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ここに、これまでの自分を振り返って、線グラフを書いていきます。

平坦な人生はなく、なんらかの「~~~」が現れるのではないでしょうか。

すると、線が下向きになるときがあります。ここが「何かが欠落している」状態になったとき。下向きの線が上向きに変わるタイミングは、「困難を乗り越えて」の部分。上向きの線をたどると、「葛藤、障害、敵などを乗り越え」「目標を達成」するエピソードがでてくるのではないでしょうか。

会社や商品の「黄金律ストーリー」を見つけるときも、同じようにチャートを書いてみるといいですね。

「どうやって差別化していいのかわからない」「話に共感してもらえない」とお悩みなら、あなただけ、あなたの会社や商品だけの「ストーリー(物語)」を見つけて、発信していくといいですよ!

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