「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は、石川県立歴史博物館で2018年7月22日(日)まで。職人の技術とアイディアがお見事!【石川県金沢市の観光スポット】

 

石川県立歴史博物館で開催されている「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」を見てきました。エヴァンゲリヲンや刀剣が好きならもちろん、エヴァンゲリヲンを実は見たことがない私ですら、十分に楽しめる展覧会でした。

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【展覧会の入り口】

目次

おじいちゃんが見つけて孫を誘った展覧会

この展覧会のことを知ったきっかけは、私の父です。

新聞の記事を持ってきて、アニメや日本刀が好きな中3次女に

「これ、見に連れて行ってやろうか」

と声をかけたのです。

みれば、「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の文字。

全国の刀匠たちが、作品に登場する槍や刀剣、さらに作品からインスピレーションを受けたオリジナルの一振りなど、新作刀剣類を製作したとのこと。

「日本刀」と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の異色のコラボレーションです。

これは、見に行くしかないでしょう!

石川県立歴史博物館はレンガづくりの重厚な建物

会場となった石川県立歴史博物館は、一見の価値ありの建物です。

赤レンガの建物は明治時代に陸軍兵器庫として使われていたもの。外観は創建当時の姿を忠実に復元してあります。

この建物を見るだけでも、非日常を感じることができそう。

入り口からエヴァンゲリヲンまみれ

入り口を入るとさっそくエヴァンゲリヲンのキャラがお出迎えしてくれます。

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「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は、企画展です。チケットは会場がある2階で販売されています。

さあ、階段を上がりましょう。

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気分が盛り上がりますね!

2階でもキャラが並びます。

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展覧会は娘の解説で満喫

入り口はこんな感じです。

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コラボ作品は26点。「500点以上のエヴァグッズを見ることができます」t解説にありました(そんなにあったかな?)。

写真は一部を除いて撮影許可。SNS投稿歓迎という太っ腹さ。こういうのは、楽しいですね。

なお、有料の音声ガイドの音声は、「葛城ミサト」の役を演じた声優・三石琴乃さんが担当しています。

まず目に飛び込んでくるのは、大きなフィギュア。

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フィギュアは、高さ2m初号機のほか、レイ・アスカ等身大もありました。

頭身と太さが違いすぎていておかしいですね。

ジオラマや刀剣コラボフィギュアも展示されています。

 

この展覧会でひときわ目を引く作品は、間違いなく「ロンギヌスの槍」。全長332cmの大作です!

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壁には、ロンギヌスの槍の設計書。

制作シーンを紹介する動画も傍らで流されていました。

ねじねじの部分を捻り上げるところ、ものすごい迫力でした。

 

ここからは、コラボ作品の一部です。

※冒頭に展示されていた劇中の武器を表現した作品群は、写真を撮りそこねてしまいました。

エヴァンゲリヲンのなかに登場する大規模災害「セカンドインパクト」。どうやって刀剣で表現するの?と思いませんか。

こちらがその刀剣です。

大きな刃文で爆発のイメージを表現。この写真でははっきりと写すことができませんでしたが、渦巻きがうねる地肌に、線上の「砂流し」や刃文がちぎれたように見える「飛び焼き」などの模様がモヤモヤしています。

茎に刻まれているのは、セカンドインパクトの日。柄本には、エヴァンゲリヲンに登場する秘密結社の紋章が刻まれています。

なるほど、そうきますか。と、感心、感心。

 

キャラクターをイメージした作品は、娘の解説で私も楽しみました。とくにびっくりしたのは、こちら。

刀身に「アスカ」が彫り込まれています。こんな刀は初めてみました。

作るのも研ぐのも大変難しいらしく、解説も面白い。

「逃げちゃ駄目だ」の精神で、不可能と思われた「アスカを彫る」を可能にしたそうです。※「逃げちゃ駄目だ」は劇中で有名なセリフです。

また、こちらもかっこいい作品です。「龍と槍」という脇差。

漆で山吹色を出すのは難しい技術だとか。

ところで、お気づきになりましたか? 女性キャラの帯の模様は、バリア「ATフィールド」模様ですね。

 

こちらは海をイメージした拵がとにかく美しい。鮫皮の柄もいいですね。

金工などさまざまな職人技によって作られています。

 

さて、これは誰をイメージしたものか、おわかりになりますか?

はい、綾波レイ仕様です。

赤い石はレイの瞳をイメージしています。

こうした作品が、ずらりと並んでいました。

こうした作品は、刀関連の職人さんのほか、造形作家やデザイナー、漫画家など様々なクリエーターがコラボして生み出されました。

解説では「アイディアに驚いた」など、新しい提案や企画に戸惑ったり驚いたりワクワクしながら、それを実現しようとする職人らの思いも紹介されていました。

こういう異業種の掛け算から生まれる新しい作品は、本当に素晴らしい。面白い。そんなふうに感じさせてくれる解説も興味深く拝見しました。

このほか、私が感激したのは撮影不可の資料です。特に、エヴァンゲリヲンの企画書と設定資料は熱が溢れ出すようで、撮影不可ならせめてと見出しをメモして帰りました。

新劇場版複製原画は、イラストを描くのが好きな中2三女が見入っていました。

このほか、ケースに入った日本刀を持ち上げることができるコーナーでは、その重さを体験できました。すごく重くて、2刀流は絶対無理!と実感できました。

ミュージアムショップでは、おしゃれだったりかわいかったりなエヴァンゲリヲングッズがいっぱい。また、職人さんが銘を彫り込んでくださるエヴァンゲリヲンキーホルダーもありました。ファンにはたまらない場所かと思います。

見応えありました! 金沢ではあと1週間です。

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エヴァンゲリヲン好き、刀剣好きの方はぜひ。

開催概要

期間:2018年6月8日(金)~7月22日(日)9:00~17:00
開催場所:石川県立歴史博物館 いしかわ赤レンガミュージアム
石川県金沢市出羽町3-1 TEL:076-262-3236

チケット:
大人 前売り700円/当日900円
中高生 前売り500円/当日700円
小学生 前売り300円/当日300円
※未就学児無料

商店日報

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