しまなみ海道から道後温泉へ。お風呂と地ビールと松山の美味しいもの!【大人の修学旅行その5】【松山市グルメ】

先日、学生時代の後輩と2泊3日のドライブ旅行に出かけました。「なんにもしない自由」と「地元グルメ」を楽しむのがテーマです。2日目は、宮島、広島市のあと、呉・尾道を通り、しまなみ海道から松山市に入りました。

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目次

夕焼けのしまなみ海道で四国へ

しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を全長約60kmで結ぶ自動車専用道路です。その区間には大きな島が6つあり、それぞれに形の異なった橋がかかっています。

私たちが通ったときは、ちょうど夕暮れどき。瀬戸内海に沈む夕日と夕焼けを楽しみながらのドライブとなりました。

日本で初めて海峡を横断できる自転車道も作られ、できればレンタルサイクルで渡ってみたいものでしたが、今回は時間ぎれ。次回のお楽しみにとっておきます。

橋の向こうは、私が生まれて初めて足を踏み入れる四国です!

今夜の宿は道後温泉

今夜の宿は、道後温泉。「日本書記」にも登場する日本最古といわれる温泉です。聖徳太子、額田王、小林一茶のほか、明治天皇や昭和天皇も訪れています。夏目漱石や正岡子規、『坂の上の雲』の秋山兄弟などの縁の地でもあり、温泉好きかつ文学好き少女だった私には、かなりの萌えスポットです。

道後温泉での宿泊先は、ゲストハウスを予約していました。

共同浴場近くのゲストハウス「ふじや」

40代のいい大人が秋の温泉旅行……というと、1泊2~3万の温泉旅館でご馳走を食べて……とイメージしがちですが、今回はドライブがメインの節約旅行がコンセプト。

また、道後温泉は共同浴場が何件かあり、飲食店も充実していると聞いていたので、宿は眠れればいいやとなりました。

私は、バックパッカー的な旅も全然平気。許容範囲の幅が広いと、楽しみの幅も広がります。

予約していたゲストハウス「ふじや」についたのは19時ごろ。

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【到着時は夜でまっくら。これは翌朝撮影】

ゲストハウスは、一般的に民家を利用し、寝床は相部屋、リビングやキッチン、トイレや風呂は共同というおやどです。

チェックインはこちらはリビングで。宿泊費を先払いします。1泊2000円也。

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リビングは宿泊者の共同スペースです。テレビを見たり、読書したり、食事をしたり。

日によっては鍋パーティーもあるそう。こちらは0時まで利用できます。

キッチンも自由に使えます。食費も節約するような旅行なら、外食ではなく近所のスーパーで地元食材を買ってきて食べるのも楽しいものです。

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寝室はこんな感じです。ここは3人部屋でした。

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2段ベッドの上は、中高年には上り下りがちょっと大変なときもあるので、自信がなければ下の段を指定して予約するといいですね。

知らない人と相部屋で眠れないのでは?と思われるかもしれませんが、社員旅行や家族旅行だって他の人が同じ部屋で寝ていたら眠りにくいのは一緒。

また、ゲストハウスを利用するような人は、ものすごいいびきの方とか、動作のドスドスうるさい人は珍しいイメージです。私は他の方がうるさくて困った経験はいままでありません。

神経質な方には向きませんが、今回はホントにただ寝るだけための利用なので、私たちには十分です。

館内を一通りチェックしたら、さっそくお風呂にでかけました。

道後温泉 椿の湯

道後温泉といえば、明治期に建てられた本館が有名ですが、そちらは明日の朝風呂にいくことにしました。

今日は、昭和59年に改築された「椿の湯」に行きます。

「椿の湯」はお宿から歩いて3分程度。途中の商店街はリラックスした浴衣姿でぶらつく人たちでほどよく賑わっています。

美味しそうな食事どころも目に付き、もうワクワクしてきます。

まずは、お風呂へレッツゴー!

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お湯は透明で匂いもなかったので、なんちゃって温泉なのかしら?と疑いましたが、無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯だそう。

館内は清潔、お風呂も洗い場も洗面スペースも広々していて、とても使い勝手がよい施設でした。

ただ、ドライヤーの使用が有料で、ドライヤーを持ち込んでも100円(だったかな?)を払わないといけないところが、ちょっと面倒ではありました。

シャンプー類は自分のお気に入りを持ち込む人が多いのか、シャンプー類は設置されていませんでした。手ぶらで行きたい方はご注意ください。

地ビールと松山のおいしいもの

お風呂から出たら、次は夕飯です!

