小木港でたらい舟を体験。観光船やモーターボートなどのメニューも【佐渡観光スポット】

佐渡国際トライアスロンからの帰り道、時間が少しあったので、小木港近くで「たらい舟」を体験してきました。そこでは「世の中にはいろんな仕事がある」ことを実感。商品メニューの作り方の参考にもなりました。

目次

小木港でたらい舟体験

小木港は、佐渡と直江津を結ぶ港です。富山県に住む私が佐渡に向かうときは、たいてい直江津から小木へと入ります。

この小木港から歩いて3分程度の場所で、たらい舟体験が楽しめます。

たらい舟とは、岩礁が多い小木の海岸で、ワカメやアワビ、サザエなどをとるためにつくられた舟のこと。たらい舟が考案された明治時代は洗濯桶を利用したものだったそうです。そこから改良を重ねて、現在のたらい舟になったと言われています。

たらい舟の材料は杉と真竹です。大きさは、縦180cm、横140cmの楕円形。深さは55cmです。現在でもこのたらい舟を使った「磯ねぎ漁」と呼ばれる漁が行われています。

気軽に試せる価格のたらい舟

たらい舟体験を行っているのは、観光船や食堂などを運営する力屋観光汽船株式会社さんです。

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観光船の切符売り場で、たらい舟のチケットも購入することができます。

体験は7~8分程度で、価格は大人500円、子供300円とお手軽です。フェリー出発までの時間つぶしにピッタリ。

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この昭和感もたまりません。この桟橋の奥がたらい舟乗り場です。

漕ぐのは意外に難しい!

この日は平日ということもあり、待ち時間なく乗船することができました。

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ぐらぐらと揺れるたらい舟に乗り込みます。

女性の船頭さんが一緒に乗ってくださるので、流されてそのまま漂流……なんてことはありません。

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こんな感じで、この見える範囲で、ぐるりと1周回ってきます。

動力は船頭さんが持っている櫂1本。この櫂が輪にした紐に通してあるだけです。

紐をつっぱらせるように櫂を保ち、右に左に回すように動かすと進むのだそう。

小6三女がトライさせてもらうと、グルグル同じ場所を周るばかり。私に至っては、紐をつっぱらせることが、どうしてもできません。ピクリとも動かないたらい舟。

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写真には写りませんでしたが、海のなかには魚の影がちらほら。船頭さんが「あれは黒鯛ですよ」と教えてくださいました。

「働く」にはいろんな仕事がある

慣れた様子でクイクイと櫂を操る船頭さんのキャリアは2年ほどだとか。すぐには漕げなくて、1,2ヶ月は練習の日々だったそう。

そんな話を聞いた小6三女は、

「小さいころからここで舟を漕ぐ人を見ていて、憧れとったんかねえ」

としみじみ。

世の中には

「たらいで作った舟に人を乗せてあげる仕事」

という富山では見かけない仕事もあると見識を広げることができました。

1周回って最後は、船頭さんと記念撮影。

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桟橋にいるスタッフの方にスマホを渡して(落とさないかヒヤヒヤ)、撮影していただきました!

時間とお金がもう少しあれば、観光船やモーターボートも

もうちょっと時間があれば、観光船やモーターボートも面白そうでしたよ。

帰り際、モーターボートのお兄さんが声をかけてくださったのですが、あいにく時間ぎれ。

ただし、こちらは少し高めの価格設定です。

観光船(団体のみ)は大人1,500円、モーターボートは10分ほどで5,000円、35分ほどで15,000円(いずれも5人まで)でした。

気軽に楽しめるフロントエンド商品がたらい舟、ちょっと高額なバックエンド商品がモーターボートや観光船…というところでしょうか。

このように、「低価格から高価格」「短時間から長時間」とメニューを揃えておくと、お客はそのときの状況と懐具合に合わせてメニューを選べるのでいいですね。これは、一般の企業や自営業にも参考になります。

おやつはフローズンおけさ柿

モーターボートに乗るほどの時間はなかったのですが、もう少し出港までは時間があったので、海を見ながらしばしおしゃべりを楽しみました。

おやつは、力屋さんの売店で購入した、凍らせたおけさ柿です。

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おけさ柿は、佐渡の特産品。種のない甘みの強い柿です。最近は凍らせておいて、シャーベットのように食べるデザートを出すお店が増えているとか。トライアスロンのバイクコースを案内してくれた小林氏から伺って、食べてみたいと思っていたのです。

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最初はカチカチですが、少し溶けてくるとシャーベット、もう少し溶けるとゼリーのような口当たりになります。

小6三女と2人でいただきながら、名残惜しい気持ちになっておりました。

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