すでに20時30分ですが、腹具合は夕方にラーメンを食べていたのでちょうど減ってきたくらい。

後輩ふたりは「なんでもどこでもいい」という感じだったので、地ビール好きのワタクシが目をつけていた「道後麦酒館」に向かいました。

店に着くと、夕飯の時間としては遅いということで、ご飯物や鯛が品切れでしたが、ほかにも美味しそうなものがたくさんあるのでOK。

お店はダークな木目調で落ち着いた雰囲気の内装です。グループに使いやすい小上がりのほか、おひとり様向けカウター席もあり、一人旅の食事にも便利そうでした。

こちらでは、ビールのテイクアウトもできます。温泉街を飲み歩きもいいですね。

さて、小上がりに座ったら、なにはともあれ道後ビールで乾杯ですよ。

麦酒は、漱石ビール(スタウト)、マドンナビール(アルト)、坊っちゃんビール(ケルシュ)の3種類がラインナップされていました。

私は坊っちゃんビールをチョイス!

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こちらのお料理は地元の名物が多く、私のように「松山が初めてで、地元の美味しいものをちょっとずつ食べたい」というニーズにピッタリのメニューでした。

「何食べる?」の相談に、「テキトーに頼んで」と後輩1から後輩2へ指示。「私はあれこれ全部つまむから、地元の美味しいものよろしく」とひとこえ。

何回もしつこくいいますが、いつもは私がアテンド役なので、こんないいかげんな依頼をするだけで注文してもらえるのは、すごく嬉しい。楽ちんでありがたい。

と、後輩2セレクトによる「美味しいもの」が出てきましたよ!

こちらは、鶏の唐揚げ「せんざんき」。

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この不思議な名前は「千斬切」からきているそうで、鶏のいろんな部位を切って使うからだとか。

やわらかい若鶏と硬いけどうまみの強い親鳥のいずれかを選ぶことができます。アラフォー3人組としては、重ねた年月に敬意を払い親鳥!で全員一致です。

次は、人気ナンバーワンという「自家製ビール酵母入り じゃこ天とたこわかめかまぼこ」。

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「瀬戸内の太刀魚巻き」

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定番中の定番「道後地鶏卵のだし巻き」

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そのほか、居酒屋風のお料理をいくつか。

「合鴨のつくね」

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串焼きはほかにも「砂肝」と「キモ(レバー)」をオーダー。

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「しめ鯖の刺し身」

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1時間あまりの滞在で、食べた飲んだ話した!

お店の方の接客もつかず離れずで、とても快適な夕飯をいただくことができました。ごちそうさまでした!

夕飯のあとのショッピング

帰りがてら、坊っちゃん列車もチェック。

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もう10時近くでしたが、商店街のお店はまだ営業しているところ多く、翌朝は早くから宿を発つ私たちは、いまのうちにお土産を買っておきました。

ここまで数時間の滞在ですが、道後温泉が人気の理由はとても理解できました。

松山市中心街からほど近く便利な場所にあります。共同浴場が点在し、屋根のあるアーケードで雨が降ってもショッピングや食事を楽しむのが簡単。地元のグルメもいろいろで食べ歩き、飲み歩きの楽しみもあります。

もちろん、豪華な温泉旅館もありますし、「無料相談所」の看板がお出迎えのネオン街もあり。

日本最古の温泉ということで、歴史的・文化的な香りも感じられます。

幅広い年代、いろんな好みの方が訪れても、そのひとらしく楽しめる温泉街だと感じました。次は娘たちも連れてきたいものです。

幸せ気分で寝落ち

この日は運転していた後輩たちも、早朝からお疲れ。ということで、お宿に戻ったら、二次会はせずに寝ることにしました。アラフォーの落ち着きですね。

私はベッドでしばらく本を読んでいましたが、寝落ちしてしまいました。

あれこれ見聞し、たくさんお話し、美味しいものを食べて、温泉に入って、お酒を飲んで、寝落ち。

とても幸せな1日でした。

スポット・お店情報

※詳しくはホームページなどでご確認のうえおでかけください

ふじや

愛媛県松山市湯之町7-23
TEL 080-1750-5454

利用料金 ドミトリー 2,000円

道後温泉 椿の湯

利用料金 大人 400円

営業時間 6:30~23時

道後麦酒館

愛媛県松山市道後湯之町20-13

TEL 089-945-6866

営業時間 11:00~22:00

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